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「ひとが誰かを特定… New! かめおか ゆみこさん

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森の声

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2026.07.21
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カテゴリ: カテゴリ未分類
人間は「感情の動物」です。人間の特性を高い思考力に求める人がいますが、それは人間の人間らしさを支える根本的な特性ではありません。

実際、感情の働きが萎えてしまうと、感じる力も、考える力も、行動する力も、生きる力も萎えてしまいます。また、姿勢も崩れ、病気に罹りやすくなります。感情には「病気からからだを守る働き」もあるからです。

そして、その「感情の働き」の根本的な所は「からだの育ち」と共に成長します。「感情」と「からだ」はほぼ一体のものだからです。
大人は義務で行動しますが、子ども達は義務では行動しません。「やりたい」という感情が動かなければ子どもは自発的には行動しないのです。そして、「頭の育ち」は「感情の育ち」と「からだの育ち」の結果として生まれます。ですから、「感情の育ち」「からだの育ち」がちゃんと満たされない子は「頭の育ち」も満たされないのです。

ですから、「感情の育ち」「からだの育ち」を無視して、いきなり「頭の育ち」を促そうとすると、これら全部の育ちに困った影響が残ってしまうのです。順序を間違えると成長が歪んでしまうからです。でも、多くの現代人が、これをやってしまっています。

実際、「やりたい」という感情が強い子ほど能動的に行動します。遊びはその「やりたい」を引き出すきっかけとして働いています。そして、7才頃までに、「遊び」を通して心とからだがちゃんとつながった子は、周囲の刺激に振り回されにくくなり落ち着いてきます。そのような子ばかりなら学級崩壊は起きないのです。

学級崩壊という状態が一般的になってしまったのは、「心とからだがつながっていない子ども達」が増えてきたからなんです。
そのような子は感情の育ちが未熟なため、簡単な刺激に触れただけで自分の感情に振り回されてしまうのです。また、それ故に、落ち着いて、論理的に考えることも苦手です。
他者とつながったり、対話したり、支え合ったりするのも苦手です。そして、自分中心に感じ、考え、行動するようになります。


子どもは、からだの基本的な機能が整った状態で生まれてきます。でもまだ「器」しかありません。その中身は産まれた後の体験を通して育っていくのです。感情もその時に育っていくのです。

幼い子ども達は、まず感覚の働きを育てようとします。全ての生き物は感覚の働きを通して「自分が生きている世界」とつながり、食べ物をとり、敵や危険な状況から身を守っているからです。
だから色々なものに触れ、色々なものを口に入れ、色々な所に行って、色々なことをするのです。

その時、周囲にいる大人がその「子どもが感じている感覚」を共有しようとするとき、その感覚に伴う感情も育っていきます。「感情」は「言葉」と同じ性質を持っていて、人から人へと伝承されるものだからです。

美味しいものを食べたときに「美味しいね」と言って笑顔で「子どもが感じている感覚」を共有していると、食に対する肯定的な感情が育つのです。
確かに、一人だけで食べても栄養は取れます。でも、「食べる」と言うことに対する肯定的な感情は育たないでしょう。

子どもが立ったとき「立った、立った」と周囲の大人が喜んでいると、「立つ」という行為に肯定的な感情を持つようになります。
子どもがからだを動かして色々なことをやっている時、それを見ている大人も子どもと一緒に喜んでいると、子どもはからだを動かして遊ぶことが楽しくなります。そして、からだを動かすことに対する肯定的な感情がめざめます。

(続きます)





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Last updated  2026.07.21 06:42:39
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