ねぼすけの読書感想日記

ねぼすけの読書感想日記

2014.11.21
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カテゴリ: 書評


企画・構成=日本能率協会コンサルティング
書 名=省エネ・新エネがつくる、超・少子高齢化のなかで人にやさしい スマートコミュニティ
発行所=時評社
発行年=2012.9
評 価=★★☆☆☆

東京工業大学特命教授であり、国の各種審議会・委員会で重要な地位を占め、コジェネが大好きな筆者の監修によるスマートコミュニティ論である。筆者のスマートコミュニティの定義は、「エネルギーマネジメントシステムを採り入れた地域やまち」である。ただ副題にもあるように、エネルギーとは一切関係のない、超・少子高齢化に対応する方策や対策(取り組み)も、スマートコミュニティを目指す取り組みであるらしい。

国の政策の内、総務省情報通信国際政策局情報通信政策課「ICTスマートタウン」、厚生労働省「高齢化対応都市」・「まちなか集積医療」、国土交通省「低炭素都市づくりガイドライン」(2010.8)・「超小型モビリティ/電気バス/充電施設の設置導入に向けたガイドライン」(2012.6)なども、スマートコミュニティ実現の政策であるらしい。

釜石市「電力の地産地消」、富山市「コンパクトシティ」、横浜市・北九州市の取組みもスマートコミュニティの代表例だそうだ。民間では、オリエンタル・コンサルタンツの南アルプス市でのPV設置の取組み、清水建設のマイクログリッド技術(2003-)・スマートBEMS(2012-)の取組み、東京ガスの熱融通管(千住テクノステーション-荒川区立特養ホーム間)、パシフィックコンサルタンツの早稲田大学横山隆一教授座長「スマートコミュニティプロジェクト研究会」(2011-)などが、民間での取組みの代表例だそうだ。





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Last updated  2014.11.23 23:41:06 コメントを書く
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