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夏みかん@ Re:「成績のための勉強ではなく、人生を豊かに生きるための勉強を」(05/22) 4月から小学校へ入学した1年生の男の子が…

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森の声

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2024.05.11
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カテゴリ: カテゴリ未分類
大人が生きている世界と、7才までの子どもが生きている世界の一番大きな違いは、大人は「物が作りだした世界」に生きているのに対して、7才前の子どもは「感覚と心が作り出した世界」に生きていると言うことです。

ただし、大人でも夢の中では「感覚と心が作り出した世界」に入ることが出来ます。また、麻薬などの薬物を使うことでも入ることが出来ます。

「7才前の子どもは」と書きましたが、幼ければ幼いほどその度合いは強いです。また、7才を過ぎてもその世界から抜け出せないままの人もいます。そういう人は、現実と妄想の境界が明確ではないため社会的な活動が困難になると思います。

ただし、同じ「感覚と心が作り出した世界」ではあっても、大人の場合と子どもの場合とではその性質が大きく異なります。それは、子どもと大人とでは「からだの状態」が大きく異なるからです。

よく「心とからだはつながっている」という言い方をしますが、つながっているのではなく、最初からこの二つは一つのものなんです。
それはボールなどのようなものの表と裏のような関係です。紙の裏表でも同じです。表を見ている時には裏は見えません。裏を見ている時には表は見えません。でも、この二つは同じものですよね。裏側に穴を空ければ表にも穴が空くのですから。
ですから、「からだの状態」が異なれば「心の状態」も異なるのです。

幼い子ども達のからだの中では、成長に伴う命の働きが非常に活発に働いています。表面から見ただけでは分かりませんが、ものすごい勢いでからだの作り替えが行われているのです。
その活発な生命活動が子どもの感覚と心に働きかけて、子ども独特の感覚と心の世界を世界を創り上げているのです。


子どもの感覚世界においては、その活発な生命活動によって、動かないものを見ても動いているように見えてしまったりするのです。
グルグル回ってぱっと止まると、からだは止まっているのに周囲が動いているように感じますよね。それと似たような状態です。

人は、自分の内側の動きを外側の動きとして感じることが出来るのです。大人はそれを錯覚として判断しますが、まだ客観的な視点を持っていない幼い子どもにはそれが出来ないのです。

でも、子ども自身にとってはそれは「錯覚」ではなく「事実」なんです。

又、幼い子ども達は成長と共に消えてしまう特別な感覚や感性を持っています。大人には見えないものが見えたりするのです。
無意識下では大人にも見えているのですが、大人は意識というフィルターがその感覚を遮断してしまっているのです。

<続きます>





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Last updated  2024.05.11 08:39:42
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