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「あ~、湧いたな~… New! かめおか ゆみこさん

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森の声

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2019.06.17
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カテゴリ: カテゴリ未分類
子育ての本質は「親と子の間のコミュニケーション」です。

よく、「褒める子育て」とか、「子どもはしっかり叱った方がいい」などと言う人がいますが、お母さんと子どもの間に「心と心のコミュニケーション」かなければ、褒めても、叱っても、全く無意味です。

夫婦関係の本質も「夫と妻の間のコミュニケーション」です。

教育の本質も「先生と生徒の間のコミュニケーション」です。

政治の本質も「政治家や政府と国民の間のコミュニケーション」です。

人間関係を支えているのも「人と人の間のコミュニケーション」です。

人間が自然と共存するために必要なものも「人間と自然の間のコミュニケーション」です。
「人間が自然の反応を読み取る」という形でのコミュニケーションです。

子どもはお母さんやお父さん、周囲の人や仲間、また自分自身の心やからだ、そして自然などとのコミュニケーションを通して、知性も、心も、からだも、人間らしさも育てています。



育つためには「栄養」が必要なんですが、その「栄養」を与えてくれるのが「コミュニケーション」だからです。

恋人達が「愛」を育てる場合も同じです

ですから、「コミュニケーションの質」がダイレクトに「育ちの質」に影響してくるのです。

それなのに現代人にはその認識がありません。そして、コミュニケーションを大切にしていません。

実際、世の中が簡単便利になるにつて、コミュニケーションがますます減ってきています。増えてきているのは「情報の一方通行」だけです。

でも、一方通行的に流れてくるだけの情報は、脳の中に記録されるだけで子どもを育てる働きは持っていません。むしろ、大量の情報を持っていることで、素直なコミュニケーションが阻害されてしまいます。

子育てにも役に立ちません。

自然の中で、自然と関わりながら遊んでいる子は、草花や、虫や、土や、他の様々なことに対して発見をすることが出来ます。それが子どもの心とからだと知性の育ちの栄養になっていきます。それが「自然とのコミュニケーション」です。

でも、体験の前に知識を与えられた子は、その発見が出来ません。もうすでに知っていることだからです。当然、発見する喜びも、驚きも体験できなくなります。

私は若い頃、一年ぐらいバックパッカーでヨーロッパやインドを歩いていましたが、フランスやスペインの美術館で「絵を確認して歩くだけの日本人観光客」をよく見かけました。

ガイドブックを片手に、「あ、おれこれ知っている。○○が描いたんだぜ」とか言いながら、チラッと見ただけで通り過ぎていくのです。

美術館に来ているのに、知識の確認をするだけで絵の前に立ちどまって絵を味わおうとはしないのです。



簡単で便利な機械達は、深いコミュニケーションをしなくても使えるようになっています。

ノコギリを使いこなすためには、ノコギリと自分のからだと相手の木との間の深いコミュニケーションが必要になります。

でも、簡単で便利な機械に慣れてしまっている現代の子どもたちは、そのコミュニケーションが出来ません。コミュニケーションを取ろうとせず、一方的に思い通りに動かそうとするので、ノコギリも、相手の木も抵抗するのです。

また、自分のからだとのコミュニケーションも出来ていないので、ケガをしたり、無駄に疲れたりもします。

それで「先生切って」と言ってきたり、「オレ、ノコギリ嫌いだからやらない」などと言ったりします。

「最近の子はガマンが足らない」などと言われますが、それもコミュニケーション能力の低下と関係しています。

子どもだけでなく大人も同じですが、ただガマンするだけでは長続きしないのです。「ガマン」は動物の本能に反するからです。



犬が「待て」と言われて待てるのは、待てばご褒美をもらえるからです。でも、人間の場合はご褒美なしに、一種の「美学」としてガマンだけを求められます。

日本人は「ガマンの美学」が好きなんです。でもそれは「命の本能」に反することなんです。

でも実際には、ガマン強い子も、ガマンが得意なように見える子もいます。

じゃあ、そういう子は何をしているのかというと、心とからだを固めて、ただガマンしているのではなく、頭や心の中を一生懸命に働かせて、自分自身や、周囲との間で感覚的なコミュニケーションを行っているのです。

表面的には動いていなくても、頭と心とからだの中は動いているのです。だから同じ状態を継続できるのです。

それは、自転車が走っているときには倒れないのに、走るのを止めたら、立っていることが出来ないのと同じです。

コマも同じです。

内部が動いているから静止していることが出来るのです。
それを支えているのがコミュニケーションなんです。





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Last updated  2019.06.17 08:58:24
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