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人目が気になるって… New! かめおか ゆみこさん

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森の声

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2024.03.16
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カテゴリ: カテゴリ未分類
AIやデジタル技術の進歩で「本物」と「偽物」の区別が難しくなってきました。
グーグルピクセルのCMでは、カメラの編集技術の素晴らしさをアピールするために、写っている物の位置や背景を自由に変えたり、笑っていない人の顔を笑顔にして見せたりしています。

最近のAIは、この世に存在しない人をリアルな姿で創り出し、動画の中で話したり、演技をさせたりすることが出来ます。

恋人がいない人がAIに恋人を創ってもらって、「一緒に江ノ島観光をしている動画」だって創れてしまうのです。そして、繰り返しその動画をみているうちに、それが本当にあったことだと思い込むようになるでしょう。
偽の情報によって、記憶が書き換えられてしまうのです。

ちょっと前までは、写真は「事実の記憶」を残すための手段だったのですが、その事実を自由に創作できるようになってしまったので、「本当の事実」と「嘘」の違いを証明することが困難になったのです。

そして、日常的に「嘘」に触れていると、「嘘」と「本当」の区別が付かなくなり、次第にその「嘘」の方が「本当の事実」だと思い込んでしまうようになるのです。

これは、昔からある「洗脳」の技術と同じものです。
「大和魂と竹槍があれば、鉄砲を持っている米兵にだって勝てる」と国や周囲のみんなが言っていれば、自分も「そうなのかな」と思い込んでしまうのです。



そんな時に「それは変だ」と感じることが出来るのは、本物と出会い、本物を体験し、本物から学んだ人だけです。

「本物」といってもそんな凄いものである必要はありません。皆さんの足下にある石でも草木でも、雨の後の水溜でも、山の中に落ちているドングリも、落ち葉も、みんな「本物」なんですから。
そして、幼い子ども達は、その「本物」で遊ぶのが大好きです。

問題は「現代人はそのような本物と触れ合わなくなった」、「そのような本物に価値を感じなくなった」ということなんです。お母さんもドロンコや水溜で遊ばれるよりも、ゲームの中で遊んでくれた方が洋服は汚れないし、ばい菌もいないし、安心でもあります。

そして現代人は、大人も子どもも「本物」よりも「お金さえ払えば、自分の希望通りに自由に仮想現実を作り出せて、手軽に自分の欲望を満たしてくれるデジタルの世界」の方を選ぶようになったのです。

でも、遊びや仕事はデジタルの世界の中でも出来ますが、「自分の命を支えるための活動」や「子育て」はデジタルの世界の中では出来ないのです。

デジタル世界の中で学んだことは、子育ての現場では全く役に立たないのです。自分の人生を自分らしく生きようとする時にも役に立ちません。

デジタル世界の中で理想的な子育てをしても、実際の我が子がその通りに育つことは100%ありません。血の通った我が子を「たまごっち」のようには育てることが出来ないのです。

また、デジタル世界の中でいくらいっぱいノコギリを使っても、山登りしても、仲間と遊んでも、自分の肉体が存在している現実世界では、その体験は全く役に立ちません。むしろ、「実際には何も出来ない自分」を思い知るだけです。


本当の水、本当の土、本当の仲間、本当の自分と出会わせてあげて下さい。

本当の幸せは、本物との出会いを通してしか得ることが出来ないのですから。
「デジタル世界の中での幸せ」は、「夢の中の幸せ」と同じ蜃気楼のようなものです。





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Last updated  2024.03.16 07:58:18
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