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「聴く」こと、「対… New! かめおか ゆみこさん

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森の声

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2019.01.12
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カテゴリ: カテゴリ未分類
一般的に、子どもが好きな人は子どもを見ていても見飽きません。子どもと遊ぶのも大好きです。

でも、子どもが嫌いな人は子どもを見ていたいとは思いません。子どもと遊びたいとも思わないし、「遊んでみたら」と言われても遊べません。

ただし、子どものことが好きでも、興味や関心をもって目の前にいる我が子を見るのではなく、管理・監視するような意識でしか子どもを見ることが出来ない人もいます。

どうしてそういう矛盾した状態になってしまっているのかと言うと、そのような人が好きなのは、目の前にいる「自分とは別の人格としての子ども」ではなく、「自分の分身としての子ども」「自分自身を投影した子ども」に過ぎないからです。

自分の心の中のインナーチャイルドを我が子に投影してしているのです。

そのような人は、「ありのままの自分」を受け入れません。そして常に「大好きな自分」と「大嫌いな自分」の間で戦っています。

自傷する人は自傷するくらいだから自分のことが嫌いなのかというと、そうではなく、大好きな自分を確認するために自分に傷をつけているのです。

子どもにもそれをやってしまうと虐待になります。
中には「子どものことが嫌いだから」という人もいると思いますが、実際には、子どものことが大好きでも同じような行為をしてしまう人の方が多いと思います。



子育てをするときに大切なことは、「子どもは親の所有物ではなく、別の人格を持ち、別の人生を歩む、自分と対等な別の人間だ」ということをしっかりと認識することです。

そして、親が知っておくべき「親の役割」は、「まだ未熟な状態の我が子が、やがて独り立ち出来るように手助けをする」ことです。
これは動物界全ての原則です。


このことをちゃんと理解せず、子どもに「自分」を投影したりして過剰に子どもを支配・管理しようとしてしまうと、子どもは「独り立ち出来ない人間」に育ってしまうのです。

その「独り立ち出来ない人間」は「他者と一対一で向き合えない人間」でもあります。

そのような人は、他の人との間に「支配する」か、「支配される」か、「無関心か」という関係しか作れないのです。「対等な関係」というのがよく分からないからです。


我が子との関係においても同じです。

当然そのような人は子どもとも、仲間とも遊ぶことが出来ません。
一緒にディスニーランドのような所に行って、同じ乗り物に乗って、同じものを見て、一緒にはしゃぐことは出来ても、それは「一緒の体験をした」ということであって、「仲間として一緒に遊んだ」ということではありません。

でも、「一緒に遊ぶ」ということをそのようにしか考えることが出来ない人が増えてきています。子どもの時からそのような遊び方しかしてこなかったからなのでしょう。

実は、遊びの世界というのは、実に平等な世界なんです。
支配する人も、支配される人もいません。上下の関係もありません。

「鬼ごっこ」だって「鬼」は持ち回りです。「強い子や成績がいい子は鬼をしなくてもいい」等ということは絶対にありません。そんなことしたら楽しくなくなってしまうからです。


これはネコと遊ぶときだって同じです。ネコ目線に立って、ネコの気持ちを大切にしないことにはネコと遊ぶことは出来ないのですから。

子どもたちは楽しく遊びながら、「平等の体験」をしているのです。というか、していたのです。
民主主義の原点は子どもたちの遊びの世界の中にこそあったのです。


でも、一人遊びの世界では子どもは常に支配者であり、王様です。
だから、一人遊びしかしてこなかった子が数人集まると支配権争いを始めるのです。

じゃあ、我が子を「子どもは親の所有物ではなく、別の人格を持ち、別の人生を歩む、別の人間だと認識出来ない人はどうしたらいいのか」ということですが、そのような認識を得るためには「学び」が必要になるのです。

「子どもとはどういう生き物なのか」「成長とはどういう現象なのか」という学びです。

それはまた、自分のことについての学びでもあります。



すると、「自分」を投影しなくなるのです。





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Last updated  2019.01.12 13:52:34
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