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「聴く」こと、「対… New! かめおか ゆみこさん

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森の声

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2022.01.21
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カテゴリ: カテゴリ未分類
子どもたちの感情は、「遊び」や、「他の人との関わり合い」を通して育っていきます。
なぜなら、感情と呼ばれるもの自体が、もともと多様な社会を維持するための働きだからです。

だから、イヌや、サルや、象や、馬や、イルカといったような、社会性が高い動物達はみな豊かな感情を持っています。(羊やペンギンのように、ただ安心のために群れている動物の場合はどうだか分かりません。)

ですから、子どもの時に仲間や他の人との関わり合いが少ない状態で育った子は感情の育ちが遅れてしまう可能性が高くなります。
また人は、他の人の感情を「表情」を見ることで感じ分けているので、マスクでその表情を隠している人とばかり関わっている子も、感情の育ちが遅れてしまう可能性があります。

感情の育ちが遅れてしまった子は、他の人の感情に対して鈍感になるでしょう。
感情は、言葉の育ちと同じで、様々な体験を通して学んでいくものだからです。
感情は生まれつきのものではないのです。

またそれ故に、その子の育ちの状態が、その子の感情の状態に大きな影響を与えています。楽しい、嬉しいといったような、肯定的な感情が強い子ども時代を過ごした子は、肯定的な感情が強い大人になるでしょう。


でも、悲しい、寂しい、苦しい、といったような否定的な感情が強い子ども時代を過ごした子は、否定的な感情が強い大人になるでしょう。

そのような人は、仲間や他者に対しても心を開きません。怖いからです。
また、自分の人生に対しても、肯定的に向き合うことが出来ません。
人は自分の未来に過去を投影する癖があるからです。
過去が苦しかった人は、その苦しかった過去を未来に投影してしまうため、「苦しい未来」しか思い描くことが出来なくなってしまうのです。
そして今、そういう人が増えてきています。

実は、「遊び」と呼ばれるものは、子どもの肯定的な感情を育てる上で非常に大きな働きをして来たのです。
「遊び」には子どもの感情を育てる働きがあるのです。

でも、昨今、「遊びは無駄なものだ」と考えている、お母さんや大人が多いです。
このコロナの状況下でその状況はさらに深刻なものになっています。

確かに、いっぱい遊んだからといって、学校の成績が良くなるわけではありません。また、習い事のように何かが出来るようになるわけでもありません。

「遊び」で無駄な時間を過ごさせるのなら、英会話や様々な習い事をさせて、有意義な時間を過ごさせるべきだと考える人も多いです。


でも、体操教室やサッカークラブには、子どもの意思に基づく自由がありません。
そして 子どもは、意思の自由がない活動に喜びを感じたりはしないのです。

ちなみに、「意思の自由」とは、単に「自由にしていいよ」と与えられる自由ではなく、目的を持って自分の意思で行動する自由です。
自分の意思で活動するから楽しいし、また喜びが生まれるのです。それが、子どもたちが遊びの場で行っていることなんです。

人間は感情の動物です。人間を支配しているのは知能ではなく感情です。知能は、その感情を実現するために使われているだけです。


それだけのことです。

だからこそ、子ども時代に豊かで肯定的な感情を育てることが非常に重要になるのです。そして、「遊び」がその働きをしているのです。

「遊び」は決して「無駄なもの」ではないのです。

 ゲームでばかり遊んでいるような昨今の子どもたちはどんな感情が育っているのか、考えたことがありますか。

少なくとも、そこには「温もりを持った人間に対する感情」はないと思います。





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Last updated  2022.01.21 08:16:27
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