バリュー投資に騙されるな!

バリュー投資に騙されるな!

PR

Favorite Blog

2024~25主力株概況3… New! みきまるファンドさん

Comments

MEANING @ Re[1]:逆イールドカーブ解消(11/02) 青野菜さんへ これから不況入りすれば下…
青野菜@ Re:逆イールドカーブ解消(11/02) 不況入りでもファンダ重視します。 しかし…
MEANING @ Re:今年はとてもやり易い相場(09/14) 億り人宣言とは恥ずかしいですね…。 相変…

Free Space

楽天以外のお気に入りブログ

株は最高のゲームだ
あらなみの里


いつか本を出版したいという夢があります。
もし出版しても良いという出版社の方がいらっしゃいましたら、ご連絡下さい。
meaning756@hotmail.com



たまにyoutube動画配信もやってます。
動画一覧ページはこちら
2007.09.27
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
信用取引をやったことがない人に信用取引の恐ろしさについて説明する時、一番分かり易いのは建玉の損切り時だろう。建て玉を損切りする時に発生する損金については、証券口座内の現金残高から差し引かれる。この時、損金以上の現金残高がなかった場合、現物株を売却して現金を確保しておかなければ欠損金が発生する。欠損金が発生した場合は追証発生となる。追証については、後日述べる。
現物株であれば、安い時に売って高い時に買い戻さない限り、保有する株数が減少するという事にはならない。株価が変動していても、企業の業績に変化がなく、また増資しない限り、ファンダメンタルの観点では価値は変わらないと解釈できる。しかし、現金がなくなるまで現物株を購入し、更に信用買い(売り)をするという信用2階建て取引の場合、損切り時には追加資金を投入しない限り、確実に保有株数が減少する。
そうであれば、十分な現金を確保した上で信用買い(売り)をすればいいのではないか、という考え方もあるだろうが、基本的にあまりお勧めしない。信用取引には建玉に相当する金利が発生するのだ。なるべく現金を確保するより、現物株の比重を高めた方が良いというのは複利計算をやってみれば明らかだといえる。
金利について。建玉にかかる金利については、建て玉を決済した時に清算される。つまり、建て玉を売却しなければ、金利支払分の為に損金が発生する事はない。欠損金が発生することもない。建玉を決済した時以外で損金が発生するのは、精々手数料くらいのものである。しかし、金利分は建玉評価損益に反映されるので、維持率に影響するという点は忘れてはならない。維持率については、後日述べたいと思う。信用取引の肝となるのはこの維持率である。なお、意外に知られていないが、現在の日本の信用建て玉にかかる金利は世界的に見ても、歴史的にみても低水準である。


僕はこれらの信用取引についてのトリッキーなルールに恐ろしさを感じなかった為、多くの建て玉を持ち続け、被害を大きくしてしまったようだ。
実はこれらを骨の髄まで体験し、実感した今でも、実は余り恐ろしさというのは感じていない。
信用取引は、実際に経験してみないと分からない事が余りにも多い。しかし経験した人は、例外なく結論だけを簡潔に述べて終わりにしてしまう。その事が信用取引に対する偏見を生む。今回「むぎゅ。」では、信用取引に対する誤解や曲解を一つ一つ解いた上で、最後に総括をしたいと思う。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.09.27 10:02:04
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: