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拮抗状態が望ましい New! かめおか ゆみこさん

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森の声

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2017.12.24
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カテゴリ: カテゴリ未分類
最初に、22日に書いた「人は、何かを得ることで何かを失うのです」という言葉の説明をします。

これは「質」の話であって、「量」の話ではありません。

数学の世界では「1+1」は2です。

「2」から「1」を引けば、また元の「1」に戻ります。
数学の世界は可逆的です。
そしてこれが「量」の世界です。

それに対して、現実の世界では、「1+1」は「2」になることも、「2」以上になることも、「0」になることも、「マイナス」になることもあります。

どうしてそういうことが起きるのかというと、新しいものと出会うことで、新しいものが生まれ「質」が変化するからです。

男性と女性が一人ずついたら、最初は二人でも何年後かには3人になったり4人になったりします。



重曹にお酢を足すと、重曹もお酢も消えて、酢酸ナトリウムと大量の二酸化炭素と水になります。

でも、これらの現象は不可逆的です。

どうして不可逆的なのかというと「前」と「後」とでは「質」が変化してしまっているからです。

「質」が変化するから、「1+1」が「2」以外のものにもなることが出来るのです。

そしてこの「質の変化」は元には戻りません。
「量の変化」は元に戻せても「質の変化」は元に戻せないのです。

「黄色」に「青」を足したら「緑」になります。

ここでは「1+1」は「1」のままです。

その時、「黄色」も「青」も消えます。

「黄色」は「青」を得ることで「黄色」を失うのです。
「黄色」を失わないことには「青」を得ることが出来ないのです。



私たちはその変化を「成長」とか「進歩」と肯定的に呼びますが、じゃあだからといって「古い世界」が間違っていたのか、未熟だったのか、不完全だったのかというとそれは違います。

「黄色」が「青」を得て「緑」になっても、「黄色」や「青」より成長したわけでも進歩したわけでもありません。

ただ、「別の色になった」というだけのことです。

「子ども」と「大人」の違いも、「古代の人」と「現代の人」の違いもそのようなものです。

その時、「緑」が元々の「黄色」の時のことを想い出すことが出来れば、新しく得た「青」に支配されなくなります。


そうすることで今の自分の状態を客観的に理解することが出来るようになるのです。

私が言いたいのはこのようなことです。


今日はクリスマスイブですね。

教室の子に「クリスマスって何の日か知ってる?」と聞くと、「サンタクロースからプレゼントをもらう日」と答えます。

でも、子どもたちはなぜ、何の利害関係もない見も知らずのサンタクロースがプレゼントを持ってきてくれるのかは知りません。疑問にも感じないようです。

お父さんやお母さんは「良い子にしていないとサンタさんはプレゼントを持ってきてくれないよ」と言いますが、それはお父さんやお母さんには都合がいい話ですが、サンタさんには何の関係もない話です。

それに、サンタさんが「子どもを良い子にするための道具」に過ぎないのなら、もっと直接的に、「お父さんとお母さんがプレゼントをあげるのだから、いい子にしていないとプレゼントあげないよ」と脅迫した方が効果的かも知れません。

そして実際、その方法を取っている人も多いです。

サンタクロースがやっているのは「無私の愛」です。「無条件の愛」です。「良い子にしていないと・・・」というような条件付きの愛ではありません。

それは、「お父さんやお母さんに対する子どもからの愛」にも似ています。

「良い子にしていない子」を愛せないお父さんやお母さんはいっぱいいます。

でも、子どもの方は、叱られても、叩かれても、罵られても、どんな仕打ちを受けても、お父さんやお母さんを愛しています。

大人になってしまい、条件付きでないと子どもを愛せなくなってしまった人でも、昔はそのような「無私の愛」や「無条件の愛」を持っていたのです。

少なくとも、クリスマスの時だけは、そんな子どもの時の「愛」を想い出してみませんか。

「サンタクロース」は、我が子に対する「無私の愛」や「無条件の愛」を届けてくれる代理人なんです。

それと、クリスマスは「プレゼントをもらう日」ではなく、「プレゼントをあげる日」です。

ですからお子さんと一緒に、お友達やお父さんにあげるプレゼントを考えて見ませんか。
サンタさんにプレゼントをあげる子はいますが、他の人にあげたっていいのですよ。
うちの子も、クリスマスの時にはよく友達へのプレゼントを作っていました。


でも、プレゼントを待っている人ばかりが増えたら奪い合いになります。


クリスマスは神の子「イエス・キリスト」が生まれた日でもありますが、それは神様が大事な我が子を人間にプレゼントした日でもあります。

人間が良い子にしていたからではありません。

人間のことを愛していたからです。





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Last updated  2017.12.24 13:37:25
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