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人目が気になるって… New! かめおか ゆみこさん

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森の声

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2024.05.29
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カテゴリ: カテゴリ未分類
多くの人が勘違いしていることがあります。
それは子どもを「未熟な存在」だと思い込んでいることです。
成長を「未熟=>成熟」「不完全=>完全」へと捉える考え方も同じです。
でも本当はその逆なんです。

赤ちゃんは、世界中の言葉を話すことが出来る状態で生まれてきます。ただ、まだ「言葉」というものを知らないから話すことが出来ないだけなんです。歌を歌う能力を持っていても歌を知らなければ歌えないですよね。それと似たような状態です。

だから、フランス語を話す親に育てられればフランス語を話せるようになり、日本語を話す親に育てられれば日本語を話すことが出来るようになるのです。
それがどんなに難しい言葉であっても、その言葉によって育てられればその言葉を話せるようになるのです。それが赤ちゃんだけが持っている特殊な能力なんです。

幼い子どもはゼロから「新しい言葉」を学んでいるのではなく、「必要がない言葉」を切り捨てて「自分が生まれた場所で生きていくために必要な言葉」だけを残しているのです。

だから、「不要なもの」として「切り捨て」が終わってしまった大人が新しく外国語を学ぼうとしても、赤ちゃんが言葉を学ぶ時のようにすんなりとはいかないのです。また、いくら勉強しても母国語のように使えるようにはならないのです。

それは彫刻を始める前の木や石の塊のような状態です。
彫刻家は木や石の塊を彫って仏や、美女や、リンゴや花も創り出すことが出来ます。椅子やテーブルといった「役に立つもの」を創り出すことも出来ます。でも、その無限の可能性を持ったものをゴミにすることも出来ます。
だから彫刻家は「自分が創っているのではなく、自分は予め存在していた〝それ〟を取り出しているだけなんだ」などというようなことをいうのです。
そしてこれは子育てでも同じなんです。



そして、一度失われてしまったニューロンは再生しません。だから、大人になってから外国語を学ぶのは難しいのです。(大人になってから新しい言葉を学ぶ時にはまだ残っているニューロンをうまく組み替えてそれに対応させるのです。)

学習することでニューロンが新しく創られるのではなく、すでにあるニューロンとニューロンのつながり(シナプス)が強化されるだけなんです。そして、使われないニューロンやつながりは消えて行きます。その結果、意味のある活動や思考が出来るようになるのです。

詳しくは
赤ちゃんには、秘められた能力と「脳力」がある
このサイトの記事を読んでみて下さい。以下はその記事からの抜粋です。
また、脳を構成している神経細胞(ニューロン)の数は、実は生まれたばかりの赤ちゃんが最も多く、成人の約1.5倍あり、成長とともにその数は減っていきます。また、神経細胞どうしをつないでネットワークを構成する「シナプス」の数も、生後7・8カ月ごろにピークとなり、あとは減少していくという調査結果が出ています。つまり脳の神経細胞もシナプスも、赤ちゃん期に過剰に作られ、成長の段階を追うごとに、機能的に必要ない部分が刈り込まれていくということです。

「成長」とは「普遍的な状態で生まれてきた子が、自分が生まれてきた世界に合わせて個別化、特殊化していく」ということなんです。 それはまた可能性が失われていく過程でもあります。
だから「子どもは天才」などと言われながら、ほとんどの子が成長と共に凡人になっていくのです。

これはものの考え方でも同じです。赤ちゃんは全ての可能性を考えることが出来るのです。行動においてもタブーがありません。何でもかんでも試してみようとします。
虫を殺して遊んだりもします。
でも、それは子どもが残虐だからではありません。「出来る事は何でも試してみようとする」のが子どもの本能だからです。

そんな時、「ダメ」ばかり言って子どもの行動を制御していると、子どもの中の可能性はスゴイ勢いで消えて行きます。そして、後からその可能性を取り戻そうとしても一度消えてしまった可能性は元には戻りません。

「なんでそんな残酷なことするの」とか「何でそんなかわいそうなことをするの」と言っていると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思い込むようになります。



また子どもは周囲の大人達との関わり合いを通して「必要な能力」と「不要な能力」を振り分けています。普段から「君はどう思うの?」と問いかけられているような子においては、「自分の頭で考える能力」は「必要な能力」として残ります。

でも、命令に従うだけの生活をしている子は自分の頭で考える能力を失っていきます。そして、一度失ってしまった能力を復活させるのは非常に困難です。

幼い子どもは「自分の頭で考えることが出来る大人」と関わることで、自分の頭で考えることを「必要な能力」として残し強化することが出来るのです。

「教えたから」出来るようになるのではなく「必要だから」出来るようになるのです。
それは、幼い子どもが母国語を獲得する過程と同じです。





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Last updated  2024.05.29 08:53:34
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