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「聴く」こと、「対… New! かめおか ゆみこさん

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森の声

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2016.11.14
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カテゴリ: カテゴリ未分類
私たちは、「変化する世界」と「変化しない世界」の二つの世界を生きています。

社会の価値観や常識や知識やルールは「変化する世界」に属しています。

流行も変化しています。

学校で教えていることも変化しています。

10年前に当たり前だったことが今でも当たり前かどうかは不明です。

現代人の常識が、10年後、20年後には非常識になっていることだってありえます。

そして、テレビなどはその「変化するもの」だけを扱っています。
人々の関心もまた「変化するもの」だけに向けられています。

なぜなら、人は「変化するもの」に対しては意識を向けやすいからです。


なぜなら「変化しないもの」は常に「そこ」にあるのに見えないからです。

たとえば、人には「波」は見えても、その「波」の下の「海」は見えないものです。
目の前にあるのに見えないのです。

「病気」は見えるのに、「命」が見えないのも同じです。

そして。これは感覚の世界では日常的に起きていることです。

(難しくいうと、「図」は見えても「地」が見えないということです。)

そして、私たちの生命や、からだや、子どもの成長を支えている世界は、「変化しない世界」「見えない世界」に属しています。

そのため、多くの人達がその存在に気付いていません。
学校でも扱わないし、テレビでも扱いません。
それどころか平気で無視しています。

「海」を無視して「波」だけを扱おうとしているのです。



意識が扱うことが出来るのは、「他者」として認識出来るものに限られているからです。

自分の感情は常に動いているのに、その変化は「自分の内側」で起きているので、意識出来ませんよね。そういうことです。

現代人は他者のことについてはいっぱい知っています。でも、自分のことを知らないのです。

「他者としての命」や、「他者としてのからだ」や、「他者としての自然」のことは知っていても、「自分自身としての命」や、「自分自身としてのからだ」や、「自分自身としての自然」のことは知らないのです。

そういう、「自分の内側にあるもの」は、「自分自身の気づき」によってしかその存在を確認することが出来ません。

そして「気づき」は知識では創り出すことが出来ません。


だから、心やからだを病んでいる人に、いくら「あなたはこういう状態だよ」「こうしたらいいよ」と教えて上げても無意味なんです。

人間は、自分で気付かないことには、「自分に必要なこと」は分からないように出来ているのです。

でも、気付けば、もうそれは自分の中に存在しているのです。

これは子どもの育ちでも同じです。

だから叱っても、叩いても、教え諭しても、子どもは変わらないのです。

その「気づき」を促すためには「体験」と「言葉」が必要なんです。





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Last updated  2016.11.14 11:33:53
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