戯曲「Proof」は2000年5月、マンハッタン・シアター・クラブで初上映され、10月にはブロードウェイのウォルター・カー劇場に場所を移して上演され、ピュリッツァー賞、トニー賞を始めとする数々の権威ある賞に輝き、マンハッタン、ブロードウェイ、ロンドン、そして日本でも上演された話題の舞台の初映画化作品がアカデミー賞7部門、英アカデミー賞4部門、さらにゴールデン・グローブ賞3部門を受賞した大ヒット作「 恋におちたシェイクスピア
」の3度目のコンビによって実現しました。舞台版では厳しい批評家達にも大絶賛されたとのことです。戯曲「プルーフ/Proof」を書き上げた劇作家、デイヴィッド・オーバーン自らが脚本を手がけています。
撮影は2003年秋に、シカゴとロンドンで8週間以上かけて行われましたが、屋外の撮影はほとんどシカゴで撮影されました。
行方が気になる今年度ゴールデン・グローブ賞主演女優賞にグウィネス・パルトロウがこの作品でノミネートされています。アンソニー・ホプキンスは俳優業をしばらく休業との噂もありましたが、この作品でグウィネスがヒロインを演じると聞いて、父親役を引き受けたとのことです。
プルーフ(Proof)とは 「 証明 」 という意味。
一般に数学者の思考力のピークは23歳・・それを超えると下り坂・・・
ドラッグにたよってその能力を高めようとする人が少なくないと言うことです・・・・
27歳のキャサリンの歳にはすでに数々の偉大なる証明を世に発表し世界の発展に貢献してきた父、ロバート博士。精神のバランスを崩した父を入院させず、たった一人で看病し、研究を再開してほしいというキャサリンの願いは叶うことはなかった・・・・
大プロデューサーでもある父ブルース・パルトロウを癌で撮影開始の前年に亡くしたグウィネスは、この映画で自らの父親の死を重ね合わっせていたのでしょうか、シカゴ大学で教鞭をとり、天才数学者と讃えられた父数学博士のロバートの死に、悲しみのあまり想い出の中に引きこもり、生きる希望を失ったキャサリンを演じた彼女の迫真の演技はすばらしいものがありました。
少し前に邦画 「 博士の愛した数式
」を観たばかりでしたので、数字に対する認識と愛着のようなものが芽生え始めたタイムリーに観た映画でしたので、それが功を奏した事のか、グウィネスの迫真の演技も相俟って、このストーリーに大変引き込まれました。
凡人である私は、キャサリンのように数学的天才の考えている頭の中は理解出来なし共感はできないと感じながらも、消して違和感を感じませんでしたが、父の教え子であるハルとキャサリンのラヴストーリーとしてはあまり意味をなさない作品のように感じました。
しかし、この世紀の証明によって父を死に追いやってしまったと思いこみ、父の死後自分自身を崩壊させていくキャサリンを演じたグウィネスの演技は賞賛に値すると思いました。
~おしまい~
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