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「RSECクリスマストレイン」のイベントに参加し、高崎に行ってきました。吹きっさらしの上州空っ風が冷たかったけれど、日差しにも恵まれ、充実した一日を過ごすことができました。行きはロクイチ+24系ハネの走行を撮り、EF65535のブルトレ編成を思う存分堪能した現地での撮影会、そして帰路はロクイチの汽笛を聞きながら、暮れなずむ夜汽車の雰囲気で……首都圏のELがらみでは、もうこれ以上のシチュエーションは考えられませんね。東海道、関西、双方のブルトレのヘッドマークが次々に、構内で24系に繋がれた535号機に付けられました。このときばかりは、ロクイチさまがすっかり脇役になってしまい……ロクイチが主役じゃない?! こんな光景は初めて見ました(笑)カメラが群がる編成正面を一瞬離れると、535と61の顔が、西日に浮かび上がっていました。その表情は、まるで在りし日の東京機関区のように。。。
2005.12.18
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1970年夏への時間旅行、舞台は江東、都電の行き交う錦糸町駅前に移ります。横浜の友人に連れられて、まずは専用軌道も残る38系統に乗車、車内からスナップしながら最後は錦糸町に戻り、行き止まりの電停であれこれ撮影したようです。国電のガードのそばにロッテの看板と大きな映画館があり、「楽天地」というのが何を表わすのか、首をひねったことを思い出します。キネマの天地、から来ていると知るのは、ずっと後に、芝居や映画で「蒲田行進曲」を観たときのことでした。しかし、考えてみれば、これが中学生が最初に見た、東京の繁華街だったのですね。キャバレーやトルコの看板、見たなあ(笑)なぜ、新宿でも渋谷でもなかったのか。それはただ、都電があるかないか、だけでしたが(爆)中央線から東横線の東京暮らし、錦糸町とはいまだにほとんど縁がありません。数年前、初めて錦糸町で食事をする機会がありました。タイやベトナムのエスニック、現地風の美味しい店でしたが、昭和の楽天地、とはすっかりかけ離れた街の雰囲気でした。
2007.07.15
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9月末に三重に非鉄な所用があり、その帰り道に遅ればせながら、JR東海のリニア鉄道館に行ってきました。名古屋から初めてのあおなみ線に乗って、おいおい、ここは貨物が来るのか、お、原色のDDだ、などとド素人そのものの短い道中でしたが(笑)この博物館に収蔵された保存車両のうち、最も見たかった2輌の機関車が、アクリル?の通路を挟んでではありますが、並んで展示されていたのには、ちょっと感動を覚えました。名古屋機関区のC57139号機と、浜松機関区、そしてJR東海静岡運転所のEF58157号機です。C57139は厨房の時に名古屋駅で1枚だけ撮ったことがあり、その後、DD54故障の代替予備機として梅小路に待機していたのをドキドキしながら撮りました。そして、イゴナナはJR東海最後のゴハチとして、とくに飯田線に入るようになってから、数えきれないほどの思い出があります。かたやC57が梅小路の時と同じような御召機さながらの装備であるのに対し、イゴナナは茶色、原型小窓に戻されて印象がかなり変わっていますが、こうして「名」と「浜」の時代を象徴する機関車が、当時の姿を確実に伝えて博物館に君臨している、、、何と素晴らしいことではありませんか。それは、C62より、新幹線よりも。
2011.10.30
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