「 ドリームガールズ/DreamGirls 」
第64回ゴールデン・グローブ賞で主要3部門受賞第79回アカデミー賞 8部門最多ノミネーション
・助演男優賞(エディ・マーフィ)
・助演女優賞(ジェニファー・ハドソン)
・美術賞
・衣装デザイン賞
・歌曲賞(リッスン/ラブ・ユー・アイ・ドゥ/ペイシェンス)
・録音賞
歴代アカデミー賞に最多ノミネートされた作品のうち作品賞にノミネートされなかった初めての作品。
「 ねぇ、夢が叶う事と幸せになる事ってどうして別物なんだろう~ 」
・・ってどこかで聞いた台詞(笑)。そう!奈々ちゃんの台詞ですよ☆
そんなフレーズが思い浮かぶ、そんな映画でした・・・
監督は、ブロードウェイの大ヒットミュージカルを「シカゴ」の脚本を手がけたビル・コンドン。
主役は、「Ray/レイ (2004) 」、「コラテラル (2004) 」、「マイアミ・バイス (2006) 」のジェイミー・フォックス。私は、「Ray/レイ (2004) 」で初めて彼を知りましたが、まさにレイ・チャールズそのものでは?っという感じで大変インパクトが強かったです。
ジェームス・ブラウンをイメージしたというジェームス・“サンダー”・アーリーを演じたのは、エディー・マーフィー。「ビバリーヒルズ・コップ シリーズ(1984~1994)」や「 星の王子ニューヨークへ行く (1988) 」などのコメディが好きでなので、ジェームス・“サンダー”・アーリー 役はあまりピンとこない感じがしましたが、本作でアカデミー賞助演男優賞にノミネートしてますね。
ジェイミー演じるカーティス・テイラーJr.に見いだされ、リード・ボーカルとして一躍人気を得ていくディーナ・ジョーンズ役にはビヨンセ・ノウルズ 。
ジェイミー・フォックス主演だけあって、アカデミー賞主演男優賞を受賞した「 レイ/RAY 」を彷彿とさせるサクセス・ストーリーの中で、夢を手に入れ成功して行く過程で次々に切り捨て失っていく大切な物・・・・
9年もの歳月を経て、なにが一番大切なのかという事にひとりひとり気づかされて行き、再生されて行くミュージカル。
この映画の一番の見所は、アカデミー賞助演女優賞にもノミネートされた、ジェニファー・ハドソンのパンチのある歌唱力!
キャスト全員のそれぞれに個性のある歌声と歌唱力には、始めから最後まで違和感なく聞き惚れてしまいます。
ソウル、R&B、ラップなどは、ごくごく身近な私小説的歌詞が多いですよね~
その私小説的歌詞がストーリー・テラーとなって、ぐいぐいと観客を惹きつけて行きます。
最愛の恋人ジェイミー・フォックス演じるカーティスにフラれる時のエフィー役を演じるジェニファー・ハドソンの歌は圧巻です。
マジ、耳の鼓膜がびりびりと鼓動して、どっと押し寄せてくる感情の波に圧倒されます。
こればかりは好みだと思うのですが、R&B色よりも、よりポップな歌声のビヨンセのほうが私は好きですけどね。
1962年、アメリカの自動車産業の中心地デトロイトで、スターになることを夢見てレコーディングしてきた建物がデトロイトの暴動の末に焼けおちている姿を眺めながら、ばらばらになってしまった友情が一つの方向に向かい始める無言の風景が印象的でした。
~おしまい~
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