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2015.08.02
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カテゴリ: 映画鑑賞



原作は、ネルソン・マンデラ著の『自由への長い道 ネルソン・マンデラ自伝』です。

U2のボノが本作のために作り歌った主題歌"Ordinary Love"などがアカデミー賞歌曲賞に

ノミネートされたものの受賞は逃し、ゴールデングローブ賞主題歌賞など9つの賞を受賞

しています。

アメリカでPG-13指定、日本ではGです。



あらすじ





1942年、ヨハネスブルグ。

コーサ族の黒人青年マティバことネルソン・マンデラ(イドリス・エルバ)は、マンデラ・

タンボ共同事務所を開き、当時の南アフリカではまだ少数しかいない弁護士として活動



ANC(アフリカ民族会議)の活動に参加しないかと誘われたネルソン。

ある夜、一緒に飲んで店の前で別れた酔った黒人の友人がその後パス(身分証明書)不携帯

で白人警官に逮捕され、警察署で暴行を受けて死亡するという事件が起きます。

警官に殺されたのに告訴できない不条理。

マティバはエヴリン(テリー・フェト)という女性と知り合い、結婚します。

ANCのウォルター・シスル(トニー・キゴロギ)から、活動に参加して呼びかけない限り、

君の話など誰も耳を傾けてはくれないよ、とANCのバスのボイコット運動に誘われた

マティバは、妻エヴリンを連れて現場に向かいますが、警察も取り巻き始め危険な雰囲

気を感じ恐がるエヴリンを帰し、マティバは自らも壇上に立ち、運動に参加する民衆に

雄弁を振るい、ANCの活動家はその様子を満足げに眺めます。

1948年、ソウェトに引っ越したマティバ一家。



抗議運動で声をかけてきた若い女性と気軽に浮気するマティバの行動を知った妻と口論に

になり、マティバが白人の駅占拠活動で逮捕・拘留されている間に、妻は幼い子供2人を

連れてマティバの元を去ります。

村に暮らす母親に会いに行ったマティバは母から、女房に去られ投獄される生き方は亡き

父親が息子に望んだ生き方ではないと言われます。



ポーズし、母が暮らす村で挙式。

1960年3月21日、シャープヴィル。

パス携帯に反対するデモを警察署前で行っていた黒人のデモ隊は、白人の警官らに発砲を

受け69人が射殺されるという事件が発生。

マティバも自分のパスを焼きます。

これまでは非暴力だったが、今後は違うと妻ウィニーに話したマティバは、妻子を残し

地下に潜ることにし…。

私の感想





故ネルソン・マンデラ氏を描いた映画は、以前ご紹介した 「インビクタス/負けざる者たち」

「マンデラの名もなき看守」 がありましたね。

前者は、モーガン・フリーマンがマンデラ氏役を演じ、監督はクリント・イーストウッド

が務めた作品でした。サウンドトラックもなかなかよかったです。

後者は、獄中のマンデラ氏と白人看守の交流を描いた白人目線の作品でしたっけ。

両作とも、若い時のマンデラ氏については描かれていませんでしたが、本作はマンデラ氏

自身が語った自伝に基づいて作られた作品です。

女性にかなりモテた人で、女性関係が派手だったのかなと思いました。( ̄∇ ̄;)

終身刑を言い渡され、家族との接触はおろか面会もほとんど許されず、年2回だけ許される

家族からの手紙も厳しい検閲でほとんど切りぬかれていて読むところがない状態で、27年間

投獄生活を送ってきたマンデラ氏。

世界規模で高まる反アパルトヘイトと南ア政府への非難の世論に後押しされるように、白人

政権がマンデラ氏との交渉に着手・釈放するまで27年間かかったのですから、アパルトヘイト

を廃止し新たな共存社会に踏み出した今の南アフリカは、それまで27年間健康で獄中生活を

耐え抜いたマンデラ氏の強靭な心身あっての実現だったのだと思いました。

もしも、27年間の途中でマンデラ氏が獄中で倒れでもしていたら、その後の和平への道は

全く違ったものになっていたのかもしれませんね。

獄中にずっといたマンデラ氏は、その後の暴力闘争やそれに伴う多くの犠牲を見、逮捕・

拷問を繰り返し受けてますます活動が激化していった妻ウィニーらとは隔絶された存在

だったから、考え方がすっかりかけ離れてしまったのでしょうか。

マンデラ氏を演じたイギリス人俳優イドリス・エルバは、凛とした存在感で熱演していま

した。ウィニー役のナオミ・ハリスも素晴らしかったと思います。

1920年代から1994年までと描く年代が長いため、特殊メイキャップにかなり力を入れた

のだそうです。また、動員エキストラ人数は南ア最大級の1万5000人だそうですよ。

本作のサントラには、黒人にも参政権が与えられ投票を終えた人々が拳を突き上げ喜びな

がら投票所から出てくるシーンで使われていた歌は収録されていないようで、私的には

残念です。

何度もご紹介していますが、アパルトヘイトの激しさを知るには、リチャード・アッテン

ボロー監督が南ア有力紙白人編集長ドナルド・ウッズの手記を映画化したイギリス映画

「遠い夜明け」(若きデンゼル・ワシントンがスティーブ・ビコを熱演。サントラも

とてもよかった。私はこの映画で"Nkosi Sikelel' iAfrika"を覚えました。現在の南ア

国歌の1番は"Nkosi Sikelel' iAfrika"、2番はアフリカーンス語の旧国歌だそうです。

「インビクタス/負けざる者たち」のサントラに収録されています。私はこちらも歌えます。)

や、アパルトヘイト廃止後の真実和解委員会聴聞会を描いたヒラリー・スワンク主演のイギ

リス映画 「ヒラリー・スワンク IN レッド・ダスト」 をお勧めします。


☆☆☆






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最終更新日  2015.08.08 22:09:48
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