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「楽しさ」を意識し… New! かめおか ゆみこさん

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森の声

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2025.11.26
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カテゴリ: カテゴリ未分類
子どもが「なんで? どうして?」と聞くのは「驚き」や「不思議」を感じたときです。
そして子どもの成長には、その「驚き」や「不思議」を感じる旬があるのです。
脳の働きが急激に成長する幼児期や思春期です。脳の働きが急激に成長する事で、それまで気付かなかったことに気付くことが出来るようになるのです。
気付く以前から「それ」はそこにあったのですが、それを見る眼がなかったので気付かなかったのです。

例えば、二次元(平面)でしか物事を見ることが出来なかった人が突然三次元(立体)の視点を持てば、「なんで? どうして?」が溢れてくるでしょう。
三次元でしか物事を見ることが出来なかった人が、突然四次元(立体+時間)の視点を持てば、「なんで? どうして?」が溢れてくるでしょう。

それを同じようなことが、子どもの成長に伴って起きているのです。

その時、子どもは「日常を超えた世界」と出会っているのです。
そして、「日常を超えた世界」に不思議を感じ興味を持ち、お母さんに「なんで? どうして?」と聞くのです。



思春期にもその「なんで? どうして?」という感覚が目覚めますが、思春期の子はお母さんには聞きません。自分一人で一生懸命に考えます。本の中に答えを探そうとする子もいます。そのため孤独を感じたりもします。

私たちは自分の脳が創り出した世界に生きています。私たちが見ているもの、聞いているもの、感じているものは全て、脳が創り出したものです。

そして、その脳が創り出した世界の中に閉じ込められています。でも、いつもの視点に囚われることなく、別の視点を持つことで思考や感覚の次元が上がるのです。
幼児期や思春期でなくても、意識の持ち方を変えることで、何才になってからでもその思考や感覚の変革は起きるのです。

すると出口のない迷路に見えたものにもちゃんと出口があることに気付くのです。
それは迷路で行き詰まったときに、ドローンを飛ばすようなものです。ドローンを使った上から見てしまえば、迷路から簡単に抜け出すことが出来ますよね。それと同じです。

私たちの頭の上にはいつも「空(そら)」があります。夜になれば「夜空」や「星空」を見ることが出来ます。

でも、「空(そら)」という漢字は「から」とも読みます。空っぽの「から」です。

実は「空(そら)」には何もないのです。(空気はありますけど)「空(そら)」は空っぽなんです。

夜、頭の上に見えているのは「空(そら)」ではなく「宇宙」なんです。

私たちは「星空が見える」と言い方をしますが、実は「宇宙」が見えているのです。そして、その事に気付くとき、思考のバージョンアップが起きます。宇宙からの視点を持つことが出来るようになるからです。



「死」も同じです。自分中心の視点から見たら「死」は「終わり」です。でもそれは「意識の終わり」であって「命の終わり」ではありません。

皆さんの命は皆さんの子どもたちの中に受け継がれて行くのですから。また、死んでまた地球を構成している要素に還元されれば、また新しい命の一部になったりもします。
そもそも「命ってなんだ」という明確な定義はいまだに存在していないのです。

また、「死んでいく自分からの視点」ではなく「それを見ている他者の視点」から、「死んでいく自分」をイメージしてみるのも面白いと思います。

一般的に病気は「悪いこと」「困ったこと」として捉えられています。だから、薬を飲んだり、手術をして治そうとするわけです。


視点を変えてみると色々な「なんで? どうして?」が見えてくるのです。
面白いですよ。

子育てに行き詰まったら、子どもの視点になって物事を考えたり、感じたりしてみて下さい。思考がバージョンアップしますよ。





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Last updated  2025.11.26 07:16:38
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