試しにuClibcを使ってbusyboxをコンパイルし直したら機能追加しても400KB弱でした。
大分小さいです。
ただ、残念なのはisoファイルのマウントがうまくいかないらしく、KNOPPIXは起動できませんでした。

uClibcはサイズが小さい反面、機能制限があるみたいなんでそれに引っかかってしまったのかな?
少々サイズは大きめでも素直にglibcを使っておくのが無難なようです。 (2004年05月23日 22時27分15秒)
2004年05月16日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
先週、新しいKNOPPIX 3.4-20040504-20040511版が登場しました。バージョンがV3.3⇒V3.4にあがっているだけに、かなり色々と変わっています。
私にとって最大の特徴と感じられるのは、ブートローダがSYSLINUXからISOLINUXにかわって複数のカーネルをサポートするようになったこと。標準のカーネルは2.4.26ですが、他に、新しいカーネル2.6.5もブートオプションで選べるようになっています。

ここでは、KNOPPIX実験室のFAT32ブート用にminiroot.gzをカスタマイズする過程で気づいた変更点について書くことにします。
#変更点に気づくたびに更新するので、更新回数は少々多くなります。
なお、FAT32ブート用のカスタマイズ版miniroot.gzのアップロードは今日中にはできない公算が強いです。カーネル2.4.26用のminiroot.gzだけでも出来上がり次第アップしようと考えていますので、今しばらくお待ちください。

(1)wnn、sfsのuid変更。sambaの設定を保存している人は要注意です。
これらのユーザは日本語版で追加されたもので、かな漢字変換プロセスなどで使用されます。つまり、これらの設定を保存しているファイル/etc/passwd,/etc/shadowなどをsaveconfig(KNOPPIXの設定を保存)で保存している人は、その設定を読み込むと日本語入力などが正しく動作しなくなると思われます。
たとえば、sambaサーバを起動するためにユーザknoppixのパスワードを設定すると、/etc/shadowなどが更新されるので、これをsaveconfigで保存した場合には、この問題が発生するはずです。ご注意ください。

(2)Easy CD Creater 5を使ったWindowsでのKNOPPIX起動CDのリマスタ方法が変わります。
今、KNOPPIX実験室では、「Howto2-1 WindowsでKNOPPIXの起動CDをカスタマイズして焼く方法」を紹介していますが、KNOPPIX 3.4からは、この方法が使えなくなります。
これはブートローダがSYSLINUXからISOLINUXにかわったためです。ISOLINUXはフロッピーディスクエミュレーションモードを使わずに直接CDブートするためです。Easy CD Creater 5はフロッピーディスクエミュレーションモードの他にハードディスクエミュレーションモード(って何?)や、エミュレーションなしを選ぶことができますが、このエミュレーションなしを使えば、WindowsでKNOPPIX起動CDのリマスタができるはず。


(3)USB 1.1からのブートがサポートされました。
依然としてUSB 2.0はサポートされていません。USB 2.0を有効にするには、knoppix.shなどで「modprobe ehci-hcd」を実行する必要があります。
USB 1.1であれば、HDDやCDROMからのブートはできると思います。
USBブートの処理内容はKNOPPIX実験室のUSBブートの処理と同じです。
#KNOPPIX実験室のminiroot.gzでは、KNOPPIX 3.2の頃からUSB 1.1/2.0からのブートもサポートしていました。もちろん、今後も引き続きサポートします。

なお、カーネル2.6.5では、USBドライバのファイル名がusb_uhci.o⇒uhci_hcd.ko、usb_ohci.o⇒ohci_hcd.koに変わっているのですが、minirt26.gzの中では、カーネル2.4と同じファイル名に変更してありました。cloop内のカーネルモジュールをminirt26.gzにコピーするとき、注意する必要がありそうです。

(4)IEEE1394やIDE-RAIDからのブートもサポートされたようです。
どちらも、Linuxrcの中に、そんなコメントが書かれた処理があるというだけで、実際に使えるかどうかは未確認です。
どなたか、試してみた方がいましたら、KNOPPIX-MLかこのサイトの掲示板に報告していただけるとありがたいです。



(訂正1) 2004/5/22

(1)「カーネル2.6.5では、USBブートはできないと思われます」と書いていましたが、できるようですので、訂正しました。
問題のモジュールのファイル名は、cloop内では変更されているのですが、minirt26.gzに格納するとき、kernel 2.4と同じファイル名に変更して格納してありました。このため、ちゃんと、問題なく動くようです。

(2)USB CDROMからのブートもできる旨の記述に変更しました。

blackboxさん、ありがとうございました。


以下後報。
続きをアップしたら、このページの末尾にトラックバックで表示します。



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KNOPPIX実験室







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最終更新日  2004年05月22日 22時10分11秒
コメント(13) | コメントを書く


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Re:KNOPPIXがV3.3⇒V3.4にバージョンアップしました。(05/16)  
blackbox さん
お久しぶりです。

KNOPPIX 3.4はNTFSからの起動にもある程度対応しているようです。
knoppix-cheatcodes.txtの55行目にbootfromというのがあるので試してみたら一応起動しました。

手順としては、まずダウンロードしてきたKNOPPIX 3.4のisoファイルをCD-Rに焼いて、
isoファイルの名前をKNOPPIX.isoに変えました。
フルパスは e:¥temp¥KNOPPIX.iso で、NTFSパーティションになってます。
KNOPPIXで見た場合のパーティションは /dev/hda6 となってました。
再起動して起動オプションに knoppix bootfrom=/dev/hda6/TEMP/KNOPPIX.iso と打ち込んでやったら、e:¥temp¥KNOPPIX.isoを使ってシステムが起動しました。
特に問題なく動作するようです。

minirt24.gzの中のlinuxrcを見てみたらbootfromの処理のところでntfs.oをinsmodしていたのですが、
そのntfs.oはminirt24.gzにはなく、
起動CDのcloopイメージの中のntfs.oを使っていました。
なぜそういう構成になってるのかは謎ですが、
とりあえずv3.4に入ってるntfs.oとかをminirt24.gzに入れてやって、それを使うように修正すれば、
TopologiLinux( http://www.topologilinux.com/ )のページで配布されているgrubinstallとの組み合わせで
NTFSパーティションからKNOPPIXを起動できるようになると思われます。 (2004年05月20日 23時21分10秒)

Re[1]:KNOPPIXがV3.3⇒V3.4にバージョンアップしました。(05/16)  
mywkfmnr  さん
blackboxさん
>お久しぶりです。
お久しぶりです。でも、blackboxさんから教わった、もうひとつのFAT32インストールの方法など、まだ、アップできていません。最近、気になっていたのですが、他にもやりたいことが多くて、後回しになっていました。
#申し訳ない。もう4ヶ月以上経ってしまったのですね。
http://plaza.rakuten.co.jp/miyawaki/diary/200401150000/

> KNOPPIX 3.4はNTFSからの起動にもある程度対応しているようです。
> knoppix-cheatcodes.txtの55行目にbootfromというのがあるので試してみたら一応起動しました。
良い情報をありがとうございます。
私は、とうとう、この平日はKNOPPIXを触らず仕舞いでした。この週末に何とか時間をやりくりして実験してみたいと思っています。

それから、実験前ですが、この情報をKNOPPIX-MLに転送させていただきたいと思います。ご了承ください。
(2004年05月21日 21時35分08秒)

Re[2]:KNOPPIXがV3.3⇒V3.4にバージョンアップしました。(05/16)  
blackbox さん
今日はスタティックリンクしたbusyboxを使ってminirt24.gzを再構成したりしてました。

boot_from()ではreiserfs.o, ntfs.o, loop.oをmodprobeしているので、
ntfs.oとloop.oをKNOPPIXから取り出してminirt24.gzに入れて、手作業でcloopをマウントさせてみました。
ntfs.oをinsmodしてNTFSパーティションをマウントした後、
NTFSパーティションに直に置いたcloopイメージをマウントさせようとすると、
insmod cloop.oのところでセグメンテーションフォールトが起きて駄目でした。
次に、NTFSパーティションに置いたisoファイルをマウントさせようとすると、
"Could not find a spare loop device"とか言って
マウントできませんでした。
そこで、先に取り出しておいたloop.oをinsmodしてやるとうまくマウントできて、更にその中のcloopイメージはきちんとマウントできました。

理由はよくわかりませんが、cloop on ntfsはNGで、
cloop on loop on ntfsはOKのようです。 (2004年05月22日 01時23分08秒)

Re[3]:KNOPPIXがV3.3⇒V3.4にバージョンアップしました。(05/16)  
blackbox さん
とりあえずCD-ROMなしでNTFSに置いたisoから起動できるようになったので、
minirt24.gzとlinuxrcをうちのページで公開しました。
http://park7.wakwak.com/~blackbox/
(2004年05月22日 04時54分44秒)

Re[4]:KNOPPIXがV3.3⇒V3.4にバージョンアップしました。(05/16)  
mywkfmnr  さん
blackboxさん、こんにちは。

>ntfs.oをinsmodしてNTFSパーティションをマウントした後、
>NTFSパーティションに直に置いたcloopイメージをマウントさせようとすると、
>insmod cloop.oのところでセグメンテーションフォールトが起きて駄目でした。
これは、私が、実験1-2で行ったときと、同じ現象だと思います。

>理由はよくわかりませんが、cloop on ntfsはNGで、
>cloop on loop on ntfsはOKのようです。
そうか、これには気づきませんでした。
昔、KNOPPIX 3.2の頃、cloopの代わりにloopならマウントできないかと実験した
覚えがあります。/KNOPPIX以下すべてをext2ファイルにコピーし、NTFS上に置いて
マウントしたのですが、うまくいかなかった覚えがあります。
MLD mini 2.0が、そういう方法で起動するので、それを真似たのですが。
当時は、NTFS上のスワップファイルもマウントできませんでした。
NTFS上のisoをloopマウントするという方法には全く気づきませんでした。
#頭が固いなあ。これに気づいていれば、ずいぶん前に成功していたかもしれませんね。

>とりあえずCD-ROMなしでNTFSに置いたisoから起動できるようになったので、
>minirt24.gzとlinuxrcをうちのページで公開しました。
>http://park7.wakwak.com/~blackbox/
今まで、MLD mini 2.0のNT liloを使う方法しか知りませんでしたので、参考に
させていただきます。早速ダウンロードさせていただきました。

#今日は、これからトラックバックの実験の日記を書きます。KNOPPIXとは当面、
#関係しませんが、今、楽天広場はトラックバックがホットな話題なもので。
#その後は別件の予定(これが大きい)。最近、KNOPPIX関係の実験がなかなかできない。
#この週末は、今晩の深夜だけになりそうです。
(2004年05月22日 08時54分22秒)

Re[5]:KNOPPIXがV3.3⇒V3.4にバージョンアップしました。(05/16)  
blackbox さん
イメージファイルを新規に作ってやったらreiserfs.oも入ったので、
表示の乱れを修正してreiserfsにも対応したminirt24.gzに差し替えました。

bootfromを使う場合はcloopの検索はスキップしたほうが良いかなと思いましたが、とりあえず今回は出来るだけオリジナルのままにしておきました。 (2004年05月22日 13時20分18秒)

Re[6]:KNOPPIXがV3.3⇒V3.4にバージョンアップしました。(05/16)  
mywkfmnr  さん
blackboxさん、こんばんは。

>イメージファイルを新規に作ってやったらreiserfs.oも入ったので、
>表示の乱れを修正してreiserfsにも対応したminirt24.gzに差し替えました。

どうもありがとうございます。早速ダウンロードさせていただきました。

表示の乱れというのは、制御文字のマクロ定義が原因だったのですね。
私は、その対策として、制御文字のマクロ定義部分をlinuxrc.incに追い出して、「. linuxrc.inc」でインクルードするようにしました。
(2004年05月22日 22時56分03秒)

Re[7]:KNOPPIXがV3.3⇒V3.4にバージョンアップしました。(05/16)  
blackbox さん
isoファイルを置いてるパーティションがrootにしかパーミッションを与えられてなかったのを修正しました。

>私は、その対策として、制御文字のマクロ定義部分をlinuxrc.incに追い出して、「. linuxrc.inc」でインクルードするようにしました。

KNOPPIXのlinuxrcってごちゃごちゃしてるから機能単位で分割してしまいたいんですけどね。
というか最初から分割してて欲しいなと(^^;
以前linuxrcの処理の大半をminirootの外に追い出すってことをやろうとしたんですが、途中で面倒になってやめてしまいました。

まずlinuxrcで適当なパーティションをマウントして、そのパーティションにあるlinuxrc2を実行って感じです。
いちいちminirootを編集するのが面倒なのでFATパーティションとかに普通のテキストファイルとしておいてあった方が便利だろうなと思って弄ってたんですけどね。
(2004年05月22日 23時30分10秒)

Re[8]:KNOPPIXがV3.3⇒V3.4にバージョンアップしました。(05/16)  
blackbox さん
Kernel2.4だと cloop on ntfs はNGで cloop on loop on ntfs はOKでしたが、
Kernel2.6だと両方ともOKのようです。 (2004年05月23日 11時33分18秒)

Re[9]:KNOPPIXがV3.3⇒V3.4にバージョンアップしました。(05/16)  
mywkfmnr  さん
blackboxさん
>isoファイルを置いてるパーティションがrootにしかパーミッションを与えられてなかったのを修正しました。
busyboxは便利そうですね。KNOPPIXに初めてUserModeLinuxが入ったとき、そのminiroot.gzの中を開いて、busyboxというのがあるのを知りました。便利そうですが、mountはオプションをどこまでサポートしているのかわからず、それ以上深く追求しないでいました。ash-knoppixのビルトインmountはro/rwしかサポートしていないので、本実験室のminiroot.gzでは、mountコマンドと各種標準ライブラリをminiroot.gzに組み込んでいます。今使っているmountコマンドは
/static/mount -t vfat -o rw,umask=022,uid=1000,gid=1000,nosuid,nodev,iocharset=euc-jp /dev/hda2 /cdrom
rebuildfstabでは、さらにcodepage=932を付けていますね。これもあった方がいいのかな。どうせ、nls_cp932しかinsmodしていないので、これが使われることには変わりないでしょうけど。
blackboxさんのlinuxrcを見ると、このnls関係まで通るようなので、KNOPPIX実験室のminirootもbusyboxに乗り換えることにします。
#はたして今日中にアップできるだろうか。

ところで、UMLのminirootのbusyboxの方が、サポートコマンドが多そうですね。ビルドするときにサポートコマンドを取捨選択できるのですか。

>KNOPPIXのlinuxrcってごちゃごちゃしてるから機能単位で分割してしまいたいんですけどね。
>というか最初から分割してて欲しいなと(^^;
同感です。KNOPPIXのVUPに追従することを考えると、構造はあわせざるを得なくなるので、そうしてほしいですよね。 (2004年05月23日 19時17分36秒)

Re[10]:KNOPPIXがV3.3⇒V3.4にバージョンアップしました。(05/16)  
blackbox さん
>ところで、UMLのminirootのbusyboxの方が、サポートコマンドが多そうですね。ビルドするときにサポートコマンドを取捨選択できるのですか。

busyboxはmake menuconfigで機能選択が出来ます。
minirt2x-ntfs.gzに入れたbusyboxは標準設定からネットワーク関連を省いて、
insmod関連をほぼすべて追加、viを削ってawkを追加、
スタティックリンクに変更ってことをやってます。
サイズの制約がなければ目一杯詰め込むんですけどね。
(でも、よく考えたらFDに入れる必要性も無いからサイズはあんまり気にしなくてよいのかな。)

今回のは普通にlibcつかってるんですけど、uClibcを使うと更にサイズが小さくなるようです。
ちなみに、KNOPPIX 3.4にはdietlibcが入ってるので試しに使ってみたんですが、
うまくコンパイルできませんでした。 (2004年05月23日 20時25分08秒)

Re[11]:KNOPPIXがV3.3⇒V3.4にバージョンアップしました。(05/16)  
blackbox さん

Re[12]:KNOPPIXがV3.3⇒V3.4にバージョンアップしました。(05/16)  
mywkfmnr  さん
blackboxさん、こんばんは。
>busyboxはmake menuconfigで機能選択が出来ます。
>minirt2x-ntfs.gzに入れたbusyboxは標準設定からネットワーク関連を省いて、
>insmod関連をほぼすべて追加、viを削ってawkを追加、
>スタティックリンクに変更ってことをやってます。
viまで入っているんですか。あると、デバッグが便利になりますね。
いつか、私もやってみます。とりあえずは、blackboxさんのbusyboxを拝借します。
ただし、今日アップするものは、まだ、KNOPPIX-3.3時代のminiroot.gzの流れを汲むものです。
それも、miniort24.gzだけとなります。続きは来週末に行う予定です。
#でも、来週末も、今週同様、あまり時間が取れないかもしれない・・・

>(でも、よく考えたらFDに入れる必要性も無いからサイズはあんまり気にしなくてよいのかな。)
KNOPPIX実験室のminiroot.gzは5MBにリサイズしています。ただし、4MBを超えて格納すると、
なぜか、ブートしなくなります。grubでコピーしてくれるのが先頭4MBだけなのかもしれません。
このため、4MB近くまで使っているとき、vi/mv/cp/rm等を繰り返して、そのままにしておくと、
やはり、ブートしなくなります。
なので、私は、以下の手順でminiroot.gzを作成するシェル手続きを作って、毎回、それを実行するようにしています。
(1)産総研版のminiroot.gzをコピー&リサイズ
(2)不要なファイルや入れ替えるファイルを削除
(3)必要なファイルを追加
(4)ddコマンドで空きをゼロクリア(gzipの圧縮率向上のためです)
(5)アンマウントし、gzip -bestで圧縮。
ちょっと古い(knoppix-rw-0.2.0用)ものなら、以下にアップしてあります。
http://www.h2.dion.ne.jp/~miyawaki/knoppix/boot/miniroot.resizer.tbz
(2004年05月23日 23時02分21秒)

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