離人症の器

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凪2401

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2012年07月29日
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カテゴリ: 離人症
最近、腸の調子がかんばしくなく、おなかぴーぴーであります。
したがって、ぐったりしておりまして、ブログのネタがない、
ということで、しばらく前から考えていた離人症と脳の関係について、
ちょっとずつですが記していきたい、と思います。

私自身、医療従事者として、ある程度脳の勉強はしているつもりではあります。
しかしながら、ドクターではないので、やはり素人考えの域を出ないとは思いますが、
ドクターよりは真剣に考えているはず!(だって自分のことですし)、
ということで、ここまでわかったところを書いていきますね。


私は自分の身体に違和感を感じる症状もありまして、

自分で見ている視覚的な情報と、自分が感じている身体感覚、
つまりボディ・イメージの間に、何らかの統合不全が生じているのでは?
という思いを強くしていきました。

ボディ・イメージを作るのは脳の中でも頭頂葉、
頭のてっぺんのちょっと後ろ側、という場所です。
ここで、体の感覚の情報……触覚とか、
関節の感覚(自分の手足がどのくらい曲がっているか、など)と、
後頭葉から来る視覚の情報が照合されて、
私たちは自分の体はここからここまでで、今こういう状態になっているんだ、
ということを把握できるわけです。

つまり、です。

自分の手足の見え方が変だったり、時には自分を見下ろしているような感覚がしたりと、
そんな症状が出てくるわけですから、自分で感じているものの情報と、
自分が見ている世界の情報を、うまく一致させることができないのではないか、
という風に私は考えるようになっていったわけです。

つまり、頭頂葉の脳の活動状態が普通の人に比べ、

なんていう状態が起こっているのではないか、と。

そんな風に考えながら脳の勉強をしていったりしていてですね、
つい最近、こんな文章を見つけました。


「離人症の重症度は、右の頭頂葉の活動の強さと相関する」


ビンゴ! と心の中で叫びつつ、ついつい太字にしてしまいました。
ほら、やっぱり脳の問題じゃないの、ということで、すっきりしたのです。

つまり、離人症の症状は、右の頭頂葉の活動があまりにも活発になると、
それだけ強くなる、ということですね。

それ以来(見つけたのはほんと2週間前、ぐらいですが)、
腸の調子も悪いせいか、離人症の症状が強くなってくるとですね、
「あー、今、右の頭頂葉働きすぎているんだなあ」くらいに思えてですね、
不思議とすっきりするといいますか、なんか落ち着くのですよ。

原因がわからない、というのが一番いやですからねえ……
まあ、何故そういう過剰な活動が起こるのかはわからないのですけれども。


そんなこんなでですね、ここは離人症のサイトにもかかわらず、
いつも私の日常に終始した内容でお届けしておりましたが、
今回はいくらかでも離人症の方々の参考になる情報を提供できそうな気がします。
あくまでも「気がするだけ」ですので、苦情はちょっとご容赦を……


ただ、体の感覚情報と視覚情報の統合、と突然書かれたところでですね、
何のことなの? ということになるかもしれませんので、
このボディ・イメージについていくつか説明させていただいたうえで、
離人症についての話に進んでいきたいと思います。
すでにご存知の方は、さらさらりと流していただければ……

つまり、ボディ・イメージがいかに脳の中に形成されていくのか、
どのように私たちは自分の身体が自分のものである、ということを認識していくのか、
ということを説明してから、その障害としての離人症について説明できれば、と。

ひとまず私の腸子が回復するまでは、そんな感じでお届けします。







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最終更新日  2012年07月29日 19時49分47秒
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