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「事実」と「考え」… New! かめおか ゆみこさん

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森の声

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2026.09.29
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日は9月の12日、13日と伺わせてもらった、千葉県の成田で活動している「2nd school もりのこびとたち」について書かせて頂きます。

HPには以下のように書かれています。

親も子も楽しめる独自の教育活動を提供し続けて27年。
どんな時代も変わらない、
子どもだけでなく大人も成長していく
豊かで美しい時間が流れています。


活動の中心となっているのは奥村奈美余さんです。この会を始めたのも奥村さんです。
でなぜ今日「2nd school もりのこびとたち」について書いているのかというと、奥村さんの方から「書け!」という指示が来たこともありますが、このような「親子で参加する会」のあり方についてもちょっと書いておこうかなと思ったからです。

色々なところに「親子で参加する会」があります。お母さん達のグループが企画している会もありますが、行政が企画しているものも、企業が企画しているものもいっぱいあります。
その目的も様々です。行政が企画しているのは「子育て支援」のつもりなのかも知れません。企業が企画しているものはイメージアップと宣伝が目的なのかも知れません。
お母さん達が企画しているのは「お母さんの仲間作り」や「子どもの仲間作り」を目的としている会が多いような気がします。

でも、「2nd school もりのこびとたち」でやっていることは、それらのいずれとも違います。それらの活動に求めるものと同じものを求めて会に参加すると戸惑ってしまうでしょう。
ここでは何にも提供してくれません。


普通だったらこのような会は成り立ちません。何かを期待して行っても何にもないし、何にもしてくれないのですから。それでは大人も子どもも退屈してしまうでしょう。それでいてちゃんとお金は取るのですから。
でも、見ているとちゃんと会が成り立っているのです。みんな楽しそうです。それは、一人一人が自覚を持って自主的に動いているからなのでしょう。

考えてみたら、昔の「子ども達による、子どもたちのための遊びの場」は似たような状態でした。指示や命令を出す大人も、遊びを指導してくれる大人もいませんでした。遊具も屋台もありません。あるのは自然と自由だけでした。
それでも、バラバラにならずにみんなが助け合って楽しく遊んでいたのです。助け合って遊ぶこと自体が楽しかったのかも知れません。まただから心とからだの成長も出来たのでしょう。

でも、最近の子ども達をいっぱい集めてもそのような状態にはなりません。遊具や、遊びを指導してくれる大人がいないと遊べません。「子ども達だけで一緒に遊ぶ」ということが出来ないのです。
それは、最近の子は「何かしてもらうこと」に慣れてしまっているからなのでしょう。また、「みんなで遊ぶ」という発想もないし、「みんなで遊ぶ遊び」も知りません。
そのため、放っておくとバラバラに自分勝手に遊び始めるか、気の合う2、3人でつるんで遊び始めます。そしてトラブルが起きます。

みんなで一緒に遊ぶためには「共有するもの」が必要になるのです。それは自然であったり、物語であったりしました。いわゆる「伝承遊び」と呼ばれる遊びも「共有するもの」でした。歌や踊りを共有することも出来ます。
でも、オモチャのような「物」は共有出来ません。ゲーム機も共有出来ません。そして最近の子ども達は、そのような「共有出来ないもの」ばかりで遊んでいます。
そういう子ども達を集めて、いきなり「一緒に遊べ」と言っても無理なんです。だから、子ども子どもの気を引くような様々な仕掛けが必要になるのですが、だからその結果、子どもたちはお客さんになってしまうのです。
そして、お客さん同士はつながりません。成長も出来ません。


メンバーが、わらべ歌を共有して遊ぶ時の感覚を知っているから今の活動が成り立っているのではないかということです。

実は、私がプライベートで30年くらいやっている「冒険クラブ」という活動も似たような状態です。遊びの指導者として呼ばれていくときには当然遊びの指導をしますが、「冒険クラブ」は趣味でやっているので指導しません。
でも、この会の大部分の親子が、「ポランの広場」という私がやっている幼児教室の出身者なんです。「ポランの広場」ではわらべ歌、劇遊び
、様々な工作などで遊んでいますが、そこで私がいつも言っているのは「子どもは遊ばなくてもいいけど、大人はちゃんと遊んで」ということです。

子どもは大人がやっていることを真似するものです。大人が助け合って楽しく遊んでいれば、子どももそれを真似し始めるのです。

なので、「2nd school もりのこびとたち」もそういうことなんだろうな、と推測したわけです。

それともう一つ重要なポイントがあります。それは代表の奥村奈美余さんです。奥村さんがこの会の「要石」としてしっかりと中心を押さえているからバラバラにならないのです。見かけ的にもそのような貫禄があります。
奥村さんは(無言の圧力は強そうな気がしますが)いちいち細かい指示や命令を出してはいませんでした。
「要石」はあれこれやらなくていいのです。それが「要石」の役割だからです。でも、何にもしていないように見える「要石」ですが、その「要石」が消えたらみんなバラバラになってしまうのです。

そして、その「要石」の役割が出来るような人は本当に少ないのです。この会で動いているお母さん達はみんな優秀でした。ちゃんと気配りが出来て、必要な時に、必要なことを、必要なレベルで出来ているように見えました。
でも、優秀なだけでは「要石」にはなれないのです。
なぜなら「要石」には覚悟が必要だからです。この「覚悟」は訓練で身につくようなものではありません。長くやっていれば、色々なことを覚えれば身につくというようなものではないのです。そして今、この「覚悟」を持って生きている人が本当に少なくなってしまっています。





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Last updated  2026.09.29 09:28:43
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