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「あ~、湧いたな~… New! かめおか ゆみこさん

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森の声

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2026.06.21
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昨日は「親に出来ることはなんなのか」ということを書きましたが、今日はその逆、「親に出来ないことはなんなのか」ということを書いてみます。
その両方を知らないと子育てが独りよがりになって、迷子になってしまうからです。

まず、親が教育や子育てにどんなに詳しくても、シュタイナー教育やモンテッソーリ教育の教師でも、お母さんやお父さんが「心やからだや魂の成長」に興味を持っていても、「子育て」は困難になります。
子育てでは「自分とは異なる人格の人間」を育てているのですから、「困難を伴わない子育て」なんて存在しないのです。そのことは理解しておいた方がいいです。
もし皆さんがその様なものを望んでいるのなら、それは幻想です。そして、そのように望むことで、さらに子育てが困難に、そして苦しくなってしまうのです。

「子どもを育てる」ということは、「自分と対等の人間を育てる」ということです。お母さんや大人の言うことに従順にしたがう部下や、家来や、奴隷や、ペットを育てているわけではありません。
確かに、「お母さんの愛情と、保護と、安心」を必要とする幼いうちは、理解できる範囲、自分で出来る範囲でなら、お母さんの指示に従うかも知れませんが、成長とともに「自我」(一人の人間としての意識)が目覚め始めると、「お母さんの指示」よりも、自分の趣味や興味や感情や仲間の方を優先するようになってきます。そして、お母さんやお父さんの指示や、命令や、保護を拒否するようになります。

それは子どもの成長においては正常なことなんですが、「一人だけで頑張っているお母さん」にとっては、子どもがそのような状態になってしまうと何も出来なくなってしまうのです。
また、子どもの方も、自分の意思でお母さんやお父さんの保護を離れたのに、お母さんやお父さんの保護がない状態での生き方が分かりません。



子どもがお母さんやお父さんの保護を否定し始めるのが「思春期」という時期なんですが、思春期になって親の保護から離れた子ども達に必要なのは「自分とは異なる価値観の人とのつながり方」なんです。
これが分からないと「社会」という世界の中で、自分らしく生きていくことが出来なくなってしまうからです。

昔、子ども達が「子ども達による自主的な群れ」の中で育っていた頃は、「遊び」を共有することで、自分とは異なる価値観の子ども達ともつながることが出来ました。「群れ遊び」の場では、価値観が異なっていても知恵を出し合い、助け合わないと楽しく遊べないからです。

男性と女性も価値観が異なりますが、お母さんとお父さんが「家族の幸せ」という目的を共有することで助け合って生活していれば、子どもはそんなお母さんやお父さんの姿を見て「価値観が異なる者がつながることの大切さ」を学ぶことが出来ます。

ここで大切なことは「お母さん」と「お父さん」が対等であることです。それは「平等」とは異なるものです。
「平等」は与えられるものですが、「対等」はお互いに尊重し合うことで生まれるものです。お母さんが子どもを尊重し、子どももお母さんを尊重しているのなら「お母さん」と「子ども」は対等なんです。
でも、子どもとお母さんは役割が違うので平等にはなりません。

「お母さんとお父さんが対等になる」ということは、「お母さんとお父さんの仕事の区別」をなくすことではありません。お互いに、相手の価値観や役割を尊重し合うことです。
この「対等という関係の体験」「対等な関係の築き方」「対等な関係の他者とのつながり方」などは、お母さんが一人でどんなに頑張っても、子どもに伝えようがないのです。

そしてそれを伝えることが出来ないと、子どもがお母さんやお父さんの保護を離れて「社会」という世界に出た後、迷子になってしまうのです。

だから、子育ては一人で頑張ってはいけないのです。自分が出来ないときは助けを求めることも必要です。一人では出来ないときには仲間を集めることも必要です。また、つながりによって支えられている大人の中に子どもを預けることも必要です。






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Last updated  2026.06.21 09:46:59
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