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2009年03月19日
先週、雨の水曜日。上野東京都美術館『第3回 現代水墨画特別展』と『画僧 岩崎巴人展』に、でかけて参りました。師は、NHKの水墨画講座にも出演されてたようで、ご存知の方が多いようですね。わたしは作品にもご本人さまにも初めてお会いしました。作品は子どものように自由でのびのびとした大胆な墨の線で描かれてます。その自由さとは裏腹に宗教的な深い想いが込めらた作品も多く、、、。作品タイトルの下に、ご本人が寄せた文がありまして、これがとても興味深かったです。原色でらくがきしたような童女と犬を描いた『子供と犬』には 童女と犬が無心に遊んでいる。 それは遊戯としかいいようがない。 大人になるとあれこれ考えるようになり、それを不純といい、 これが救いようのない人間の社会を作っている。 無心に何かにうちこむ。私はそんな人間が好きだ。『火は木である』という凄まじい迫力の作品には 火葬される男を描いた。 その火がひとつの木になって見える。 美しく燃える木だ。 男は笑って手をうっている。 人生、火葬されるとき、自分自身の存在やいかに 私は笑って手をうてる人間になりたい。、、メモを取ってないので正確ではないですが…そんな文面だったと思います。ご本人は、とっても穏やかなまあるいオーラに包まれた方でした。目はしっかりくっきりしてるのですが、きつくなくてとても無邪気な、無垢な子どものような眼差しで。そう。まるでお地蔵さんのようだなぁ。と思いました。
2009年03月02日
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