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「あ~、湧いたな~… New! かめおか ゆみこさん

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森の声

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2019.06.12
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カテゴリ: カテゴリ未分類
大分以前、私の親子教室に体験に来た人が、「久しぶりに子どもの笑顔を見ました」と言ったので非常に驚きました。

また、親子一緒に作ったり、遊んだりするような会の時に、「我が子がこんなことも出来ないのか」とか、「家で見る様子とは全く違う我が子」の様子に驚く人は多いです。

我が子が、思っていた以上にすごいことが出来るので驚く人もいれば、「こんなこと簡単にできるだろう」と思っていたことが全く出来ないので驚く人もいます。

多くのお母さん達は、いつも子どもの側にいても「集団の中の我が子」を見たことがありません。
ですから、集団の中での我が子の様子を知りません。ですから、目の前の我が子の様子が、家で見ている我が子と全く違うので驚くお母さんもいます。

また、造形や自由な遊びの場での我が子を見たことがないお母さんもいっぱいいます。そのようなお母さんは、そのような場で子どもがどういう状態なのかを知りません。

我が子が思いっきり走ったり、思いっきり声を出したり、思いっきり笑ったり、思いっきり何かに挑戦している姿を見たことがないお母さんもいっぱいいます。

以前、凧を作って遊ぶ会をやったときに、凧のひもを持ったまま立っているだけの子がいたので「何をしているの?」と聞いたら、「この凧上がらないんだけど」と言ってきました。

それで「走れ!」と言ったのですが、走ったら走ったで、すぐに「疲れた」と言って止まってしまいます。



「わー、きれい」と言って喜ぶのは、大人だけです。

カッターの刃がどちら側か分からない子も多いです。これは非常に危険なことです。そもそも、「刃物は切れる」ということ自体を知らない子も多いです。

大人にとっては常識であっても、体験したことがない子どもには常識ではないのです。

そんな刃物を使ったことがない子が勝手に刃物を使おうとするので、「危ないから」とやめさせようとすると、「大丈夫 大丈夫」と言い返してきます。

「やったことあるの?」と聞くと「やったことはないけど大丈夫」などと言います。
「ユーチューブで見たから大丈夫」などと言う子もいます。

それで、「やったことがないということは、出来ないということなんだよ」と言うのですが、でも、体験が乏しい子にはその言葉の意味自体が通じません。

先日も、ハサミでも切れるようなものをカッターで切りたがる子がいたので、「あぶないからハサミでやりな」と言ったのですが、それでも「大丈夫 大丈夫 やったことがあるから」というのでやらせてみたら、案の定、刃ではない方で切ろうとしていました。

またこれも先日の出来事ですが、子どもが彫刻刀で自分の手を刺してしまいました。

5年生の子が版画を作りたいと言ったので彫刻刀を渡したのですが、それを見ていた3年生の子が勝手に彫刻刀で遊んでいて、自分の手を刺したのです。

大人には「当たり前のこと」であっても、子どもには「当たり前のこと」ではなく、ちゃんと体験を通して学ぶしかないのです。



「知識を与えれば体験しなくても出来るようになる」と思っている大人も多いです。それは例えば、「自転車の乗り方を説明すれば自転車に乗れるようになる」と思い込んでいるようなものです。

本や講演会などで「子育ての方法」を学べば、上手に子育てが出来るようになると思い込んでいる人も多いです。

「体験で学ぶ体験」が乏しい人には、「知っている」と「出来る」は全く別次元のことだということが分からないのです。

それに、「知っている」だけで上手く行くのは学校の中だけです、学校の外の世界では知っているだけでは何の意味もありません。学校の外の世界では「知ってる」よりも「出来る」ことの方が重要な意味を持っているからです。

でも今、「実際にやってみる」という体験をしないまま大きくなっている子が非常に多いのです。それは非常に危険なことです。



でも、そういう場に立ち会ったことがないお母さんは、我が子のそのような状態を知りません。
体験することの大切さも知りません。

ただし、その「体験で学ぶ」にも段階があります。何も出来ない子にいきなりナイフを渡して「何事も体験だ」というのは無責任です。

まず、コマ回しや、木登りといった簡単なからだ遊びを通して「体験で学ぶ」ことが出来るようになってから少しずつ、危険度が高い体験をさせないと危険だし、何も学べずにすぐに挫折してしまいます。

逆に、そういう遊びをいっぱいやってきた子は、他の子がやっているのを見るだけで、教えなくてもすぐにやり方を学んでしまいます。

でも問題は、そういう体験がないままある程度年齢が上がってしまった子は、その基礎部分がないのに、いきなり高度なことをやりたがるのです。

だから非常に危険なんですが、でも、見守りながらやらせるしかありません。当然、小さなケガは普通に起きます。でも、そのケガから子どもは大切なことを学んでいるのです。



それが分からないと、仕事や子育てでも苦しむことになってしまうからです。





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Last updated  2019.06.12 08:17:20
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