直子の直筆

直子の直筆

2008年10月29日
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カテゴリ: 胆道閉鎖の三女
来年の入学にあたり、小学校で健康診断があった。

”言葉の壁” がある(と言っても、帰国子女とかじゃなくて、発達が遅れている)三女。

視力検査では、何をするのか理解できず「C」のカードを見せられて、「これはどっち?」と聞かれ「シー」と答えていた。(間違いではない)

一通りの健診が終わると、子供10人ずつ呼ばれ、集団面接がある。

おそらくは、ひとりずつ名前を聞かれ、歳を聞かれ、”きょうはだれと来たの?”と聞かれているはず。

最後の質問が、三女のときに”きょうは何で来たの?”に変わっても、三女は前の子にならって「おかあさん」と答えているに違いない。


10分ほど経って、教室から10人の子供たちがわらわら出てきた。

三女はニコッと笑い、


「おえかち(き)した!!」




三女がその課題をクリアしたか、知るすべはない。






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最終更新日  2008年10月30日 06時31分57秒
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