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夜逃げ屋、久しぶりに帰ってまいりました。この数日というもの、パソコンに触ることすらできませんでした。とある山中にこもっていたのです。何をしていたかというと、何と!徳川家の埋蔵金を探しに行っていたのです。過去、テレビなどでも様々な探検隊が探しに行って、結局何もないというアレです。今回の場所も言えません。とある歴史的資料を基に特定した場所です。信じて探し続けてる人もたくさんいるので、秘密です。それにしても、徳川の隠し財産があるなんて、ものすごくワクワクしませんか?まあ、ほとんどの人は「そんなもの、あるわけないじゃん」と思っているでしょうけど、絶対にないという資料はなく、あるという資料がたくさん存在することを考えれば、探してみるのもおもしろいと思いませんか?さすがに仕事を辞めてまでして専念することでもないかも知れませんが、中には本気で信じて、全人生を賭けているような人もいるのです。私もそういう人が本当にいることを知って驚きましたが・・・ ^^;お金って、いつの時代も欲望や怨念などに縛られているものだと思います。たとえ江戸時代であっても、お金の価値観そのものは変わらないと思います。ただ、使う目的は今ほどたくさんあるわけではなかったでしょうから、「宵越しの金は持たない」などという江戸っ子気質があったのでしょう。町民はともかく、殿様級の人たちにはお金は欲望と怨念に包まれたものだったかもしれません。そんな当時の隠し財産がどこかにあるとしたら、ぜひ見たいと思いませんか?何を思い、誰がどんな目的で大金を埋めたのか…お金はロマンですよ。いろんな人の手を渡り、商売の道具としていろいろな取り引きを見てきています。今サイフの中にあるお札やコインの一つ一つに、たくさんのドラマがあります。遠い昔に活躍していたお金たちがタイムカプセルのように現代に掘り起こされた時、それらはどんなドラマを私達に伝えてくれるのでしょうか。結局私達一行は見つけることができませんでした。それでもやはり、徳川の埋蔵金はある!と信じたいですね。 ^^
2004年08月01日
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人間だれでも、生活しているだけでさまざまな支払いが発生します。今は便利な世の中なので「自動引き落とし」というシステムがあります。銀行にお金を入れておけば忘れずに支払いができるという画期的な支払い方法です。しかし、私はこのシステムが大嫌いなのです。支払いそのものがキライなのはもちろんですけど、支払いはキッチリしていますよ。ただ、支払いのタイミングは自分でコントロールしたいのです。使い道を自分でよく考えて、的確にお金を動かしたいと思っています。そのおかげで最大限にお金を活用できていると思っています。ところが先日、大変なことになりそうでした。携帯電話の料金を払うつもりでいたのですが、家に帰れない多忙な日が続いていて、払い込み用紙が手元にない状態になりました。そのうち刻々と電話が止まる日が近づいてまいりました。私が使っている携帯電話会社の支払いは、払込用紙がないとコンビニで払えません。指定口座に振込みをしなければいけないのですが銀行にも行けず、携帯からのネットバンキングには暗号カードのようなものが必要で、それもない。おかげで明日にも電話が止まりそうという危機感を味わいました。何とか寸前で払うことができました。便利さに任せずに自分の判断でお金を管理することは、適切なお金の使い方ができるので非常に私には合っています。でも、ちょっとタイミングが狂うと大変なことになってしまいます。電話が止まってしまったら、商売上信用を失うことにもなりますからね。ホントにあぶないところでした。でも、自動引き落としにはするつもりはありません。
2004年07月22日
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最近かなり多忙でして、なかなか更新できないのが残念です。実は、時々テレビ番組制作のお手伝いをすることがあるのです。多重債務カウンセリングのかたわら、夏はイベントが目白押しで休む暇もありません。忙しいことは楽しくていいことだと思います。ところで、今回は全然お金と関係ない話です。毎日仕事で顔を合わせる社長さんがいるのですが、その社長のお父様(68)が末期がんで入院されたのです。社長もずっと付き添いで病院通いをしていました。先週のある夜、医者から「今日、明日がヤマですね。」と宣告されました。悲しみにくれた社長は、せめて一分でもいいから長生きして欲しいと思って、普段から自分で飲んでいた得体の知れない栄養ドリンクを、医者の目を盗んでお父様にムリヤリ飲ませたそうです。食道がんが悪化して何ものどを通らない病人に、水差しで注ぎ込んだというのです。当然むせて咳が止まらなくなり、一時はヤバイと思ったそうです。翌日の昼間、社長の携帯に医者から電話があり、「お話したいことがあります。」ああ、とうとう亡くなったかと思い病院に行くと、医者が驚いていたそうです。「不思議と元気なんです…。」もちろん、栄養ドリンクのことは秘密でした。その後、内緒で飲ませ続けたところ、見る見る回復してきて、たった一週間でペラペラ喋るは、こっそりお菓子食べるは、しまいには歩けるようになったそうです。これが事実なのでびっくりです。医者も自分の誤診を疑っているくらいだそうです。この栄養ドリンク、正体は不明だそうです。知人から「田舎では身体にいいって有名なんだってさ」と言われて飲んでいるのだとか。実際に体調が非常によくなり、無駄なお腹のふくらみもなくなって、毎日が元気に仕事できるみたいです。周りで見ていてもそう思います。今日はこの栄養ドリンクを売りたいわけではありません。何しろ正体不明なのですから。ただ、今日明日の命だと宣告された末期がん患者が、飲んだ翌日から本当に快方に向かったのです。なので、身内に末期がん患者がいて、もう余命数日という方がいらっしゃるなら、飲ませてみるのもアリかな?と思いました。社長は、もし試してみたいという方がいるのであれば、差し上げてもいいそうです。(くどいですが、販売したいわけではありません。)ホントにひとつの命が助かったのですから、他にも助かる人がいるのなら、こんなにいいことはありません。私も母親を癌で亡くしていますので、藁をもすがる気持ちはよくわかります。ネットでこんなことを書いてもいいのかわかりませんが、お手伝いできることがあれば幸いです。お問い合わせはメールを送ってください。もし、このコラムが違法だということであれば、速やかに削除いたします。
2004年07月18日
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近頃の日本経済は徐々に活気を取り戻し、景気も上向きとのことです。銀座周辺もブランド品の販売店が賑わっているようです。しかし、私の周りで景気回復を実感している人はあまりいません。ボーナスが上がったというサラリーマンでさえ、未だに先行きの不安を感じています。本当に景気は回復状態なのでしょうか?経済関連の情報量は非常に多く、1日のうちで正反対の情報が錯綜している今、正誤の判断はとても難しいと思います。先日、知人が国民金融公庫から、数百万の融資を受けました。バーの開業資金でした。不動産担保は無しで、です。これには驚きました。いつからこんなに審査が甘くなったのか…経済状況の判断材料は様々だと思いますが、企業の設備投資額はアップしているそうです。銀行や国金が貸し渋りをやめて、融資を増やしているのでしょうか。だとすると、経済はますます混乱してくることも予想されます。企業は融資を受けて設備投資や新企画に取り組むことも必要です。そのおかげで経済が前向きになっていくからですが、万が一、本来は倒産しているはずの企業が融資を受けて生き残っているとすると、何も改善されず借金だけが膨らんでいくことになります。焼け石に水です。このような事が起きているとすれば、あとでとんでもない事態になるかもしれません。連鎖倒産が相次ぎ、大型不良債権が続出して、今まで以上の不景気にもなりかねません。また、業績が黒字になった背景には、リストラによる人員カットの影響も多いでしょう。失業率は改善されていると言いますが、実際は失業率にカウントされていない失業者は増えているように思います。参院選も終わり、野党が勢力を拡大したことがハッキリと結果に出ました。まだまだ明るい材料の乏しい日本経済。今後、どうなっていくのでしょう。消費者が景気回復を実感できないうちは、個人消費も伸び悩むと考えられます。ネガティブな発想はしたくありませんが、一方的な情報だけでは判断できません。実際にお金で煮詰まっている人は増えています。景気のせいもあるでしょうけど、お金に対する考え方が変わらない限り、増え続けるでしょう。同じように企業の方針や体質が変わらない限り、融資が増えただけでは、ただの延命治療に過ぎないと思っています。
2004年07月12日
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ギャンブルなどでお金がなくなってしまうと、ギャンブルで取り返そうとする人が大勢います。お金の都合がつかないときは、良くない考えになりがちです。前出のようにギャンブル、スリ、置き引き、詐欺、強盗、異性をだまして… など。世の中、そんなにうまくいくものではありません。そういう考えは絶対にやめて下さい。返済のための借金もいけません。やはり、仕事をして稼ぐのが一番です。しかし今の仕事も手一杯だし… そんな時に現われるのが「もうかりそうな話」です。あやしい内職やネズミ講などがそれです。お金に困ってる時にそんな話を聞くと、「今まで苦労した分、運が向いてきた!」などと思ってしまって、つい手を出したくなります。でも、本当に世の中そんなにうまくはいきません。類は友を呼ぶ法則に従って、お金にツイてないときはツイてない話ばかり舞い込んでくるものです。誘う方だって、「アイツは金に困ってるだろうから、話に乗ってくるだろう」と考えています。内職全てがいけないわけではありません。多額の契約金が必要だったり、高価な道具を買わされたり、初回カウンセリング料が高額だったり…は危険が多いです。ネットワークビジネスも素晴らしいものがたくさんあります。でも良くわからない商品を売り続けるのが目的だったり、会員を殖やし続けなければいけないようなものはやめたほうがいいでしょう。ネットワークビジネスでの成功の根本はそういうものではありません。これからは仕事をするためには資格が必要な時代になると言われ、興味もないのに通信講座を契約したり、外国語講座を受講するなども、よく考えてからにして下さい。お金は働いて稼ごうと思うのは決して間違いではありませんが、一歩間違えば火の海に落ちてしまいます。「これなら簡単にできるかな。」 そう思った時は必ず立ち止まって下さい。多重債務に陥ってしまった人は、「断る勇気がない」という人がとても多いのも事実です。
2004年07月10日
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包丁で同級生を刺してしまった小学生の事件は、みなさんもご存知でしょう。悪口を言われていて、いじめられていると感じていたことを誰にも相談できず、思い悩んでいたということのようです。自分の悩みを他人に話すのは勇気のいる事ですから、気持ちはわからなくもありません。非常に残念な事件だと思います。このニュースを見て、多重債務におちいってしまった人の心理に酷似していると感じました。友達から悪口を言われている、いじめられている、などという話は誰にでも話せる話題ではありません。借金問題も同じです。誰にも相談できなかったことが事態の悪化につながるケースが多いのです。自分ひとりで悩むというのは、非常に孤独です。毎日が孤独との戦いです。孤独に耐え切れなくなった時が、最悪の事態を招くものです。よく「借金ごときで自殺するなんて…」と思うことがあるでしょう。それは借金に悩んで孤独を味わったことがない人かもしれません。孤独になるということは、非常に不安で、恐ろしく、思考が全く正常に機能しません。借金で自殺したというより、孤独に耐えられずに自殺したと言えると思っています。この小学生も、非常に孤独だったのではないでしょうか。「誰かが気付いてあげれば…」というのはよく言われることですが、人間は(特に子供ならなおさら)孤独な人を避ける傾向があるので、周囲のフォローというのも少なかったのではないかと思います。他人(特に大人)の前では元気なふりをしたりするので、わかりづらかったかもしれません。多重債務者も同じです。他人には自分の窮地を感じさせないように努力しますので、気付きにくいのです。もし自分が孤独だと感じたら、とりあえず挨拶をするなど、何かしら他人とのコミュニケーションを取るように心がけて下さい。そして子供達には絶対に孤独にならないように接してあげて下さい。
2004年07月07日
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今日、私用で自動車解体業者さんのところに行ってきました。最近は鉄の需要が多くて商売繁盛しているそうです。その解体屋さんの事務所には貯金箱が置いてあって、小銭がたくさん入っていました。募金でもしているのかと思って聞いてみたら、解体車両のシートの隙間には小銭がたくさん落ちているのだそうです。それを集めて寄付をしているとのことでした。バブルの時代はお札が落ちていたことも多かったそうですが、さすがに今は1円~100円玉までがほとんどのようです。実際に解体中の車があったので見せてもらったら、その1台で384円ありました。なかなかバカにできない金額ですよね。確かに有料道路の料金所でおつりをもらうと、床やシートの隙間に落としちゃったりすることもあります。私はかなりケチですので、手が汚れようと金具でケガをしようと、落とした小銭は必ず拾います。皆さんも一度、車のシートやカーペットの下などを点検してみて下さい。500円玉など発見してしまったら、すごく儲かった気分になれますよ。元は自分のお金なんですけどね。 (^^;)
2004年07月06日
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ここ数日、忙しい毎日を送っています。私は仕事柄、裁判所に行くこと多いのですが、テレビドラマに出てくるような法廷には縁がありません。自己破産の手続きは全て裁判所で行われますし、債務整理なども裁判所で話し合い等をします。ですが自己破産などの場合、裁判官や裁判書記官の方と面談を行ったりするのは、たいてい会議室のような小部屋です。なので私にとって裁判所というと、「会議室のような小部屋」を思い浮かべてしまいます。裁判所=会議室というイメージの私にとって、非常に印象深い映画があります。『十二人の怒れる男』という映画です。裁判所に行くたびに思い出してしまうこの映画、裁判にまつわるストーリーです。観た方はいらっしゃるでしょうか。この映画の面白いところは、殺人罪に問われた少年が有罪か無罪か、狭い小部屋で陪審員達が話し合うのですが、最初から最後までこの小部屋で話が展開していくところです。小部屋の中は外部との接触を断たれた12人の陪審員が証拠を検証し、全員一致の評決に達するまで激論を繰り広げます。「密室劇」とでも言うのでしょうか。一つの部屋と12人だけで構成されている映画。シンプルなのにものすごい緊張感があります。これはアメリカの陪審員の映画ですが、日本でも裁判員制度が導入されますので、観ておいてもいいと思います。私にとっての裁判所のイメージは、どうしても「小部屋」なんです。
2004年07月02日
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女性のために犯罪を犯してまでお金を調達し、貢いでいた男達。私の知る限りでは、全てのケースで女性を口説くことに失敗しています。1980年代風に言えば、CはおろかAすらさせてもらえない。目的を遂げられないままお金だけ引っ張られていたわけです。彼らは相手の女性のこと以外は頭にないような状態だったのでしょう。いくら注ぎ込んだのかも、おそらく全くわかっていなかったと思います。借金→詐欺→恐喝→強盗という順番でお金を作って、合計2000万円以上を女のために使ったという例が、以前ありました。この男は全国指名手配後、逮捕されたそうなのです。そこで借金を踏み倒された被害者達が連名で警察に問い合わせたところ、個人情報なので逮捕されたという事実があったとしても教えられない、とのことでした。借金問題は民事なので、警察は介入しないということです。その後どこの刑務所に入っているか、いつ出所するのかなど、被害者であっても一切の情報は得ることができませんでした。お金を貸した人たちは、事実上泣き寝入りです。こういう男達は女性を口説くためにはお金しかないと思っていたのでしょうか。ここは恋愛ブログではないので、女性の口説き方について書くつもりはありません。だけどお金をエサに女を釣ろうだなんて、愚の骨頂だと思います。まあ、時には見栄を張らなきゃいけない場面もあるかもしれませんが、やはりお金がないなら、ないなりの方法でアプローチしていくのが一番ですよね。万が一お金を使いすぎてしまって、それでも相手の女性が振り向いてくれない時は、失敗だと思ってさっさとあきらめましょう。それで心配してくれない相手なら、付き合わなくて正解ですよ。どうやって女性を口説くか悩んだ時は、お金がかかりそうな方法はなるべく採用しないで、自分の魅力を引き出せて、身の丈にあったことを考えて下さい。お金の使い方や使われ方は、その人の性格が見事に出ますよ。
2004年06月29日
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私に相談をしてくださる方の中に、犯罪の被害者になった方がたくさんいます。なので、今までお金のために犯罪を犯した人たちをたくさん見てきました。借金の踏み倒しからはじまり、恐喝、詐欺、横領、強盗… いろいろな方法で短期間にお金を工面するために犯罪に手を染めてしまっています。なぜそこまでしてお金が必要だったのか。私が今まで見た中では、女性に貢ぐために必死に工面していたパターンが一番多いです。そういう人はたいてい借金まみれなのですが、その目的も女です。そして借金をしたことすら忘れ、返済する気は全くなく、次々と荒っぽい方法で気に入った女性のためだけにお金を作ります。相手の女性は、パブやクラブのホステス(フロアレディー)さんがほとんどですね。お店で金持ちぶって、休みの日には高級レストランで食事、豪華なプレゼント…湯水のように、派手にお金を使います。相手の女性はおかしいとは思わないのでしょうか。男が他人のカードを使ってると知りながら、限度額いっぱいまで買い物をしていたという、ひどいケースもありました。カード会社からの資料で、明らかに女性のものと思われるサインがしてありました。カードの名義は男性なのに。一度だけ、貢がれた相手の女性に会ったことがあります。男の貢いだお金が犯罪によるものだと説明しても、私には関係ないという態度でした。頭にきましたね。どうしてこんな女に魅力を感じたのか不思議でした。私のお客様はこんな女のためにお金をだまし取られたのかと思うと、この女が許せなくなってきました。確かに彼女の言うとおり彼女には無関係だし、憎むべきはお金をだまし取ったヤツなんですけどね。やりきれない気持ちでいっぱいでした。普段はものすごくおとなしい男や女性に対してオクテな男も、ひとたび女性にのめり込んでしまうと何をするかわからないというのもコワイです。実際犯罪を犯さないまでも、女のために借金まみれになる人は多いです。逆に男性のために借金まみれになる女性も多いですけどね。異性と言うのは、人の性格さえも狂わせてしまうものなのでしょうか。お付き合いしている相手のお金の使い方は、充分に観察したほうがいいかも知れません。観察なんていやらしいですが、お金に関しては重要なポイントだと思います。
2004年06月28日
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昨日、とある有名な公園に友達と散歩に行きました。いつものことですが、そこでは外人の大道芸人がパフォーマンスをしていたのです。私は路上パフォーマンスが大好きなので、一番前で陣取って見ていました。目立つ場所にいたので、手伝いをさせられたりして楽しませてもらいました。もちろんショーが終わったあとで帽子の中にチップを入れました。一緒にいた友達は「どうする?100円ぐらい入れておこうか?」と言ってましたが、私はサイフから1000円札を出し、帽子に入れてきました。友達はあまりの高額に驚いていました。私の金銭感覚を疑ってるような顔つきでした。「ま、二人で1000円だから、いいじゃん。」と言っておきましたが、一人でも払ったでしょう。たった15分ぐらいでしたが、外人のくせに喋りはうまいし動きも良かったので、私は1000円分、充分に楽しませてもらいました。大道芸というとバカにする人が多いですが、あれは非常に難しい仕事だと思います。芸の技術はもちろん、話術や細かい動きも計算が必要です。しかも、お客さんは芸を見にきたわけではありません。最初からお金を払うつもりもなく見ています。そんな、たまたま見てる人に楽しんでもらって、お金をもらう。すごいことだと思います。払う方だって、ここでサイフを開けるとは全く予想してなかったでしょう。散歩してる人、デートしてる人、考え事してる人、偶然そこにいただけのいろんな人から、お金をもらっちゃうんですよ。童話 「北風と太陽」みたいですよね。恐喝みたいに脅かしてお金を取るんじゃなくて、心を暖めて楽しませてお金を取っていく。パフォーマンスもお金稼ぎも芸当と言えると思いますね。こんな素晴らしい芸当を持ってる人は尊敬します。一日でいくら稼げるのか知りませんが、さらに芸に磨きをかけていただきたいという願いをこめた1000円でした。
2004年06月27日
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夜逃げを計画している人の中には、切羽詰まって一歩も外に出れないという人がいます。お金がなくて出れない、追われている、居留守をきめこんでいる、などなど。買い物も行かずに、一体どんな生活をしているのでしょうか。今日、親しいリフォーム屋さんが遊びにきました。昨日は夜逃げの片付けの仕事をしたらしいのです。その逃げた家主は、外に出ないで生活していた様子が伺えたそうです。外に出ない人はゴミを出しません。なので家中ゴミだらけになっています。そのゴミを見ると、何となく逃げる前の生活が伺えるものですよね。昨日の場合、ゴミの90%ぐらいがお菓子の袋だったそうです。察するに、スナック菓子(ほとんどベビースターラーメン!)を大量に買い込んで食事がわりにし、水を飲んで生活していたようなのです。お金がなかったというのは想像つきますが、サラ金などの請求書が一切残っていなかったので、借金から逃れるための夜逃げではなさそうだということでした。ただ、家賃と電気代は滞納していたそうですが…。仕事がなく、または仕事をせず、生きる目的を失ってしまったのでしょうか。何があったのかはわかりませんが、まともではありません。いろいろな夜逃げがありますが、こういうのは心配というか、ちょっと悲しい感じですね。
2004年06月25日
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以前、サイフを落とした友人の話を書きましたが、後日談があります。サイフは警察署に届けられていました。免許証や身分証明書、カード類は無事でしたが、中に入っていた現金約6万円は無かったそうです。そして、その後の2週間のうちに携帯電話を二度も踏んで壊してしまいました。携帯を買い換えた直後に借りた車をぶつけてしまい修理代弁償。奥様にはバカダンナとののしられて大喧嘩… 喧嘩は別にしても、散財の多かった1ヶ月だったようです。お金に全くツイてません。そんなことってあるんですね。『類は友を呼ぶ』という法則があります。実は、これに見事に当てはまるような気がします。体調が悪かった、悩みを抱えていたなど言い訳はいろいろあるでしょうけど、散財が散財を呼んでいるとしか思えません。お金にツイてない人の周りには、同様の人がいたりするものです。ひどい場合は、その仲間同士で借金の額や不幸の数を自慢しあったりしています。刑務所で初犯より前科10犯のほうがエライと言わんばかりの状態です。同じようにツイてない人がいて安心するのでしょうか、そういう集まりに居心地の良さを感じます。するとお金が無いことに慣れて、それが当たり前のようになってしまいます。普段借金に追われてる人にとっては、借金仲間は心のオアシスのような存在なのですね。類は友を呼ぶ法則は、実際に存在するのです。自分が多重債務者で、周りに多重債務の仲間が多い人は気をつけて下さい。借金地獄から抜け出したいなら、そういう仲間と今すぐに付き合いを絶って頂きたいところですが、せめて借金額を自慢しないで下さい。全然エラくありません。そして「まだ平気」とか「何とかなるよ」とか「君の500万の借金なんて小さいよ」とか、「借金は自分の信用の度合いだ」とか「お金なんかあるわけない」とか、そういった捨て台詞は一切言わないように心がけて下さい。その言葉が立ち直りにブレーキをかけてしまいます。実は、前出のツイてない友人は「ツイてないよ」とか「うまくいかないよ」とか、ネガティブな言葉ばかりを口にしていました。すると恐ろしいほどにお金が出て行く事件が次々と起こったのです。これは事実です。自分の身体から出ている不調の波が、さらなる不調を呼び寄せているように思います。『類は友を呼ぶ』。本当に恐ろしい法則ですよ。これについては、後日もっと詳しく書いたほうがよさそうですね。
2004年06月24日
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ボーナスのおかげで借金で苦しむようになってしまった。そういうことが実際にはあるんです。多いと言っても過言ではないと思います。予想できる最大の原因はボーナス一括払いやローンのボーナス併用払い。思ったより出なかったとか、他に使う用事ができたりして支払いが厳しくなるパターン。ボーナス一括で買い物をしてる方の中には、支払いのことなどすっかり忘れてたということもあります。そういう金銭感覚は非常に危険ですよね。ボーナスで一時的にまとまった金額が入ると、ギャンブル心に火がつく人もいます。大きく賭けて大きく儲けようという期待に胸が膨らんできたりします。これで成功した例より失敗した例のほうが多いのは何となくわかりそうなのですが…。本来支払いをすべきお金までギャンブルに注ぎ込んでしまいます。せっかくの借金を減らすチャンスを逃してしまうなんて、この先も楽になることはないと思ったほうがいいかもしれませんね。そのほか、いけないのは返して借りる人。とりあえず返済をして体裁を保っておいて、また借りる。それで借金が減るはずありません。逆に借金を増やしていることに気付いていないわけです。借金病もこれに含まれます。病的なものについては、また機会をあらためて書きますね。ボーナスを無駄に遣わずキッチリ支払いを済ませたのに、急に借金苦になる人もいます。支払いをした後、あれだけあったお金が全然残っていない!そう思ってはじめて自分に多額の借金があったと実感するのですね。びっくりして今突然に多重債務者になった自覚が芽生えます。ちょっと遅いんですけどね…。今まで細かく借金していて特に支払いも遅れていない、金融業者にとって比較的優良な顧客に多いパターンでしょう。でも、この段階で気付く人は立ち直りも早いです。トータルでいくら借りていて、毎月いくら返しているのかなど、自分の債務状況を把握していないだけですから、キチンと整理すれば何とかなる人が多いです。この中にあてはまるという方、いらっしゃいますか?借金で悩んでいる人は、自分の問題点を見つけることが解決の第一歩です。ボーナスをもらった今、その使い方はもちろん、今までのお金の使い方をもう一度見直すいい機会だと思います。
2004年06月23日
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今日は休息日にしました。というのも、武道館にコンサートを観に行ってきました。それも「松田聖子」。(^^)聖子ちゃんのコンサートは初めてでしたが、そんな私でも充分楽しめました。…というより、ハマリました。彼女、もう42歳なんですね。全然トシを感じない悩殺ファッションに、もうメロメロですよ。聖子ちゃんなら、40代でもOK! ストライクゾーンですね。結婚して欲しいなぁ。 僕じゃダメですかね?武道館に入って、観客が何人でチケットがいくらで、会場使用料がいくらで…なんて、職業柄お金のことを考えたりしちゃいますが、今日はそんなこと忘れてはじけました。帰りにCDを買っちゃいましたので、今日は聴きながら寝ます。すみませんが、これにて失礼します。
2004年06月21日
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夏のボーナス時期がやってきました。思ったより出た人、少なかった人、なかった人、いろいろだと思います。もらった皆さんは、有効に使っていますか?度々ブログにも書いていますが、私は多重債務の方々のカウンセリングをしています。ボーナス時期は、借金を抱えた人も支払いがラクになるだろうと思います。が、実際はそうではありません。この時期は借金で悩む人が増えるのです。おかげで、最近は非常に忙しくなっています。不思議に思う人は、借金とは縁がない方かもしれません。次回は「ボーナスで借金苦になるのはなぜか?」に迫ってみたいと思います。Stay Tune!!
2004年06月20日
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NTTドコモ、携帯電話で決済できるFelicaサービスを7月上旬から開始(2004.6.17 WebBCN より) かねてから話題になっていた電子マネー機能搭載の携帯電話。「おサイフケイタイ」というコンセプトで、ついに発売になります。電話なのか、カメラなのか、おサイフなのかわからなくなってきます。 (^^;)今や小学生も使っている携帯電話、ここまで進歩していいのでしょうか。喜ぶべきか、憂いを抱くべきか…便利になることは素直に喜ぶべきだと思います。日本の技術を世界に誇るべきだとも思います。でも、使う人間が何の進歩もないまま便利さだけが先走っているような気もします。この携帯を持っていればコンビニで買い物ができる、ジュースも買える、電車も乗れる。今後はもっと利用範囲が広がるでしょう。最初は不安で使うことをためらうかもしれませんが、一度使えばすぐ慣れます。消費者金融のキャッシングカードと同じですね。初めのうちは1万円のキャッシングも躊躇します。「金利高いんだよな…。借りちゃっても平気かな…。」って思ったりするのですが、一度借りてしまうと、3万、5万、10万… いつのまにか限度額いっぱい。毎月の返済額は変わらないので、借金してる感覚が薄れるんですね。これはキャッシングに限らず、リボ払いで買い物をするのも同じです。心配な人は、おサイフケイタイなんか買わなければいいのかも知れませんが、買い物好きな人は、どうせ買うなら最新型の多機能ケイタイを買おう!なんて、得てしてそういうものです。そしてその機能をフル活用することでしょう。お金を使うという行為が、こんなにも気軽にできるとは…買い物天国と借金地獄は背中合わせだということを忘れてはいけませんね。
2004年06月17日
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私がアメリカに行ったのは二度、7年前と6年前。最初はロサンゼルス、次はロス~ラスベガス~ロス。仕事がらみだったけど独りだったので、ほとんど自由行動でした。レンタカーで観光地はもちろん、行き当たりばったりのドライブを楽しみました。ロスとその近隣の街で気付いたのですが、スーパーや商店のまわりに、やたらと1セント硬貨が落ちてるんです。日本人のイメージもあるので、人目を気にしながら拾ったり拾わなかったりしてました。最初は、アメリカ人はサイフを持ち歩かないでお札はマネークリップ、小銭はポケットに入れてるから、つい落としちゃうんだろうな…って思っていました。しかし、ついに見たのです。露天の店で買い物をしていた男性が、もらったおつりの1セント硬貨を投げ捨てたのです。Oh my god!! もう、びっくりですよ。私はそれを拾いたかったのですが、捨てた小銭を拾ってるところなんて見られたら、JAP!だの黄猿!だのとののしられたあげく、身包みはがされそうな危機感があったので、見て見ぬふりで素通りしました。これは西側の、ごく一部で見た光景ですが、最近行った、もしくは今住んでいる人。今はどうなんでしょうね…アメリカのことはよくわかりませんが、カードや通販が発達していて、お金に対する感覚が日本とは違うな~って、その時は思っていました。しかし、近年の日本でも便利にお金を使えるシステムが急成長しています。カードの乱発が社会問題になるどころか、今や電子マネーなどという得体の知れないものまで登場してきました。手元に現金が無くても買い物ができるというのは、経済効果に非常に大きなメリットがあると思います。でも、それを使う人間のマネー意識そのものは、まだ昔のまま全く発達していないような気がします。今、サイフやポケットにある1セントや1円玉がなくても、カードさえあれば困ることはない。小銭持ってるなんてカッコ悪い。邪魔なコインを持って歩くぐらいなら捨てちゃえ。そんな世の中になってしまいそうで怖いです。街中がそんな雰囲気に包まれ、しかも誰も拾わないなんて。捨てられた1セント硬貨だって、立派なお金です。なぜ大切にできないのか…日本人でも1円玉を粗末に扱う人、たくさんいると思います。これだけカード破産が話題になっていても、実際に自分の身に降りかかってこないとなかなか実感できないものだと思います。まさか自分が多重債務におちいるなんて思ってもいなかった… っていう人ばかりです。便利になればなるほど感覚がマヒしてきます。多重債務者や自己破産者が、今後ますます増えそうな不安がありますね。
2004年06月16日
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昨日の武勇伝(?)には続きがありました。私が大負けしてしまった1ドルコインのスロットマシーンは大当たりすれば数億円も夢ではないという、機械任せの超ハイリスク・ハイリターンなので、人気がありません。両替係のおばさんも暇そうだったので、負けた腹いせに世間話をしました。「昨日買ったヴィトンのバックは日本に帰ったら女にあげずに売っちゃうよ」「へ~、娘さんいるんだ。今日からお母さんって呼んでいいかい?」「オレもアメリカ住みたいな~」などと、中学生レベルの英会話でおしゃべりした後、ゲームセンターに行きました。カジノは21歳未満は遊べないので、子供のためにゲームセンターがあったりします。私はそこへ行って、なんとなくコインゲームを始めました。上からコインを落として、スライドするブロックを利用してたくさん穴に入れるゲーム。換金できないので、コインが出るかわりに商品引き換え用カードが出てくるんです。別にどうでもいいやっていう気分でやっていると、もう出るわ、出るわ。凄い勢い!とどまることを知らずに出続けるカードに、まわりもびっくり!!子供達も寄って来て、人だかりになってしまいました。でも、いくらカードが溜まっても交換できるのはぬいぐるみ、おもちゃ、雑貨の類です。ホント、どうでも良かったので適当に切り上げて、交換したおもちゃを応援してくれた子供達に配って帰りました。何でこんなくだらないもので大当たりするんだよ!と思いましたが、自分の知らなかった才能を発見したようでうれしかったです。やっぱり目玉がドルマークになって、下心丸出しだとうまくいかないのだなと反省。女の子をゲットする時も、目玉がハートマークになって下心丸出し状態だと、相手が変態女でないかぎりうまくいかないのと同じですね。そして私が帰国して1ヵ月後、友人がラスベガスに行くことになりました。彼は私が大負けしたカジノへ行き、1ドルスロットの両替おばさんに「先月友達がここに来てさ、大負けして帰ってきたよ。調子に乗って彼女にヴィトンのバッグなんか買っちゃってさ、バカなヤツだよ。」って言ったら、「ああ、覚えてる!あなた彼のお友達?」と話がはずみ、こっそりと今日はこの台が出るよ、と教えてくれたそうです。で、そこで粘ること数時間。アタリ!! 何と50万円勝ったそうです。両替おばさんはうれしそうにコインをお札に両替してくれたのはいいが、全部100ドル札。せっかくだからチップあげようにも、そんな状態なので100ドル(チップで1万円!)。カクテルレディーも頼みもしないのにカクテル運んできて、チップ100ドル。知らない人が集まってお祝いしてくれて、チップ、チップ、チップ…おいおい、なくなっちまうよ!って感じだったそうです。彼が帰国してから、当然私もタカリに行きました。神戸牛をおなかいっぱい頂きました。こういう時は「両替ババア、なんでオレにアタリ台教えてくれなかったんだ」とか、「ちくしょう、こいつばっかり儲けやがって」などと思ってはいけません。友人の成功は素直に喜びましょう。そうすれば、その福の波がこちらにも来ます。ひがみ、ねたみは厳禁! 決して下心丸出しで近づいてもダメです。こういうラッキーな人とは、いつまでも友達でいたいと思います。バクチの才能のある人、ぜひ私と友達になって下さい。
2004年06月15日
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増えるギャンブル依存症↑ギャンブルで借金漬け (四国新聞社)何を隠そうこの私、ギャンブルには自信がありません。なのでギャンブルはやらないし、宝くじも買いません。しかし、そんな私もギャンブルを思い切ってやったことがあります。6年前、仕事の関係で渡米しました。場所はカジノの本場、ラスベガス。展示会で業者と商談するのが目的だったのですが、夜は自由です。遊びに行くにも、カジノしかないような街です。ギャンブルするか寝るか、選択肢はそれしかありません。とりあえず、カジノめぐりすることにしました。せっかくだから何かやってみようと思いましたが、ルールがイマイチよくわからない。なので一番単純なスロットマシーンをやりました。カジノではゲームセンターとは違って、機械に現金を入れます。初めは緊張してたので、低リスクの25セント台で遊んでました。25セントコインを入れ、勝つと25セントコインが出てきます。チャリチャリチャリ~慣れてくると周囲の観察をする余裕がでてきます。通路を挟んだ台から出る音が違うことに気付きました。ガッキンガッキンガッキン!様子を見に行くと、ものすごく大きなコイン! それは1ドルコインの台でした。をを!すごい迫力!!とばかりに思わず移動。100ドルをコイン100枚に両替し、早速チャレンジしました。ところが、ほんの数分。コインがなくなってしまいました。「えっ??1万円だぜ…」 あまりのあっけなさに、しばし呆然。でもこれで終わるはずがありません。さらに100ドル、200ドル…と注ぎ込むのでした。で、1時間くらい熱中していたら、いつの間にか800ドル(8万円)も勝っていました。翌日、あまりのうれしさに当時の彼女にヴィトンのバッグなんか買っちゃって、残りのお金でまたカジノに行くのでした。そして気がつくと、何と25万円! 負けてました。(号泣)取り返してやる!なんていう気力もなくなり、それ以降ギャンブルはやってません。博打の才能が無いことがよくわかったからです。でも、ギャンブルにはまる気持ちも、なんとなくわかった気がしました。やはり「引き際が肝心」というのが身をもって覚えた教訓です。
2004年06月14日
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私たちが夜逃げのサポートをする時には、必ず護衛部隊を配置していました。「ライダー隊」と呼んでいて、オートバイで行動します。オートバイは狭い道にも入っていけるし、小回りが利くし、特徴がつかみづらいので非常に有利だったのです。追っ手が来たときは進路妨害をします。最悪はお客さんを乗せて逃げることもできます。トラックやワゴン車では乗用車を振り切るのは難しいですからね。なので、この「ライダー隊」は同業他社にも評判が良く、派遣などしたこともありました。ある時、友人が経営する便利屋さんが夜の引越しを頼まれました。その引越しの際に、ライダー隊に手伝ってほしいと言うのです。…それはつまり夜逃げで、しかも非常にリスキーだってこと?そんな状況で、しかも他社の立てた計画に人材を派遣するのは危険すぎます。先日も書きましたが夜逃げはチームプレイなので、助っ人はヤバイのです。でも、どうしても… という友人の頼みだったので、それなりのギャラを条件に、私が参加することにしました。そして当日、予定通りと言わんばかりに、追っ手が登場しました。私も計画通りに、追っ手の車の前で徐行運転したりしながら進路妨害していました。うまく書けませんが、これってホントに危険なんです。オートバイの最大のデメリットは、無防備だということです。妨害された追っ手は頭に血が登りますから、体当たりしてくるわ、物は投げるわ、エアガンで撃ってくるわ…これでコケちゃったらアウトです。この日は最悪でした。もう、死ぬかと思いました。その甲斐あって、無事に夜逃げは成功しました。しかし、それで終わりではありませんでした。頭にきた追っ手はターゲットを変更し、仲間を呼び、私を追いかけてきました。こうなりゃ命がけで逃げ切るしかありません。バイクの利点を最大限に生かして狭い道に逃げ込むのですが、敵も必死。車をぶつけながら、自転車とか撥ね飛ばしながら追ってきます。その後、私は碁盤の目のような住宅街に逃げ、全然知らない人の家のガレージに勝手に入り込んで隠れました。私はエアガンで撃たれるのを想定して、ズボンも上着も二重にしてましたので、朝になるまで待ち、脱皮して全然違う印象に変身して脱出しました。追っ手がいつまで追いかけ、探していたかはわかりませんが、時間が経てば何か言われてもシラを切れます。隠れてた家の人に見つからなかったのはラッキーとしか言いようがありません。こうして何とか自分も逃げることに成功しました。護衛部隊とは言うものの、自分の護衛がいないというのはいかがなものか…それにしても必死で逃げてる時の私の運転テクニック、凄かったと思います。世界トップクラスのライダーもびっくりするほどでしたよ、きっと。あんな運転は普通の精神状態じゃ怖くて無理だけど、それ以上に怖いものが追ってきたら、人間は思いもしない力を発揮するものだと、身をもって感じました。
2004年06月12日
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昨日、サイフを落とした人達に会い、自分のサイフのことを思い出しました。僕は以前、すごく気に入った財布を使っていて、穴が開いても使っていました。バカですよね~。ボロボロの財布に入れられたら、お金だって怒りますよ。友達を連れてくるはずもありません。ま、そんなサイフを捨てられないのは貧乏性。お金がどうのこうの言う前に、性格変えなきゃって思いました。でも、貧乏性っていうのは意識しないと、自然には治りません。逆に言えば、意識すれば治るとも言えますね。今思ってみると、貧乏性ってホントに怖いです。スーパーやデパートの袋、プレゼントの包装紙、空き箱、壊れた自動車の部品、学生時代の教科書、着れなくなった服、古いアイドルのブロマイド、カセットテープ、ステッカー…他人から見ればゴミのようなものを、いつか使うだろうと保管してしまうのです。愛着があって捨てられない、ガラクタに囲まれていないと不安な典型的な貧乏性でした。これではゴミが溜まる一方です。貧乏性の一番いけないところは、判断力に欠けるということだと思います。自分に自信のない人が多いように思いますね。必要なのか必要でないのか… いつ、どんな時に使うのか…正しい判断ができずに、結論を先延ばしにしてしまいます。「まあ、いいか」「仕方ないや」という曖昧な結論しか出せません。このことは、お金の使い方にも影響します。正しい判断ができずに使ってしまったり、借金してしまったり。大事な局面に遭遇すればするほど判断ができず、安易な結論を出します。その後また同じことを繰り返して借金は雪だるま。地獄のスパイラルにはまってしまいます。貧乏性が貧乏性と呼ばれる所以がここにあると思います。もし、自分が貧乏性だと思ったら、一刻も早く改善することをオススメします。私がそこに気付いた時、最初にやったのは半年以上使わなかったものを徹底的に捨てました。ゴミ袋に入れるときには淋しさで涙が出るかもしれません。捨てた後に必要になる、そんなシチュエーションを考えてもいけません。私の場合、この部屋のどこにこんなに入ってたんだ?!と思うくらいの量が出ました。そしてスッキリした部屋を整理整頓し、その状態をキープすることを決意しました。しばらくすると、捨てたものは全て必要なかったことに気付きます。捨てる勇気が備わると正しい判断もできるようになり、不要な小物、材料、人間関係はさっさと捨てられて、仕事ははかどるし、キライな人と無駄な時間を過ごすこともなくなります。お金に関しても、今使うべき時か、借りるべき時かの判断が早くなります。結論を先延ばしにしていた頃がウソのように、今決めなければ落ち着かなくなるのです。そして、今お金を使わずに済む方法はないか、借りずに調達する方法はないか、いろいろ考えて行動できるようになり、失敗したと感じても痛手を被る前に修正できます。それぐらい変わります。ウソだと思ったら試して見てください。貧乏性が治った今、大金持ちになったわけではありませんが、少なくとも一生借金地獄におちいることはないでしょう。それだけでも幸せです。
2004年06月11日
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今朝、行きつけのバイク屋に行った。店のオヤジさんと話していると、30歳ぐらいのお客さんが修理のバイクを取りに来た。お客さんは支払いを済ませ、ウキウキ気分で帰っていった。しかし出て行ってから30分ぐらいして、そのお客さんはまた戻ってきた。「げげっ!クレームか!?」と驚いたオヤジさんの思いは運良くハズレた。どうやらサイフを落としたらしい。でも、お店とその周辺には落ちていなかった。「ツイてねぇ~」と、がっくりして帰っていった。夕方、友達がひょっこり現われて、お金を貸して欲しいと言う。仕事柄、お金に困っている人の相談にはのっているが貸金業者ではない。「1万円でいいからさぁ… すぐ返すよ。」と涙目で訴えている。どうやらサイフを落としたらしい。銀行のカードも入っていて、下ろすこともできないのだと…。まあ彼とは付き合いも長く、信用できる人間なので、貸してあげた。1日で2人も財布を落とすようなツイてない人達を目の当たりにして、改めて自分も気をつけようと感じました。夜になって友達の奥さんから電話がありました。お金貸してくれてありがとう、というお礼の電話。私は奥さんに「あいつもツイてないね。」と言ったら、「ツイてないのはアタシの方。こんなバカ男と結婚したから!」だそうだ。またひとりツイてないひとが、ココにもいた。 (^^;)お金は恋人のようなもので、いつも一緒にいてもいつまでも一緒とは限らない。お金はお気に入りの、できるだけいいサイフに入れて、出し入れは丁寧に、そして感謝して使うようにしましょう。常に愛を注ぎ、共に大きな夢を描きたいものだ。
2004年06月10日
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今日、テレビでサッカーの試合を見ました。メンバー表やフォーメーション、相手の分析などのレポートを見ていた時に、夜逃げの場面を思い出してしまいました。夜逃げには、とても緻密な計画が必要なんです。しつこくつけまわし、夜中にまで催促に来るなんていうのは、確実に闇金です。彼等から逃げるのは、こちらとしても命がけです。 敵の戦力分析も必死で行います。「何曜日には何時ごろ取り立てに来る」とか、「担当者はどんな車でどの方向から来る」とか、パターンを探ります。 が、パターンなど無いのが通例ですし、一社とは限りません。なので、なかなか読めません。あとはタイミングと段取りです。何日の何時がベストか、誰をどこに配置するか、荷物の大きさと積み込みの順序、など。実際に、積み込み作業は団体スポーツですよ。 チームワークが大切です。自分の位置、仲間の位置、敵の動き…個人個人がこれらを頭に描きながら行動するのです。ワールドカップの決勝戦のような緊張感の中での作業です。ただの引越しでさえ汗だくなのに夜逃げは冷や汗も混じってるので、運送中の車の中は男くさい熱気とは程遠い、冷たい熱気が漂っています。危険な相手から逃げる時など、緊張のあまり腰が痛くなります。今日のような、雨の日に決行することも多かったです。雨の日は貸金業者が押しかけてこない可能性が高かったからです。サッカーの試合と雨の日の夜。いろいろなことを思い出す夜です。
2004年06月09日
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警視庁発表の被害統計によると、おれおれ詐欺の被害者は74%が女性だったそうです。架空請求なども、女性の被害が多いようです。たまにインターネットを使う程度の女性だと、「もしかしたらヘンな操作をしちゃったかも…」と思い込んでしまうこともあるでしょう。先日、友人宅にアダルトサイトの架空請求書が届きました。友人の奥様宛でした。奥様はインターネットなどまるで興味がなく、パソコンに触りもしません。i-modeどころかメールすら使えないという、いまどき珍しい人なのです。なので、アダルトサイトを見ることはありえない。完璧に架空の請求でした。しかも271132円!友人は連絡先に電話をして業者と対決しました。ところが、対決というほどのことはなく、とんでもなくお粗末な連中でした。対決(?)内容は長くなってしまうので、今日はカットします。ご要望でもあればアップしますけど…今後も女性が狙われる犯罪が急増するでしょう。ストーカーに脅される被害も増えそうです。手軽にできる仕事を…と思って資格取得や副業、財テクの類で詐欺業者に騙される被害も後を絶ちません。また「日傘詐欺」などといって、日傘が目に当たったと言って現金を要求するケースもあるそうです。「よく見ていなくて、申し訳ない」と思って、要求されるまま支払ってしまう。そんなこともますます身近で起きてくる問題だと思います。このような降って沸いたトラブルを、安易な方法で解決しようとすると、問題がさらに悪化します。一度払ったら二度三度請求されたり、誰にも言えず借金して払ったり…結局、多重債務に陥ってしまう人と同じ行動パターンです。逆に言うと、詐欺被害に遭ってしまう人は多重債務にもなる可能性が充分あります。実際に詐欺に引っかかった、知人に騙された、保証人になってしまった…という経緯で自己破産する方が非常に多いのですから。お金に対する心構えを、もう一度考えてみて下さい。
2004年06月08日
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「おれおれ詐欺」の被害額統計が警視庁から発表されました。それによると4月の被害額だけで約11億円!1~4月の4ヶ月で約32億円。昨年1年間で約43億円ですから、とんでもないペースで被害が増えているということです。その他、架空請求も後を絶たず、過去最悪の統計結果が出ています。これだけ騒がれているのに、どうしてなんでしょうか。被害に遭った人は、まさか自分が被害者になるとは思ってもみなかったでしょう。多重債務も同じです。借金が返せなくなる状態なんて想像していなかったんです。でも、本当にそうなのでしょうか?被害レポートを見ていると、借金に巻かれて多重債務になってしまう状況と非常に良く似ているような気がするのです。詐欺被害は疑いの気持ちはあるものの、精神的脅しに屈服して支払ってしまう。多重債務は今後の支払いよりも今の返済に追い込まれ、借金を重ねてしまう。または家族、友達のために保証人になって、本人が払えず、もしくは逃げた…これらはお金に対する精神的な弱さが原因だと思うのです。「お金で解決できるなら…」「まさか騙されるわけない」と自分に言い聞かせてしまいます。今現在は追い込まれている恐怖を味わっていて、お金を失ってしまうショックは未経験の状態なのです。とりあえず今の恐怖から逃げようとして、結果的に崖から飛び降りるような結果になります。でも、こういったお金に対する弱さは、みんな持っていると思います。電話があったり架空請求が来たけど対応せず被害に遭わなかった人も、まだそういう体験をしていない人も安全ではありません。お金の不安、恐怖は、自我を忘れさせる力を持っています。もし、お金のことで困ったことがあったときは、必ず専門家に相談するようにして下さい。ここで相談する相手を間違えると、最悪の状態になってしまうことも多いです。お金の問題は精神的なダメージが非常に大きく、体験したことのない人には想像もつかないことなのです。専門家でもなく、困ったことのない人から適切なアドバイスをもらえる可能性は低いです。中途半端なアドバイスを聞いて、かえって混乱したり、失敗したり、もう二度と他人に相談なんかしない!って思ってしまったら、それこそ最悪です。絶対にひとりで悩まないことです。専門の無料相談窓口がたくさんありますので、ぜひ利用して下さい。
2004年06月07日
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私、仕事として自己破産手続きのお手伝いをしていますが、何も破産させるだけが仕事ではありません。毎月の返済額が減れば払っていける方は、できる限り応援します。場合によっては合法的に減らすこともできるのです。まずは債権者との話し合いですね。返済が苦しくなったら、まず相手に相談してみることをお勧めします。毎月の返済額の減額、返済期間の延長を申し出てみましょう。催促の電話では厳しいことも言われますが、返済の意思があることがわかれば親切に相談にのってくれることが多いです。最終的にいよいよダメになってしまったら、裁判所に申し立てて合法的に借金総額を減らせる可能性もあります。ここで簡単に説明します。借金の利息には『利息制限法』というのがあり、そこでは10万円未満には年20%、100万円以上で年15%が上限とされており、それ以上の利息は無効とされています。この利息制限法は強行規定ではありますが罰則はありません。しかしサラ金業者は『出資法』の範囲で利息を設定しているところが多く、これは上限利率は年29.2%と決められており、これを超えると刑事罰の対象になります。どうしてそんなややこしいことになってるかというと、貸金業規制法43条により、利息制限法の上限を超えることはいけないが、借金する人が任意で支払う利息として出資法の範囲内であれば有効な利息の弁済とみなす、ということなんです。これを『みなし弁済』といいます。しかしこのみなし弁済規定が適用されるためには、多くの満たしている必要があります。この点について話し合って利息制限法内で計算しなおして、払いすぎた利息分を元金返済に当てることにするのです。これだけでかなりの金額を減らすことができます。場合によっては払いすぎていて、返還請求をするようなケースもあります。取り引きが長くて、払っても払っても元金が減らない人に向いていますね。ただ、この件について貸金業者に文句を言っても相手にしてくれないことが多いです。裁判所に申し出るための準備の段階で、覚悟と根気が必要です。多重債務が即自己破産になるわけではないので、返済が苦しくなりそうだと思った段階で、すぐに近くの消費者センターやカウンセリング所に相談することをオススメします。人それぞれに合った解決方法を選択するべきなので、独りで判断して突っ走らないように。
2004年06月04日
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本日、私の過去の日記『近頃のAV(アダルト)事情』宛てに、元ヘルス嬢さまよりコメントを頂きました。 こんにちわ。 ヘルス時代に「今日発売のCD買いたいから1本(お客さん一人の意味) 就ければイイ」って言って化粧もしないで待機している女の子見たとき、 張り倒してやろうかと思ったくらい腹が立ちました。 借金苦でAVや風俗、という道は悲しいですが、CDくらいで風俗に走られるのも、 プロとしてがんばってるお姉さんたちには非常にむかつくものが有りました。 心の底からお金に執着して是非パンツ脱いで欲しいものです>世の中の風俗嬢達へ ヘルス嬢という仕事を真剣にやっていた彼女のメッセージに胸を打たれました。ぜひ現役時代にお会いしたかった…僕も同じように思います。男があれこれ言うのは非常に失礼かも知れませんが、自分のカラダを商売道具にして稼いでいるのですから、「心からの変態」もしくは「心からお金を求めてる(借金苦、生活苦以外)」のどちらかでいて欲しいのです。中途半端な気持ちで大切なカラダを売り物にしないでと言いたいですね。素人がやってはいけない職業だと思うのです。プロ意識がある女性にお世話になった時は非常に感謝しますし、チップはずんじゃったり指名しちゃったりするわけです。だから援助交際なんていう小遣い稼ぎには絶対に協力したくないですね。お金を稼ぐのがどれだけ大変か、わかってない人が多すぎると思います。
2004年06月03日
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複数の会社から借金をして支払日もバラバラ、金額もマチマチで何がなんだかわからなくなってしまう、または面倒くさくなってしまう。そんな方のために、「おまとめローン」というものがあります。債務を一本化してすっきりさせるためのものです。一箇所にまとめてしまえば楽チンなように思えます。ところが、ここから借金地獄スパイラルへ急加速していくことも多いのです。自分はそんなことない!って思ってる人も要注意です。もともと借入の多い人向けですので、今までより安い金利でまとめられる可能性は非常に低いと考えられます。高い金利で一本化しても返済期間が延びた分、月々の返済額が減ったように見えるだけで、実際は借金総額を膨らませているのです。つまり、また借金をしてしまってるんです。当たり前のことですが。今までお金に困って借金を繰り返したのですから、借金を増やしたらどうなるかということぐらい冷静になればわかることです。まれに、今までよりも安い金利で一本化できることもあります。これはラッキーですね。コツコツと返済していけばいいと思います。が、一本化して今までの借金をクリアしたその瞬間から、サラ金やカードの利用額が満額に戻るわけです。ちょっとした甘えから、再びクレジットを利用してしまうことはよくあります。あっという間に借金が倍になっていきます。借金グセは一種の中毒です。禁断症状が表れたときに如何にして自分と戦うかで、それ以降の人生も左右します。くどいようですが、一本化は「借りて返している」のです。借金が減ったように見えてるだけなので、充分注意して下さい。
2004年06月02日
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私は車の中にポケットティッシュを常備しています。ボックスタイプだと大きくて邪魔になるし、見た目にも美しくないと思うからです。駅前などでティッシュを配っていると、つい手を出してしまいます。私は仕事柄、消費者金融のATMに行くことがあります。某最大手の消費者金融業者さんのATMにはいつもたくさんのティッシュが置いてあり、行く度に頂いてきたものでした。ところが、ここ最近は置いてないんです。たまたまかも知れませんし、在庫切れの時期なのかも知れません。強盗犯人の似顔絵入りのティッシュを山のようにもらったことが懐かしく思えてなりません。しかし、大手貸金業者ATMから次々とティッシュが消える中、ここだけはなくなることがないだろうと思っていたのに…。そういえば、最近は近所の駅前でのティッシュ配りにも会わなくなりました。CM自粛の一環でティッシュも控えてるのでしょうか。他の消費者金融業者さんにはTVCMを控えてでも、ティッシュに力を入れて欲しいと思います。お客さんが電話番号やホームページアドレスをチェックするのは、テレビよりも雑誌やチラシなど、書いてある媒体を利用する率のほうが非常に高いという調査結果が出ています。ということは、直接アクセスしてもらうためにもティッシュは効果的ということです。などと勝手な考察を書いていますが、みなさんお分かりのように、ただティッシュが欲しいだけです。どうせティッシュに書いてあることなんて、見ちゃぁいないのがほとんどでしょう。ただ消費者金融のTVCMは、もう少し控えてもいいんじゃないかなと思います。ちょっとケチくさい話でした。こんなこと書いて良かったでしょうか?でももう遅いのでとりあえず謝っておきます。お客さんでもないのにティッシュばっかりもらってて、すみませんでした。 (^^;)
2004年06月01日
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借金にも時効があります。貸金業者からの借金は5年、個人からなら10年。いろいろと条件がありますが、この期間逃げ切れば借金を踏み倒せるというものです。先週末お会いした方は時効を成立させた人でしたが、11年間逃げまくって時効の存在を知ったそうです。大中小さまざまなサラ金から借れるだけ借りて、ほとんど返済せずに夜逃げ。逃げ疲れて見つかった時に催促の内容を総合したら、借金した約1000万に対し、延滞と利息込みの請求額は8000万を超えていた!それもすごいけど、人生捨てる気で返す気もないのに借りまくるなんて…酒、バクチ、女と、典型的な自暴自棄人間だったようです。逃亡生活は相当につらいものだったらしいですけど、まあ同情はできませんでした。本人にもそう言いました。 (^^;)だからといって悪徳サラ金業者さんにも同情しませんけど。その方、今では反省して酒とバクチは一切やめたそうなので、タバコをやめると言って1週間続かず、タバコをやめることをやめましたと言う隣の事務所の社長さんよりも根性入ってるのは認めます。過去のことは仕方ないとしても、今反省してくれてないと困りますよね、さすがに。
2004年05月31日
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昨夜、銭洗弁天さまのことを書いて、思い出しました。春の足音が聞こえてきた頃、私の所属するボランティア団体のメンバー20人で、鎌倉でプチ旅行したのです。私が幹事だったので、みんなから会費3千円を集めました。その時なぜか、全員おつりなしの千円札3枚。20人で60枚です。なんか、一気にお金持ちになった気分でした。早速そのお金を持って銭洗弁天さまに行きました。銭洗弁天さまは、そこでお金を洗うとお金持ちになるという伝説の神社。みんなが手持ちの小銭などを洗っているその横で、千円札60枚をせっせと洗ったのでした。友達連れて戻ってきて下さいね~夏目漱石先生に、そう心の中で語りかけました。さて、ご利益はあるでしょうか。これからが楽しみです。…って、考えてみたら預かったお金だよね、それ。^^;
2004年05月29日
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テレビCMで「お金は大事だよぉ~」って歌ってるのがありますが、そんなことは当たり前で、言われなくても誰にでもわかる事。でも、意外と大切にしていない人が多いかも知れません。昔読んだ本に書かれていましたが、お札やコインに何が書かれているか覚えている人は、どれくらいいるだろう。人はみな、好きな人のことは良く知っている。顔やしぐさなどの特徴を思い出すこともできる。でも、お金のデザインを知らない人は多い。毎日のように見てるのに。みんなお金が好きじゃないのだろうか?というような内容だったと思う。今日、コンビニで買い物をしたのですが、レジで並んでいると、前で清算していた若い男性が、ポケットからシワくちゃな千円札を出して、ポンって投げたんです。びっくりしました。お金に対して何て失礼なヤツなんだ!その時、以前某大手検索サイトのオークションサービスで取り引きした、金髪のガラの悪い若者のことを思い出しました。彼とは手渡しで直接取り引きをしたのですが、私から商品を受け取ると、財布から丁寧に千円札を3枚取り出し、シワを伸ばして向きを揃えて「ありがとうございました」と言って支払ってくれました。感動しました。3千円以上のものを、彼からは頂きました。こういう人には、ぜひお金持ちになってほしいと思います。前出の男にはお金で苦労して、そのありがたみを感じてほしいとすら思いました。自己破産する方の多くはそこまでひどくはないにしても、多少お金にルーズなところがあったり、お金の長短所をよく知らない人が多いです。いつ、何に、いくら使ったのか。何のために何回払いでローンを組んだのか。いつまでいくら払うのか。など、自分の借金が全くわかっていなかったりします。もし今そういう人がいたら、ひょっとして自己破産予備軍かも。充分に気をつけて下さい。お金にも感情があるかのように、大切にしてくれない人からは逃げてしまいます。逆に考えると、お金は大切にしてくれる人に集まってくると言えるかも知れません。鎌倉の銭洗弁天さんでお金を洗うとお金持ちになるというご利益も、お金をきれいにしようという心がけが大切だという教えなんだと思います。ぜひ皆さんも毎日拝むくらい、JAPANの隠し文字の場所までわかるくらい、お金を大切に扱って下さい。
2004年05月28日
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先日、某大手検索サイトの出会い系サービス(?)で知り合った女性とレイトショーの映画を観に行こうと、駅で待ち合わせをしました。彼女とは初めて会うので、ドキドキでした。約束の時間ちょっと早めに着いて、携帯片手にきょろきょろしていると、微笑んで小さく手を振る女の子が、そこにいました。周りを見渡すと他に誰もいなかったので、このコでいいのかなと思いましたが、28歳って… 見た目すげえガキじゃん!って感じでした。近寄ってみると腕をつかまれて「行こう!」と、やけに積極的。「行きたいところがあるんだ」 …って、映画行くんじゃねえのかよ!?キャピキャピと喋りまくる彼女。何かヘンだ。しかも、話がどうもおかしい。すると彼女は、「ところでさ、今日は3つでいいんだよね?」。…3つ? 3万ってこと?オイオイ、援助かよ!すると、私の携帯メールの着信音。確認すると、 「今着きました。どこですか?」このコ、やっぱ人違いじゃねえか。一瞬、それでもいいかとも思ったが… (ウソ)せっかくのチャンスだったので、どうして援助交際してるのか、お金は何に使ってるのか…など詳しく聞きたかったが、「悪かったよ!」って怒って行っちゃった。多重債務で困ってるなら相談にのってあげたかったんだけど… (余計なお世話っスね)どんな男が彼女の相手なのか興味があったのですが、こちらにも予定があったので確認できませんでした。いろんな事情があり、個人個人のこととは思いますが、くれぐれもお金のためだけにカラダを売ったりしないでね…と、心の中でつぶやきました。
2004年05月27日
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私が以前夜逃げのお手伝いをしていた時は、こちらにも多大なリスクが伴いますので、それなりの報酬を前金で頂いておりました。夜逃げするくらいなのに、なぜ大金を持っているのか…不思議なものです。中にはお金を持っているからこそ逃げる、という事情もあるんですね。日頃親しくしているリフォーム屋さんがいるのですが、ときどき不動産屋から、夜逃げのあと片付けを頼まれるそうです。カラダひとつで出て行く人が、今でもいるのだそうです。家の中の状態はいろいろで、明らかに貴重品だけ持ち出されてる部屋、泥棒が入ったように荒れた部屋、ゴミだらけで足の踏み場もない部屋…でも、その中に結構いい品物を置いていく人も少なくないみたいです。先日、おもちゃ屋さんの片付けを頼まれたそうです。倉庫には昭和30年代のものと思われるブリキのおもちゃがいっぱい!なんでも鑑定団の先生が喜びそうなレア物の山だったそうです。逃げる前に何で売らなかったんだろう…そんなリフォーム屋さんからパソコンを頂きました。まだ2年落ちぐらいの、結構いいものです。今までのPCが調子悪くなってたので、まさにベストタイミング!!でもこれ、もしかして夜逃げの置き土産??おかげさまでフリーズすることもなく、サクサク動いて気持ちいいです。データの移し変えや新しいソフトのインストールなどで忙しい毎日でしたが、やっと普通に使えるようになりました。夜逃げなんてしないほうがいいに決まってますが、やるなら『夜間引越しOK』の業者に相談するだけでも参考になると思います。買い取りをしてくれるところもあるみたいですし。ただ、業者に頼む余裕がない方には、夜逃げ、犯罪、自殺より他の方法を、本気でお勧めしたいですね。
2004年05月26日
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最近の消費者金融のテレビCMは変わってきましたね。一時期は『無人くん』『お自動さん』など、店員とお客さんが顔を合わせないようなスタイルでやっていたのに、今は全く逆。かわいい女の子がコールセンターでやさしく接してくれたり、子犬を使ってフレンドリーな雰囲気を前面に出してますね。馴れ馴れしいCMに対して日本弁護士連合会がクレームつけたりしています。自動契約機全盛の時代は、サラ金=借金地獄のようなイメージがありました。借金がすごく後ろめたく、悪いことのような感じで…これはまさに金融業者の作り上げたイメージだったことに気付いたのでしょう。誰にも顔を合わせず借金できますよ―――――なんて、後ろめたすぎ。そこで正反対の『明るく』『親切』『安心』な路線に変えてきたんでしょうね。実際、大手のお店にお金を借りに行くと、とてもリラックスした気分になります。銀行よりも落ち着いた雰囲気の店内。窓口のキレイなおねえさん。友達や家族にお金を借りると、イヤ~な顔されますよね。でも満弁の笑顔で、やさしく親切にお金を貸してもらえたら女神に見えますよ。もう返す時のことなんて忘れてしまいます。どこかのファストフード店のように『スマイル0円』ってわけにはいきません。売り切りのハンバーガーと違って、借りてからが付き合いの始まりですからね。くれぐれも、ご利用は計画的に。
2004年05月22日
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昨日、AV業界の方とお話する機会がありました。深夜まで盛り上がり、ココでは書ききれないほどネタはあるのですが、ココに書けないことばかりです。その中で喜ばしいことがありました。AV女優になる理由が、借金に追われて仕方なく… っていうのが激減しているというのです。まあ援助交際という、手っ取り早い手段に変わってきてるのかもしれませんが。私達は借金苦でカラダを売るようなことのないように活動をしているので、とてもうれしく思いました。これからは女優さんの身上を心配せず、安心してAVを鑑賞できます。
2004年05月21日
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貸金業の登録取り消し最多 (読売新聞)2003年度の貸金業登録の取り消し処分が過去最高との事ですが、東京都産業局による今年3月の行政処分件数がものすごく多い。3月分のほとんどが『不正登録』だった。それ以前のものでは『誇大広告』っていうのが多かったようです。悪質金融業者の取り締まり強化の成果とも言えるとは思うが、東京都知事登録の貸金業者だけでも毎月100件を超えるほどのペースで増えています。それらすべてが悪質金融じゃないでしょうけど、登録審査の段階でもうちょっと基準を高くした方がいいんじゃないかなって思います。登録するだけで活動していない業者ならマシですが、違法な貸し付けや回収は後を絶ちませんからね…。『不正登録』(貸金業規制法第3条第1項)『誇大広告』(貸金業規制法第16条)
2004年05月20日
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先日、テレビでやってた『夜逃げ屋本舗2』初めて観ましたが、びっくりしましたよ。私がやっていた事、そのものだったので… でもこの映画、私が仕事をしていた何年も前の作品だったんですね。10年経っても、この世界はあまり変わってないな~って思いました。これは自己破産について焦点を当てた内容でしたね。手続きの段取りは、ほぼ映画通りの流れです。でも少し実際と違っていました。自己破産は他人が代行することは出来ませんし、弁護士や司法書士以外の人が代書をすることはできません。(自己破産代行業、代書屋っていうのは、実際にはありません)破産や免責の決定は裁判所の判断なので「大丈夫ですよ」って、あんなに軽軽しく言えるはずもありません。自己破産を検討している方、このあたりには注意して下さい。また、裁判所で冷たい対応をされることも、まず無いと思います。私の知る限りでは(神奈川県内)、どこも親切に対応してくれますよ。ところで今回のテレビ放送、当日用事があったのでビデオに録画しときました。夜中にビデオを巻き戻して見てみると… 野球!?同じ経験をした人もいるかもしれません。その日、野球の延長で放送時間がズレてました。おわかりかと思いますがクライマックスのワクワクする一番のヤマ場で切れました。後半まで観てしまった以上、気になって仕方ありません。
2004年05月19日
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