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2025.01.30
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カテゴリ: イマジン
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第二章 人生を円相で考える 闇から光へ、人生を転ずる

お釈迦様は、この世には四種類の人がある、と説かれました。

「闇から闇に行く人、闇から光に行く人、光から闇に行く人、光から光に行く人」

この四種類の人の話から二つの教えを学ぶことができる、と唯識学の太田久紀先生は語ります。
一つは「人生、変えてゆくことができる」

二つは「変えてゆく主人公は私であり、その私の今日ただいまをどう生きるかにかかる」

親子、兄弟、夫婦、どこかに代ってもらえるような甘えがありますが、人生は絶対に代ってもらうこともできません。私の人生をどう築きあげていくか、どう変えてゆくかの主人公は私しかないのです。心して自分の人生を光あるものへと転じてゆきたいと思います。


人生、変えてゆくことができる!


そのころ、寺じゅうの者がわし一人を留守番にして、みんな出かけたことがあった。
ちょうど、いいと思って、本気でひとり正身端座(しょうしんたんざ)-坐禅をしていた。
そのとき、炊事の婆さんが、ひっこりと本堂へやってきた。
とたん、薄暗い本堂の中で、端然と威儀をただして一人坐禅しているわしの姿を見てびっくりして、思わずべったり坐って合掌し、仏様に向ってするように何百倍かていねいにわしを拝んだ。
 わしは深く考えさせられた。坐禅というものは偉いものであると知った。
 実際、人間の偉さにもいろいろあって、・・・・・・
わしのようなものが坐禅しておっても、あの婆さんがつい拝んでしまったのである。
ははあ、坐禅には、無条件に婆さんを拝ませるものがひそんでいるに違いない。
なにかしら坐禅には、それほどの偉いところがあるものだと、わしはそのころから信ずるようになった。
 人から拝まれるこの坐禅の姿勢は、たしかに凡夫の姿勢ではない、仏だ。
仏になれるこの坐禅こそ、人間のできることのなかで、最上等なものではないか、そういう考えが出て来たのもそのころであった。





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最終更新日  2025.01.30 13:00:10


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