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日記タイトルではⒶ(Aに○)の記号を使いましたが、文字化けを防ぐため日記内ではⒶ(Aに○)ではなく普通の A 表示といたします。(これはむかしから続けています)先日、メトロに乗っていると藤子不二雄A先生のキャラが集まったポスターに、目に留まりました。■ドーーーーーーーーーーン!!(ちょっと画像がブレちゃってますが・・・)なんと、六本木ヒルズで『藤子不二雄A展 ~Aの変コレクション~』というイベントが開催します!!期間は今月19日から来年の年始(1/6)までです。メトロではドラえもんのポスターが溢れていますが、ついにAキャラクターも出てきて、藤子不二雄空間ができたのがとても嬉しかったです。その藤子不二雄A展に、東京メトロが抽選でペア300組600名様をご招待!してくれます。応募方法は、下記、東京メトロのサイトよりhttps://www.tokyometro.jp/news/2018/193896.htmlインターネットかハガキにて応募が可能です。締め切り間近です!!!!10/11(木)締切りです。応募はお急ぎを。私はネットから応募しました。当たるといいなあ~でも、最近、他でプレゼントが当たってしまいましたので、運を使い果たしてしまったかもしれません。でも、当たってほしい~~~
2018.10.07
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3/10 アメーバブログ更新しました。ご訪問お待ちしております※2015年8/8に楽天ブログからアメーバブログへ引越ししました。「藤子・F・不二雄ブログ」@アメーバブログアメブロの日記(一部抜粋)~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~■3/10が誕生日藤子不二雄A先生お誕生日おめでとうございます。元気に過ごされてますでしょうか。藤子スタジオ社長が昨年、A先生が入院されたことを公表されました。現在は退院されたとのことですが御年82歳・・・まだまだ、まんが道を進んで行っていただきたいです。全国のファンの願いです。■彼女の名前は、ときわ藍先生弱冠14歳の少女が漫画家デビュー!!憧れの漫画家は、なんと藤子・F・不二雄先生とのこと!!思わず雑誌を買ってしまったのでぜひブログで紹介したいと思っています。■ドラえもんは今でも世界で大人気海外旅行で見つけたドラえもんのお菓子写真を添えて紹介したいですね~■F先生も大好きだったSW世界をにぎわせた映画「スターウォーズ・フォースの覚醒」ももうすぐ公開が終了します。F先生の作品でもスターウォーズのネタが出てきます。F先生とスターウォーズの話も書きたいなあ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~コメントはアメーバブログへいただけると嬉しいです。アメブロへの引越しについては、8/8の日記をご覧下さい
2016.03.15
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山を越え~ 谷を超え~・・・てはいませんが藤子不二雄A先生の街へやってきた♪ハットリくんに会える街へやってきたあ~♪【 前回までのあらすじ 】藤子不二雄A先生の故郷・氷見市で行われるイベントに参加しに行ったネオ。夜行バスで、朝5時過ぎに富山へ到着しイベント開始時刻の10時まであちこちぶらつくのであった・・・時間は、10時に近づいていました。心ウキウキしながら、ついに藤子不二雄A先生の生家・光善寺へ向かいました。■ 光善寺に着きました~~~にぎやかでした。小さな子供たちがいっぱいいます。画像の右側と左側に黄色のテントと、赤のテントがあります。ここ光善寺が受付です。『指定されたイベントに参加し、係の人からスタンプをもらい 全てそろうと、最後に景品がもらえる』というものでした。しかし・・・参加者の対象となるのは『小学生まで』でした。なんと・・・ 困ってしまいました。そこで、熱烈な藤子ファンであることと、東京からやってきたことを説明して「自称・小学生なんですが参加できますか?」と聞いてみたところ、「ぜひ、遊んでいってください」と全く気にしない様子で、受け入れてくださいました。ありがたいことです。丁寧にイベントの説明までしてくださいました。富山の温かい人々に迎えられ、イベントに参加できました~■ 光善寺に忍者ハットリくん参上ハットリくんがいましたよ~光善寺に着くと、すぐ目に入りました。さすがは「ハットリくんに会える街」という、うたい文句を掲げている氷見市です。着いた瞬間、「来てよかったあ~」と嬉しくなりました。■ 光善寺でプロゴルファー猿のイベント子供用のイベントが早速あります。ホールインワンを狙う,、子供向けゴルフです。旗には「猿」のイラストがあります。いいですね~■ ハットリくんや怪物くんの石造光善寺名物のAキャラ4体の石造です!!大きくどっしりと構えている姿は大迫力です。ドーーーン!!ず~っと「この目で見てみたい!!」と思っていました。ついにご対面できました(大感動)全部ほしいですが、特に思い入れの強い「猿」の石造うちにほしいなあ~~~「ワイはネオや! プロフジカーネオや!!」※「フジカー」とは藤子マンガ&アニメや藤子両先生のファンという意味の造語です 「フジカー」にプロもノンプロもあるのか?というツッコミはご遠慮下さい■ 光善寺の中庭中へ進んでいきますと本堂があります。■ 大きな屏風がドーーーンとA先生直々のイラストです。笑ウせぇるすまんの「喪黒」に似てますね~「普段は閉まっています」by スタッフの人やっぱり、イベントの日を選んだのは正解でした。そばにいる「獅子丸」も可愛いです。「獅子丸」もうちにほしいです。■ 不思議なQちゃんがお坊さんスタイルのQちゃんです。■ 歌舞伎風の忍者ハットリくん掛軸に「ハットリくん」が!!掛軸というと、文字や風景、あるいは動物などを連想しますがさすがは、A先生ならではの自由なカタチですね~■ 歌舞伎風のプロゴルファー猿あ~ これもほしい!!「ほしい、ほしい」ばかりでスミマセン・・・■ 光善寺には七福神も4体の石造以外にも、なんと七福神が!!これは新発見です。F先生も、白雪姫と七人の小人の像を、実家の庭に置いていたという話を聞いたことがあります。意外な「7」つながりがありました。■ 手塚治虫先生が実際に使用していた机マンガの神様・手塚治虫先生があの、伝説のトキワ荘で使っていた机です。本物です。手塚先生が、トキワ荘を離れるときに、譲り受けたものです。これも見たかったものの1つです(大感動)私の中では、国宝です。重要文化財です。イベント(小さな子供向け遊び体験)は、一通り参加しスタンプも集めましたが、もらえる予定だった景品は、お断りしました。子供のための景品ですから、大人が横取りしてはいけません。大人の私が参加しても、「どうぞ、どうぞ」と受け入れてくださった氷見市のイベントの受付の方々に感謝です。場違いな私に対しても温かく、話しかけてくださったので最後まで楽しめました。氷見市のイベント参加は終了しましたが行きたい所はまだまだ残ってますし帰りのバスの時間まで、たっぷり時間もあるので富山旅は、まだまだ続くのでした
2013.12.08
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17歳の高校生のときに『天使の玉ちゃん』で漫画家デビューを果たしたA先生とF先生。あれから60年・・・3月10日に、77歳になられた藤子不二雄A先生は漫画家生活60周年を迎えられました。A先生、おめでとうございます。現在、なお3本の連載を持つ現役漫画家でおられます。(スゴイです!!)A先生の60周年でもあり、また『藤子不二雄』60年の歴史でもあるのです。先日、まさかの東日本大震災があり予定よりも遅れてしまいましたが、前回(3/10)の続きでA先生の作品紹介をしたいと思います。 < 『NHK 100年インタビュー』 より>■ 「藤子不二雄」(二人)の代表作手塚先生とは違う、ギャグ漫画で見事に大ヒット。石ノ森章太郎先生などトキワ荘メンバーも絵を手伝っています。■ オバQは最後の合作「藤子不二雄」名義の頃でも、オバQ以降は合作はなく全て一人(A先生かF先生)の単独作品となってます。オバQ以外の合作は「最後のUTOPIA」「海の王子」「チンタラ神ちゃん」などがあります。■ 忍者ハットリくん 「忍者ハットリ・カンゾウ ただ今参上」アニメはウルトラ大人気で全部で700話近くあるのです。ご存知でしたか?青い頭巾の下は謎なんですよね~「それはヒミツでござる」■ 怪物くん ♪カ~イ カイカイ カ~イ カイカイ♪昨年は、実写ドラマ化にもなりましたね~そのおかげで、めでたくDVDも発売されました。子供の頃、児童館という施設に怪物くんが全巻そろっていて、いつも読んでいました。■ プロゴルファー猿 「わいは猿や!!プロゴルファー猿や~~~」神様の手塚先生も、F先生も描かなかった「スポーツ漫画」です。しかも当時は編集者からも反対されたマイナーのゴルフを取り上げたA先生の見事な挑戦&大傑作といえるでしょう。■ 猿は野生的なのでいつも裸足ですプロゴルファー猿の主人公・猿(本名「猿丸」)は素手、素足、手作りドライバーでプレーします。■ ドライバーは手作りの木製です■ 猿の必殺技は旗包みですプロゴルファー猿は、数あるA作品の中でも私は特に、思い入れが強い作品です。子供の頃に、アニメで衝撃を受けて興奮するほど夢中になりました。■ 魔太郎が来る!!いじめられっ子の魔太郎が、不思議な力を使っていじめっ子に復讐をするダークな漫画です。実は、当時まだ「いじめ」という言葉が社会で使われる前でした。A先生、着目が早かったですね。■ 「このうらみ はらさでおくべきか」は決めセリフですもしも、イジメに悩んでいる子供がいましたら読ませてあげましょう。(本気です)いかがわしいと思われる親御さんもおられるでしょうがひどく悩んで、命を落としてからでは遅いのです。もしマンガで楽しめて気分が晴れれば、何よりも勝る薬なのです。■ 「少年時代」 少年たちの愛と憎しみの物語「長い道」という小説に感動したA先生が小説を基に、漫画化した作品です。学校で少年たちが、ぶつかりあい悩み、考え、苦しみ、乗り越える・・・ぜひ一度は読んでほしい名作です。A先生はダークな作品だけではなく、人間ドラマも得意なのです。■ 映画でも日本アカデミー賞を受賞しました映画はA先生が指揮を執られています。■ 映画主題歌「少年時代」 by井上陽水井上陽水さんに主題歌を依頼したのもA先生です。A先生、見事な人選でしたね。素晴らしい名曲となりました。■ 短編「黒イせぇるすまん」(後に「笑ウせぇるすまん」として連載開始)「笑ウせぇるすまん」の元になった短編です。この短編から、ブラックユーモアを描くようになりました。少年漫画から青年漫画へ移り出した転機ともいえる作品です。■ アニメ化され一躍ブームに「オーホッホッホッホ~」の笑い声や「ドーーーン!!」は有名ですね。■ 「まんが道」 自伝的漫画「藤子不二雄物語」ともいえる人生ドラマの作品です。主人公の満賀と才野は、それぞれ若き日のA先生とF先生がモデルです。これを読まずして「藤子不二雄」は語れません。頑張ること、くじけないこと、助け支えあうこと人の温かさ、優しさなどがたくさん詰まった感動傑作です。■ 現在連載中の『愛…しりそめし頃に…』「まんが道」では少年だった主人公(藤子不二雄)がプロの漫画家となった「大人の物語」です。トキワ荘が舞台です。F先生はもちろん神様・手塚治虫先生も登場しています。今もなお現役漫画家で3本の連載を抱えておられるA先生、これからも元気に描き続けていただきたいと思ってます
2011.03.22
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3月10日、本日77歳を迎えられました。喜寿ですね。藤子不二雄A先生お誕生日、おめでとうございます。それでは、A先生の紹介を兼ねまして先日、A先生が登場されましたNHKの番組を取り上げたいと思います。※ 再放送がもう1度あります。3月12日(土)午前10:00~11:29 @BShi < 3/3放送『100年インタビュー』~プレミアム8~ より>■ 藤子不二雄A先生登場です仕事は月曜~金曜で土日休みというスタイルだそうです。仕事場までは、電車通勤をされていて「金曜の夜が一番楽しい」とのことです。■ 愛妻弁当のイラスト以前、「スタジオパーク」という番組(同じくNHK)でも愛妻弁当は、感謝を込めて毎日写真を撮っていると話されていましたが、イラストを描かれていたのは初耳です。(「スタジオパーク」については5/28の日記をご覧ください)■ A先生のキャラクター作りについて神様の手塚先生と同じように描いていては敵わないので「ストーリー漫画」の手塚作品とは違う「キャラクター漫画」を描くようになります。F先生との合作である「オバケのQ太郎」もその一例です。A先生は、主人公が中心でいろいろやったら面白いかもしれないと、考えました。ハットリくんや怪物くんなどは、確かにキャラクター漫画ですね。■ 本名・安孫子素雄(あびこもとお) 実家は600年の歴史を持つお寺です!長男ですから、普通でしたらお寺を継ぐところですが・・・人間の運命はどうなるか分からないものですね。■司会者の石澤さんとA先生は故郷・富山へA先生は富山県氷見市で生まれました。冬に行かれたようで、街は雪景色ですね。■ 生家であるお寺に入ります!!左から、ハットリくん、怪物くん、猿、笑ウせぇるすまんです。私も置きたいです(笑) プロゴルファー猿が一番欲しいな~■ 手塚先生が使われていた机が展示されてます「この机で書くとオーラが出てきて いいマンガが描けるんです」byA先生トキワ荘時代、A先生はこの机を使われていました。■ F先生と運命の出会いは小5の時氷見市から高岡へ引っ越すことになったA先生。そして転校先の小学校で、F先生と出会うのです!!■ A先生の作品『まんが道』これは、自伝的マンガの『まんが道』でもお馴染みです。A先生が絵を描いている所に、F先生が声をかけてきたのです。■ 衝撃を受けた手塚先生の『新宝島』表紙には"SHINTAKARAJIMA"と書かれています。当時「英語(ローマ字)の入ったマンガなんて見たことない」「これは紙に描かれた映画だ」とA先生は思ったそうです。戦後わずか二年後に出版された「新宝島」は藤子少年たち、そして全国の子供たちを驚かせました。■ 手作り同人誌『少太陽』高校時代、A先生&F先生が、すべて手書きで作った雑誌です。漫画のタッチには、手塚作品の影響が見られます。■ 高校生の時『天使の玉ちゃん』で漫画家デビュー毎日小学生新聞という、子供向け新聞には手塚先生の『マアチャンの日記帳』という四コマが載っていましたが、ある日連載が終わります。そこで、藤子少年たちは、突然思い立ったように『天使の玉ちゃん』という四コマを描き、新聞社に郵送します。そうしたら、お金(原稿料)が送られてくるのでした!!■ そして人生の分かれ道が・・・高校卒業後、F先生は工場に勤めるも、すぐに辞めてしまいます。そして、マンガの創作に打ち込みます。A先生は、母親の伯父さんが勤めている新聞社に入ります。仕事にも慣れてゆき、結婚したいと思える女性とも出会い楽しくなり、全てが順風満帆です。伯父さんのコネもあり、将来も保障されています。新聞社を辞める理由など、どこにもありません。ところがある日、F先生に、漫画家になるために一緒に上京しようと、強引に誘われます。突然のことに、A先生は戸惑い、OKとはいえませんでした。本当は、断ろうと考えていたそうです。悩みに悩んだA先生は・・・「夢に賭けよう」と上京を決心しました。あの時は『運命の分かれ道でしたね』byA先生■ 信じられないほどの過酷なマンガ受難時代1955年頃、マンガは悪書と呼ばれていました。このことは、多少は知っていましたが山のように積まれたマンガが燃やされている映像は重苦しさや恐ろしささえ感じます。「悪書追放運動」は、テレビやラジオから流れるので全国に一気に広まり浸透します。■ 各地で燃やされるマンガ本の山当時のことを知る丸山昭さんによると「マンガは見てすぐに分かり、頭を使わないので発育に悪い」といわれていたそうです。偏見が強かった時代でした。今、私たちが自由にマンガを読めるのは、こうした圧力に屈せず必死に絶えてきた、先人の漫画家の方々のおかげなのです。■ まさに青春だった苦しくも楽しい「トキワ荘」時代この「トキワ荘」と呼ばれるアパートに手塚先生が住みマンガを描かれていました。手塚先生に憧れ、漫画家を目指す若者が全国から、トキワ荘に集まってくるのでした。■ トキワ荘には日本を代表する漫画家たちが!!漫画家を目指す若い仲間たちは皆、気が合い、家族のような付き合いでした。■ お茶目なF先生さて、トキワ荘メンバーたちの何気ない写真ですが・・・あることに気づいたでしょうか?右上の人物は、F先生です。手前のメガネをかけた鈴木伸一さんの頭に・・・なんと箸を立てて、角を作ってます(笑)実は、F先生は、知る人ぞ知るイタズラ好きなのです。■ トキワ荘で一番慕われた寺田ヒロオさんトキワ荘メンバーの兄貴分として知られるやさしく面倒見のいい寺田さんは当時、売れっ子漫画家でした。お金に困っている人がいれば、お金を貸し藤子先生たちも、お世話になっています。「おそ松くん」や「天才バカボン」で国民的漫画家になった赤塚先生も、当時は売れずに収入もなくもう、マンガをやめ、トキワ荘を出ようとしていました。そんな赤塚先生に、寺田さんはポンと大金を渡し「このお金がなくなるまでは、トキワそうにいろ」と引き止めます。その後、赤塚先生は、ギャグ漫画を描いたところ大ヒットを飛ばし人気漫画家となるのでした。このように、皆で励まし、時に助け合い、支えあっていたのです。■ マンガの創作はプラス思考であれはダメ、これはダメとかではなく面白いこと、楽しいことを描く。「これはいいだろう」と何でもプラスに変えることが大切だそうです。消去法ではいけないと、A先生はいわれました。あれ? A先生のマンガの紹介がない?と思われるかもしれませんが長くなってしまいましたのでA先生作品は、次の日記に続きます。F先生の放送分は来週取り上げたいと思います
2011.03.10
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猿たち4人兄弟が遊園地に着くと楽しい雰囲気に包まれます。猿たちも、映画を見ている方もこれから事件が起きようとは想像もしてません。そして、ちょっとしたスキに消えてしまう小丸・・・「小丸がいない!」とあせる大丸が猿の元へ走る・・・「なんやて!!」と驚く猿。そして、画面が止まり・・・「プロゴルファー猿 スーパーGOLFワールドへの挑戦」とタイトルが表示され、同時にカッコいい主題歌が流れます。冒頭を見ただけで、私はすっかり引き込まれてしまいました。これが、映画を見たときの思い出です。■新・プロゴルファー猿 5巻 藤子不二雄Aランドさて、一昨日の日記の続きです。■ テーマパーク全体を支配するタイタン人工知能を持ったロボット『タイタン』は「意思」を持ってしまい、猿にゴルフで挑戦してきた!!■ 閉じ込められた猿たち■ ティショットで壁の穴にボールを打ち込まねばならない■ 中丸にあるヒラメキが!!■ 大丸の肩に乗り・・・■ サインペンで旗を書いた素晴らしい実力&才能を持つ猿ですが陰で猿を支えているのは、頭脳的な弟の中丸です。■ ここで必殺「旗つつみ」!!白い壁穴よりも、狙いやすくなった旗の絵に向かって猿の一番の必殺技「旗つつみ」が■ 見事ボールが通過!!■ 大喜びの猿たち■ 第一関門をクリア■ 途中で紅蜂に出会うミスターXの組織に入っている紅蜂ですが彼女は、いつも猿に優しく接していた。■ そして事情を知らされる■ 驚く猿たち■ タイタンが全てをコントロールしてしまっている■ 一番気になるのは小丸の安否だった・・・■ モニターにミスターXが映る■ 小丸は無事だった「あんにゃ~」は猿を呼ぶときの言葉です。小丸は元気そうです。小丸は末っ子で、まだ幼稚園には通ってません。幼くてかわいいですね(笑)■ さすがのミスターXも部屋から出られない状態だった■ ミスターXが猿にお願いをするなんとミスターXから『タイタン破壊指令』が!!しかし、それは超難関な任務であった・・・全ては猿の腕とゴルフボールに託された!!いくら猿でも「ほとんど不可能」な挑戦を迫られます。猿がどうにも対応ができなくなった時人間の力以外の別の力を借ります。よくアクション映画などでは、主人公が最強の悪役などに攻められ、絶対的に不利な状態の中思わぬ逆転劇で、あっと驚くエンディングが用意されていたりします。まさに「スーパーゴルフワールド」がその例で藤子A先生も、きっと「会心の一撃」という思いで描かれたことでしょう。マンガは100%の面白さですが映画は、150%の面白さです。人生で一度は見て欲しい、胸が躍る超傑作映画です。鑑賞方法は、むかしの古いビデオをどこかで購入するしかないのですがそうすることよりも、プロゴルファー猿のアニメDVD発売が決定しましたので映画も、おそらく発売されることでしょう。いつかレンタルになるでしょうしなかなかならないとしても、DVDが発売される以上いつか必ず見られる機会が、やって来ると思います。ぜひ、超劇的なラストを、皆さんにも味わっていただきたいと思います。あ、映画だけでなく普通のコミックの方も面白いですよ!!
2010.11.21
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藤子マンガはA先生もF先生もすべての作品がすきなのですがA先生の作品の中では、特に「プロゴルファー猿」がお気に入りです。プロゴルファー猿、通称「猿」はアニメ化されたので、知名度は高いと思いますが映画があったことは、さほど知られてないかもしれません。今日は、超名作の猿の映画「スーパーGOLFワールドへの挑戦」を紹介したいと思います。藤子不二雄Aランド(発行:ブッキング)の『新』プロゴルファー猿の5巻に収録されてます。■ 猿の家に手紙が届く■ ミスターXからだった!「ゴルフワールド」への招待券が入っていた。そこは、新しくできた大遊園地だった。■ ゴルフの大遊園地ミスターXからの招待に怪しむ中丸だったが興味津々の猿は、ためらうことなく行くことに決める。■ スーパーゴルフワールドへ到着4人兄弟全員で出掛けた。楽しそうな所だった。■ はしゃぐ小丸一番末っ子の小丸も、乗り物に大喜び。一緒に乗っているのは、大丸です。いつも帽子をかぶってます。■ 猿と中丸も遊園地を回る小丸は、大丸と一緒だから大丈夫だといい猿と中丸たちは、別行動を取る。■ 小丸がいない!!ちょっと目を放したスキに小丸がいなくなってしまった・・・■ 画面にミスターXが・・・猿がゴルフのゲームをしていると目の前の画面が変わり、ミスターXが話しかけてきた。■ 小丸は誘拐されていた!!小丸がいなくなったのは、ミスターXが猿に勝負を挑むためだった。■ 怒る猿■ ミスターXが誇る影のプロゴルファーが登場!!コング・拳、闇兵衛、変奇プロの3人と戦うことになる猿。■ コング・拳は、元プロ野球選手コング・拳が、最初の対戦相手となる。■ 対戦場所はなんとジェットコースター!!キラキラと光るミラーが設置されておりそれをボールで当てなければならない。■ 打つのはジェットコースターから体を固定して、走るジェットコースターからショットしなければならない。■ 先行はコング・拳■ ボールはわずかにそれたコング・拳は、光るミラーに目がくらみミスショットになってしまった。■ 猿はミラーを狙う■ 見事成功!!猿のボールはど真ん中に命中し、ミラーは壊れる。初戦の相手コング・拳に勝利する。■ 第二試合は変奇プロと勝負今度は、振り子のように左右に揺れる乗り物から打たなければならなかった。■ 観覧車を抜けてグリーンを目指す揺れる場所から、さらに障害物となる観覧車を避けながらグリーンを目指さなければならない。この勝負も猿が勝つ。■ ラストの第三試合は闇兵衛が登場不気味な渦巻きグリーンになっていた。闇兵衛はパットの達人で、彼には得意の舞台だった。■ 猿は闇兵衛にも勝利した!!「3人を倒したら小丸を返す」という約束だった。そして、猿は見事に3人に勝った!!■ そして思わぬ異変が・・・ミスターXは約束どおり、小丸を返すといったがスクリーンに異変が起きる・・・■ ミスターXが消えてしまった・・・■ 恐怖の人工知能ロボット「タイタン」現る!!私はタイタン!スーパーゴルフワールドの支配者だ!猿くんこれからは、私が相手だ!!なんと、人工知能を持ったロボットが意思を持ちミスターXを逆らい、遊園地全体が支配されてしまった!!私が、「スーパーゴルフワールド」を見たときはまだ小学生でした。この場面で鳥肌が立ったのを覚えています。まだSFに触れたこともなく、意思を持ったロボットの登場は怖くもあり、小さかった私をドキドキさせてくれました。ここから、猿の本当の戦いが始まります!!建物に閉じ込められた猿たちの運命やいかに・・・そして、小丸は無事なのか・・・続く!!
2010.11.19
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前回紹介した「ミス・ドラキュラ」ではセクハラのような描写がありましたがそれは藤子A先生の意図ではなく、連載時の昭和50年の時代背景であったと考えるべきかもしれません。私が、むかしに見たドリフターズのコントでもドアが閉められないほどの、朝の満員電車で駅員(ドリフのメンバー)がドアからはみ出た女性の体を押し込んで喜ぶというセクハラコントがありました。放送時期は、はっきりとは分かりませんが昭和であることは間違えありません。当時は、セクハラという言葉も認識もなくあくまでもギャグとして映されていました。そして今は、先人の女性たちの大変な努力によりようやく(完全でないにしろ)女性の弱い立場が改善される社会になりつつあります。「ミス・ドラキュラ」の、基本的な流れはふつーのOLの虎木さんが金髪美人のミス・ドラキュラに変身して『人助けや問題解決をする優しい物語』なのです。さて、前置きが長くなりましたが藤子不二雄A先生の『ミス・ドラキュラ』2巻を読んでみましょう。■ ミス・ドラキュラ 2巻 表紙「ミス・ドラキュラ」はニックネームです。血を吸ったりはしません(笑) 彼女はふつーの人間です。虎木さんという、ふつーの会社で働くOLさんです。でも、その素顔は・・・金髪美人という変身物語です。■ 素顔は金髪美人の虎木さん右は、お勤めしているときの格好です。左は、本当の素顔の虎木さん(ミス・ドラキュラ)■ 「ミス・ドラキュラには、銀行強盗だってかなわない」長いタイトルは、ミスドラキュラでは定番です。■ ミス・ドラキュラは銀行へ行きますすみびし銀行・・・住友と三菱の合体でしょうか(笑)■ 女性誌を読みながら順番待ち手にしている「女性セブン」は、ミスドラキュラが当時連載されていた雑誌です(笑)■ 怪しい男が入ってくる■ なんと銀行強盗だった!!■ 犯人の目をそらすミス・ドラキュラは、通帳とお金をわざと落とし犯人が隙を見せた瞬間に・・・■ 強盗の腹をパンチ!!■ 倒れこむ強盗拳銃も持っている犯人に恐れず立ち向かう強く頼もしいミス・ドラキュラ。スゴイのは美貌だけではありません。■ 人類愛より、おじさま族はガールハント■ いつも麻雀かお酒ばかり・・・いつも同じことばかりしていると日々の行動を振り返る。■ なにやら真面目な話に変わる■ バカな男たち他にやるべきことは「ガールハント」・・・ これには同僚もあきれる。女性たちも、彼らをバカにする。■ しかし自分たちも同じかもしれない特別、真面目で意義のある生活を送っているわけではない。■ アフリカで病人の世話をしたり・・・■ 戦争孤児たちの面倒を見たり・・・■ そんな人類愛を夢見るフーコさん「陽気のせいかニ」という、おとぼけ部長の存在も笑えます。この部長も、所々でいい味を出してます(笑)■ 人類愛もいいけれど・・・■ 部長は人類愛に燃えるフーコさんに蹴られる(笑)フーコさんの燃え具合がウケます(笑)「コピーなんてくだらんこというな!!」 やっぱり、ミスドラはギャグ漫画ですね~(笑)藤子不二雄A ミス・ドラキュラ 2巻
2010.11.15
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9月に発売された藤子不二雄A先生のコミックエッセーを読んでみました。A先生が、漫画家生活の日々をマンガでご紹介するという内容です。■ PARマンの情熱的な日々PARとは、ゴルフ用語です。ゴルフ中継で「パースリー(PAR3)」とか「パーフォー(PAR4)」という言葉は皆さんも耳にしたことがあると思います。PARマンとは「ゴルフ人間(ゴルフ好き)」を意味しているのでしょう。F先生のパーマンにあやかっていたりして?(笑)■ 漫画とエッセーを組み合わせたコミックエッセーです1話8ページ構成なので読みやすいです。ページの半分以上はマンガなのでエッセーというより漫画として楽しく読めます。■ 「藤子不二雄」先生の写真 A先生が持っている人形は「ウルトラB」だと思うのですが・・・そうするとデビューから30数年はたっているので、どうなのでしょう。まあ、A先生も76年という長い人生を歩まれているので記憶が途切れることもあるのでしょうね。■ 大好きな黒澤明映画を見て興奮!!『七人の侍』を見て、映画館を出た後も興奮冷めやらぬ若き日のA先生。なんと、実際に黒澤さんにお会いしてゴルフもされたことがあると、話されてました。A先生はとても交友が広いです。■ 伝説のトキワ荘のメンバー手塚治虫先生が住まれていたアパートの「トキワ荘」の思い出なども描かれています。画像右下の鈴木伸一さんは小池さんのモデルだけあってそっくりですね(笑)■ 「怪物くん」の連載予告実は、怪物くんの顔が決まってなかったそうです。F先生も、ドラえもんの予告をしたものの主人公(ドラえもん)のことをまったく決めてなかったのでなんだか、お二人とも似てるなあと思ってしまいました(笑)「行き詰ってもうダメだという時こそアイデアは出るものだ」といい残したエジソンの言葉を思い出しました。■ 石川遼くんの話A先生の代表作である「プロゴルファー猿」の話を出しながら石川遼くんの話をします。でも、まだ遼くんには猿を倒せませんね。私は、もし世界に猿を倒せるゴルファーがいるとすればタイガー・ウッズだけだと思ってます。ウッズはスゴイ!!■ グリーンの外から打つウッズプロといえども、ピンそばでもはずすことはあります。それほどグリーンでのショットは難しいのです。しかも、このグリーンは画面(動画)で見えるよりもものスゴ~~~イ傾斜になっているのです。ワンパットで入れるのは「はっきりいって不可能」レベルです!!■ プロゴルファー猿の裏話なんと、実は「本物のサル」を出したかったという話です(笑)A先生の発想は驚きです。このくらい飛躍した考えが持てないと漫画家で長くやっていけないのかもしれませんね~■ でも最終的には少年を主人公にさすがに、「本物の猿」という設定には編集者からクレームがついてしまい猿(本名・猿丸)という名の人間主人公になりました。実は、正確には猿には「4きょうだい」いるんですよね~一番上にきれーなお姉さんがいます。「プロゴルファー猿」では、紅蜂さんが一番人気だと思いますが私は、出番が少ないですが、猿のお姉さんが好きでした(笑)■ A先生に質問巻末には、A先生への一問一答のコーナーがあります。「もし漫画家になってなかったら?」という質問には「新聞記者かも」と答えています。F先生との出会いが運命を変えました。自分が出たいマンガは「プロゴルファー猿」で家族にいてほしいキャラは「ハットリくん」だそうです。来年は、漫画家生活(デビュー)60周年を迎えます。A先生には、いつまでも元気にマンガを描き続けていただきたいですね~藤子不二雄A PARマンの情熱的な日々
2010.11.11
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10月の終わりはハロウィンがありましたね。ニュースでも普通に取り上げていますのでもう、日本でも恒例のイベントになりつつありますね。本場のアメリカでは、子供たちが近所を回って大人たちがお菓子を渡す風習がありますが日本でも、そうなるのでしょうか。それとも、すでにお菓子配りも定着しているのでしょうか。いずれにしても、アメリカ型になっていくことでしょう。ハロウィンといえば、変装、コスプレを連想しますね。という訳で、華麗なる変装をする女性のマンガ藤子不二雄A先生の『ミス・ドラキュラ』を紹介します。'75年に初掲載されたマンガですが、2006年に30年の時を経て、復刊されました。■ ミス・ドラキュラ1巻 表紙普段は、ふつーの会社に勤める、ふつーのOL。しかし、その素顔はセレブチックな金髪美女だった!!(白黒マンガですが表紙では金髪なので)正確にいうと、普通のOL姿がすでに変装なので変装を解除した姿が、金髪美女ということになりますね。■ Episode23 (第23話)ちょっと長いタイトルですね(笑)ミス・ドラキュラでは、こうした長いタイトルが特徴になってます。■ 用事を頼まれる虎木さん■ 部長は気づいていなかった実は、取引先の部長は、やってきた女性社員を見て今後の取引を決めることで知られていた。■ メンクイなので顔で判断するらしい社内で、一番地味な虎木さんを行かせてしまいあせってしまう部長。■ 弁解の電話を入れる直接会わないように伝える。でも、ちょっといい過ぎじゃないの~?■ 虎木さんはすでに車に乗っていた■ 虎木さんの変身!!カツラをはずして、メガネをはずし・・・■ ジャジャーン!!これが、虎木さんの本当の姿です。車の中で変身するのが定番になってます。■ 書類のお届け■ 相手の部長さんもビックリ(笑)鼻水を垂らしながら大喜びする取引先の部長さん(笑)■ 電話が鳴る■ 何も知らずに平謝り■ 相手は大満足虎木さんを送った部長は、訳が分からず「ハア!?」といって話は終わります。1話4ページなので、いつでも手軽に読むことが出来ます。漫画誌でない「女性セブン」という雑誌への掲載なので誰にでも読みやすいショートショート形式にしたのでしょうね。普段は冴えない男性が、ゴージャスなダンディーに変身する「男性版のミス・ドラキュラ」ともいえる『無名くん』というマンガもあります。藤子F先生ですと、SF的変身(変換)になる所ですが藤子A先生の場合は、変装の延長上のままですね。ブログも、ちょっとした変装かな~と思いますね。本名を使う人はまずいないと思いますし日常では、対面でコミュニケーションをしますがブログでの表現は、入力文字(日記)だけですからね。ブログも、もう1つの自分の顔ともいえるかもしれませんね。藤子不二雄A ミス・ドラキュラ 1巻楽天は、画像なしが多いなあ・・・
2010.11.01
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「忍者ハットリくん」や「怪物くん」などの少年マンガを描いてきた藤子不二雄A先生ですが同じ少年主人公でも、今までの作品と違うのが「プロゴルファー猿」です。主人公は、猿丸という名前の少年ですがあだ名は「猿」です。「プロゴルファー猿」では、スポ根を感じさせる熱血な描写が、所々出てきます。その1部を紹介したいと思います。■ 藤子不二雄ランド 10巻 セル画20年以上前、マンガ本にセル画付きで発売された「藤子不二雄ランド」というコミックがありました。■ 風が吹き荒れるコース海岸に面したコースが登場。すぐ横では、強く波が打ち、強風が吹く。■ 小石が飛んでくる■ 小石が容赦なく猿を襲う・・・■ それでも集中力を保ちプレーする■ 猿は血だらけになっていた次のシーンは、優勝が懸った場面です。メガネをかけた弟の中丸との会話が出てきます。感情的な兄の猿丸に対し、中丸は賢く冷静さがあります。そして、猿のキャディー役として、的確な働きを見せます。中丸は、見えない所で猿を支えています。■ 優勝の懸った18番ホールゴルフで18番ホールといえば最終ホールです。野球でいえば9回です。全てがここで決まります。■ 海越えをすれば優勝へ近づくコースに沿って、右に打てば安全で確実です。左は近道ですが、海にボールが落ちる危険性も高くなります。■ 気合が入る猿猿は、スコアがよかったので、海越えを狙う必要はなかったのですが、狙いに行きます。■ しかし・・・ボールは無常にも海に落ちてしまう・・・そして、ペナルティで1打加算となってしまう。■ 弟の中丸もショックを受ける中丸は、キャディー役として、いつも猿とコースを回ります。アドバイスや情報を伝え、陰で猿を支えている頼れる弟です。■ 力みすぎてしまった猿自信満々の気持ちだったがゆえに力が入りすぎてしまい、悔やむ猿。■ 海越えか安全策か・・・一度失敗している海越えを狙うのか。それとも安全策を取るのか・・・■ 優勝の行方は・・・■ 猿は決断に迷う■ 取るべき道はどちらか・・・安全に進むには、フェアウェイ(コース沿い)だが優勝は遠ざかる。海越えは逆転可能だが、一度失敗している上に、リスクも高い。■ 優勝が懸かっているフェアウェイが安全だが、それでは優勝はできない。けれど、海越えをまた失敗したら、終わりであった。■ 迷うことはない!!弟の中丸は、猿にいう。「まっすぐ海越えをねらうんだ!!」■ 男は一度挑戦したらあきらめるな!!「兄さんだったら、ぜったいこの挑戦に成功するよ!!」 中丸は、海越えを進言した。■ 猿は決心がついた!!■ もう迷いはなかった迷いの消えた猿は、再び海越えを狙う。猿の目には、グリーンしか見えていなかった。■ ボールは海を越えた!!兄の実力と、兄のひるまない性格を中丸は知っているからこそ「絶対に成功する」といえたのでしょう。こんな言葉をかけられたら、どんなに励まされることでしょう。中丸の言葉は熱いです。いいセリフだなあ~「プロゴルファー猿」が、今までの藤子作品の中でも異なる雰囲気を見せるのは、こうした熱さかもしれません。私にとっても、大好きであり、特別な作品です。セル画付きの藤子不二雄ランドは、今では入手困難ですが現在は、藤子不二雄「A」ランドとして発売されています。「プロゴルファー猿」の単行本には2種類あります。『新版 プロゴルファー猿』(「新版」の文字は小さめ)こちらは全22巻あります。『新 プロゴルファー猿』(「新」の文字は強調されてます)こちらは、今まで単行本未収録の話を集めたものです。全9巻あります。初めて読む方は、「新版」(通常版)をオススメします。お間違えのないように~ 【中古】新 プロゴルファー猿 1巻 / 藤子不二雄A
2010.10.04
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NHKの「スタジオパーク」という番組で以前、藤子不二雄A先生が登場されたのですが、今夜その再放送があります。25日 午前3時というのは24日 (土)から日付が変わってすぐです。この日記の更新時から4時間後です。見たい方は、今すぐ録画の準備を!!2010年 7月25日(日)放送時間 午前3:08~午前3:34(26分)からっかZさんからの情報提供です。からっかZさん、ありがとうございます。私は、念のために、2度目も録画します。前回、ブログでも書きました。過去日記は、こちら『A先生が登場』(5/28)をどうぞ~F先生との出会いF先生と子供時代に二人だけで作った手作りマンガ雑誌手塚治虫先生のお話&トキワ荘の思い出児童マンガから青年漫画への流れ奥様の愛妻弁当の感動秘話 などなど日本漫画界で常に第一線で活躍され今もなお、現役で連載を抱えておられるA先生の素顔は、とても深いものがあります。番組の最後に、いくつか質問を受けますがF先生のことを語ったときが、個人的にはとても印象的でした。「少し不思議」な物語を描いてこられたF先生はA先生にとっても「不思議」な存在と聞いて「不思議」は、F先生のキーワードのように思えました
2010.07.24
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NHKの「スタジオパーク」という番組で藤子不二雄A先生がゲストで登場しました。からっかZさんに、教えていただきました。この間は、F先生の番組もありNHKでは、藤子不二雄イヤーになってますね。ファンにとっては、嬉しいことです。■ NHK「スタジオパークからこんにちは」 藤子不二雄A先生の登場です。1934年生まれです。今年で、76歳です。年齢以上に、お元気そうです。■ 来年で、漫画家生活60年来年でマンガ家生活60年を迎えます。17歳からマンガ家生活が始まったということになります。■ 藤子・F・不二雄先生との出会い前回、ブログでも紹介した「こだわり人物伝」やA先生の名作漫画「まんが道」でも、おなじみの藤子・F・不二雄先生との出会いです。A先生が、絵を描いているところに、細身でノッポの少年(F先生)が富山弁で「うまいのお」と話しかけてきたのが、運命の出会いです。ちなみに「藤本氏(F先生)の方がもっとうまかった」とのことです。■ オバQのアニメ大ヒットで有名に。マンガで人気を集めていた「オバケのQ太郎」がアニメ化になりテレビ放送でも大ヒットになり、ここから全国的に「藤子不二雄」の名前が、世に知られるようになります。■ 伝説のトキワ荘マンガの神様・手塚治虫先生が住んでいたまさに「伝説」のアパートのトキワ荘。日本を代表する漫画家の多くが、ここに集います。■ トキワ荘メンバーあの「小池さん」のモデルになったのは、この鈴木伸一さん(右下)です。■ 二人で作った少太陽高校生のときに、F先生と二人で、手作りの雑誌「少太陽」を作ります。表紙から、全てが完全に手作りです。■ 手描きのマンガカメラアングルが悪いので、映りがちょっと物足りません。真上から映してほしいです。実は、ものすごく上手いです。■ 手描きの絵物語小説に、挿絵を加えた「絵物語」は、当時流行っていました。インクなので、書き間違えは許されません。物凄い根気が込められてますね。■ 創刊号は昭和26年4月3日発行です。編集者 我孫子素雄 (A先生)主筆 藤本弘 (F先生) と書かれてます。発行者の浜野正という方は、誰なのでしょうね。架空の人物なのでしょうか。ファンとしてはこういうなんでもないところも、気になるものです。■ 忍者ハットリくん 怪物くん 黒ィせぇるすまんA先生は、20代のときは、純粋さがあったもののお酒も飲んで、ゴルフなどもして、人付き合いも増えてくると「30過ぎてから、子供マンガが描けなくなった」と語られました。そして、「黒ィせぇるすまん」という短編を描きます。(後に「笑ゥせぇるすまん」として連載マンガになります)■ A先生ご夫人の愛妻弁当A先生の奥様は、だいぶ前に重い病にかかり左手が動かせない状態に、なられてしまいました。手作りのお弁当は、右手だけで作っております。私は、録画したものを見たのですが母は、なんと家で、この番組を見ていたそうです。この時は、「さすがは、私の母だ」と思いました(笑)私は、母に何もいってなかったので、驚きでした。母は、この愛妻弁当や奥様のお話に興味をもったようです。■ 愛妻弁当を毎日撮影A先生は、感謝の気持ちを込めて写真を撮るのが日課になっています。その日の原稿を隣に置いて、撮影しています。A先生のファンの私は、気づきました。あまり知られていない「切人がきた!!」の原稿が見えます。■ 視聴者からの質問 「アイデアは、どんな時に浮かびますか?」仕事場で机に向かって、「さあやるぞ」という気持ちになって、アイデアを出すそうです。さぞかし、1日中考えていると思っていたのですがA先生は、割り切っているそうですね。「仕事の時以外は、考えない」と話していました。F先生は、思いついたらなんでもメモにとる方でしたのでお二人の対照的な部分を見て、面白いなと思いました。■ 藤子・F・不二雄さんは、Aさんにとってどんな存在?「彼がいなかったら、絶対マンガ家になっていなかった」「不思議な存在。小学5年から何十年も一緒でしたから」「天才的な人だった」そして「本当に残念でした」といったときに悲しそうな目をされていました。■ 最後にA先生からのお言葉。「明日にのばせることを今日するな」最後に、A先生からの言葉がありました。A先生のモットーだそうです(笑)「気持ちが楽になる。毎日が楽しくなる」とのことです。マンガ界を代表するお方で70を過ぎた今でも、マンガを描かれ現役で活躍されていています。そして、皆さんもご存知の、実写版ドラマ「怪物くん」も原作はA先生です。そんな偉大なるA先生の口からは重たい格言でも出てくるのかと思いきや「明日にのばせることを今日するな」という意外にも、ゆとりの言葉でした。こうした、偉ぶらない素敵なお人柄が現役で活躍される秘訣なのかなと思いました。番組はとてもよかったのですがA先生のもっと多くの作品を、名前だけでも取り上げてくれたら、よかったなと思いました。「怪物くん」「ハットリくん」「笑ゥせぇるすまん」だけではちょっとさみしいです。やはり私が頑張るしかないですね(笑)「A先生は、どんな作品を描いてきたの?」と思われた方は4月29日の日記をご覧ください
2010.05.28
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表紙が怪物くんで藤子不二雄A先生の特集が組まれた雑誌「CUT」が今月、発売されました。■ CUT 5月号 「藤子不二雄Aの主人公は深くて強い」怪物くんも、「うるさ~い」ではなく「うれし~い」と、いってることでしょう。テレビで実写版「怪物くん」が放送されたことが、きっかけとなってます。私は、テレビの方は興味ないのですが「藤子ファン」として、買いました。■ A先生のインタビューも、たっぷりあります。A先生と、実写版の怪物くん役の大野智さんとの、対談もあります。A先生のマンガも、きっと「怪物くんがメインで、他の紹介はあまりないのだろう」と大して、期待していなかったのですがいや~ スゴイ、スゴイ!!藤子ファンの私も、A先生ファンも、大喜びですよ。紹介して欲しいと思った作品が、しっかり載ってます。■ 忍者ハットリくんいわずとしれた、A先生の代表作ですね。第1話が少し紹介されてます。アニメも大人気でしたね。約600話があるんですよね。A先生アニメでは、一番長い放送だったかもしれません。■ 怪物くん私が小学生の頃、カラー版(2回目)が放送されてました。近所にあった児童会館に、怪物くんのコミックが置いてあったのでしょっちゅう読んでました。「おれは怪物太郎だ」と名前を名乗ったときに子供ながらに、「あまりにも、そのまんますぎる!!」と笑いを通り越した、奇妙な驚きを、今でも覚えています(笑)■ まんが道少年の満賀道雄(A先生)と才野茂(F先生)が学校で初めて出会うところから、漫画家(藤子不二雄)になるまでをノンフィクションを織り交ぜて描いた、感動の長編大作です。手塚治虫先生宅へうかがったエピソードからトキワ荘の仲間たちとの日常など失敗、苦悩、努力、友情、感動が、たくさん詰まっています。■ 魔太郎がくる!!いじめられっ子の主人公「魔太郎」がいじめた相手に魔力を使って復讐をするという、ブラック漫画です。「このうらみ!はらさでおくべきか!!」は毎回登場する、決めセリフです。仕返しも、かなり強烈です。復讐を正義としていないのでそこでバランスも、取れていると思います。■ プロゴルファー猿A作品で、一番は決めにくいのですが「一番好き」といえるほど、思い入れがありますね。なぜDVD化されないんだ~~~!!名作なのに。↑上の画像は、必殺技の「旗包み」が決まった瞬間です。■ 笑ウ せぇるすまん夜にテレビ放送されてから、知名度が広がりましたね。どのアニメも、声優はピッタリ当てはまってますが喪黒福造の声が、ハマり役だったと思ってます。短編「黒ィせぇるすまん」が、元になっているというのはAファンの方なら、知っていることでしょう。■ シルバー・クロスもっと、多くの人に読まれてほしい古き良きアクション漫画です。「シルバークロス」を読むと、F大全集の「海の王子」にはA先生のタッチがはっきりと見えてきてやっぱり合作なのだな~と、分かることでしょう。■ 黒べえ個人的にインパクトが強かったのがワニが出てきて、犬の頭をパクッとかじりつくシーンですね…出来る限り抑えた描写になっているのですが、強烈でした…「ブラックユーモア」という言葉はありますが「ブラック漫画」という言葉は、もしかしたら、ないかもしれません。ですが、「黒べえ」(それから「魔太郎」)は、間違えなくブラック漫画ですね。それでいて、子供目線なので、児童マンガでもあるのです。■ 劇画毛沢東伝いわずと知れた中国の大革命家「毛沢東」の生い立ちを描いた、歴史マンガです。A先生の、優れた一面が見える作品です。■ さすらいくん毎日、縛られた生活は嫌だ…そして、当てのない一人旅に出た、さすらいくん。かなり妄想が多いのが、笑えます。「のんびりと旅に出たい」というのは、A先生の本音のようです。■ ブラック商会変奇郎主人公の家は、骨董品屋です。骨董品や珍しいものに興味があるA先生の日常の趣味から生み出されたマンガですね。■ 「少年時代」 左は主人公の進一。右はタケシ。二人は、友達といえば友達だけれどはっきりと、上下関係ができていた。タケシが常に上だった。学校内でも、いわゆるボス的存在である。マンガだけの出来事ではなく、生き方や付き合いを大きく考えるきっかけになります。読んだことがない人でも、実写映画の主題歌「少年時代」(by井上陽水)を知る人は、多いでしょう。■ ウルトラBウルトラB・通称UB(ゆーびー)は、超能力が使える不思議な赤ちゃん。言葉はしゃべれません。「ビー、ビー」としゃべります。藤子マンガでは最年少主人公ですね。ライバルはパーマン5号か?(笑)■ パラソルへんべえ実は、本を持っていません。藤子ファンとして残念なところです。なかなか見つかりません。他の絶版マンガと併せて再販されることを期待しているところもあります。次はやっぱり藤子不二雄A大全集でしょう~ 出ないかなあ。FFランドの後に、Aランドが出ているので厳しいのは承知していますが…後は、ブラックユーモア短編集の紹介もあり「夢魔子」「マグリットの石」「ひっとらあ伯父さん」「なにもしない課」などなど、名前も出されていました。それから「夢トンネル」や「スリーZメン」の画像も載ってます。この雑誌は、非常によくできてます。NHKの「こだわり人物伝」並に驚き、感動しましたね~熱意がこもった文章で、感心してしまいました。担当者は、しっかりA先生のマンガを読んでます。通や、熱狂的なファンからすれば「爆発的ギャグ漫画『狂人軍』が入ってないじゃないか」「重く苦しい愛情ドラマ『愛ぬすびと』がないとは何事だ」「女性版変身願望マンガ『ミスドラキュラ』も入れてほしい」などという意見も、あるかもしれませんがA先生の専門雑誌ではありませんからそれでは、いい過ぎというものでしょう。ちなみに、プロフィールには文字数制限で書ききれなかったのですが、私は「無名くん」も好きですし、持っています。ブログに費やせる時間が限られているので日記はF先生に傾いていますが、A先生の作品も大好きで、いつでも、たくさん話したいことはあるのです
2010.04.29
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