「 トリスタンとイゾルデ 」
生は死よりも尊く、愛は生よりも尊い
(これを数式にすると、愛>生>死)ヾ(--;)イランテ・・o(・_・θキック
1500年前にに誕生したケルトの伝説は、宮廷詩やアーサー王伝説として語り継がれ、この伝説を元にしてシェークスピアの恋愛悲劇の最高傑作「シェークスピア」が執筆された。
監督は「 モンテ・クリスト伯(2002) 」などの古典を得意とするケヴィン・レイノルズを巨匠リドリー・スコットが指名。
主演は、「 スパイダーマン 」シリーズのハリー・オズボーン役で一応お顔は知られているジェームズ・フランコ。
敵国のイングランド人と知りながらトリスタンを瀕死の状態から父国王から匿い介抱するイゾルデ役にソフィア・マイルズ。「 アンダーワールド:エボリューション 」ではエリカ役で出ていました。
トリスタンの幼少の頃を演じているのは、「 ラヴ・アクチュアリー 」のトーマス・サングスター。あのクレバーそうな目力のある瞳は絵になります。
いやぁ~~映画ってほんとに良いものですね☆+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚
この作品は、ビッグスターを使わずに作っているのが功を奏していると感じました。主演のスターの演技がうまいのへたので美しくも哀しいストーリーが霞むことなくストレートに伝わって来ました。ストーリーに無駄がなく、台詞も簡潔で的を得ていて、すんなりと物語の中に浸れる感性と賢さが伺われる脚本だと思います。
シェークスピアの「 ロミオとジュリエット 」の元となる伝説のわりには、現代人にも共感しやすい現代的考え方を主人公に持たせつつも、時代背景や古典の運命的考え方をすんなりと説明出来てるところが凄いです。
音楽もとっても素敵なので思わず最後まで聴き入ってしまいました。
素敵な作品なのに単館系ですぐ終わっちゃうのが残念ですね。
ちなみに同じくケルトの伝説から生まれたワーグナーのオペラ版は楽劇となっています。
『トリスタンとイゾルデ』 (Tristan und Isolde) は、リヒャルト・ワーグナー(ヴァーグナー)の三幕の舞台音楽であり、1857年から1859年にかけて作曲された。一般に楽劇とされているが、本来はワーグナー唯一の無銘の作品である。ワーグナーは、この作品の主要な部分について ゴットフリート・フォン・シュトラスブルク(Gottfried von Strassburg) の騎士道本から引いており、また、音楽的な部分ではあらゆる音楽の頂点に達したといえる。なかでも前奏曲の冒頭に現れる調性の曖昧な和音はトリスタン和音と呼ばれ、従来の機能和声の枠を超えた大胆なものである。前奏曲と最後のイゾルデのアリア「愛の死」は演奏会でもよく演奏される。
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トリスタンとイゾルデ
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~おしまい~
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