ねぼすけの読書感想日記

ねぼすけの読書感想日記

2010.03.06
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カテゴリ: 書評



 世界には、豊かな国の10億人と豊かになりつつある国の40億人の他に、今でもとても貧しい国の10億人がいる。この最底辺の10億人の国が、なぜ貧しいままなのかその原因を解き明かし、ではどうすれば良いのかを真正面から論じた良書である。非常に重要で重い命題であるにもかかわらず、この論点で示された本は、恐らくいまだかつてなかったと思う。そういった意味で、非常に貴重な本であり読むべき本と言える。ただ、惜しむらくは、原文自体が難解なのか翻訳が難しいのか分からないが、文章は解りづらく良くない。ストレスがたまり残念・・・

 ちなみに、なぜ貧しい国のままなのかは四つの要因があり、「紛争」・「天然資源の存在」・「悪い国に囲まれた内陸国」・「小国での悪い政府」の組み合わせだそうだ。なお、筆者は、先進国から労働集約型の産業が移転・集積したアジアを中心とした途上国の経済成長が続く限り、このままでは現在の最底辺の国には豊かになるチャンスは今後50年はないと断言している。合掌・・・
(評価 星四つ:★★★★☆)



最底辺の10億人






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Last updated  2010.03.07 00:46:01 コメントを書く
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