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前回の日記(3月1日の日記)の続きです。ラジオ番組「こども電話相談室」で小さな女の子から日本はどうやってできたんですか?という質問がありました。それならば「のび太の日本誕生」を読んでみるのがいいかもしれないと私は思いました。ということで、本日は、大長編ドラえもん「のび太の日本誕生」から大昔の日本をのぞいてみましょう~今回は、日本の歴史にスポットをあてるので「のび太の日本誕生」の一般的なあらすじを知りたい方は、こちらも前回の日記(3月1日の日記)をご覧ください。<「のび太の日本誕生」から見る大昔の日本>■7万年前の日本■魚を捕まえる少年「ウラーオ」という言葉を発しています。「アー」とか「オー」という感嘆(感情)ではなさそうです。この頃、すでに言葉をもっていたのかもしれません。■家出を決意したのび太は空き地へいつもの空き地でさえも、持ち主が現れた。もはや自由な土地などは現代にはない■スネ夫が土地について意見を語るなるほどなあ~と思いますね。「確かに」とうなづけるものがあります。このスネ夫の話が盛り上がり、ドラえもんたちは人間の住んでいなかった時代に行こう!ということになります。■会話をする進化したタイムマシン日本大陸に人間が現れる前に行きたいドラえもんたち。スネ夫の話では三万年前にはいたようです。そこで、ドラえもんたちが決めたのは七万年前の日本でした。■七万年前の日本は氷期の時期だった今ではインターネットで何でも調べられて瞬時に情報が得られますが、まだケータイすら登場してなかった時代に、ヴェルム氷期といった歴史的事象を解説するF先生の、下調べ、確認作業、情報収集など「知識の土台」が物語を力強く支えています。■古代には野生動物がいっぱいスネ夫とジャイアンの前にサイが現れます■大昔の日本にはサイ、トラ、ワニなどもいた■「ワンダフルじゃねえか」byジャイアン大正生まれの私のおばあちゃんから聞いた話では、明治時代はあちこちでトキは見れたといいます。私たち人間はなぜ生き物を大切にできないのでしょうか・・・■ワニがスネ夫とジャイアンを襲う先ほど、ドラえもんがいっていたワニがあらわれます。■7万年前の日本にいたのは中国からの渡来人7万年前の日本にいたククルという少年は中国大陸から来ていたことが判明!■しかし日本と中国の間には海があるのでは?海があるのに日本に渡って来られるのか?という疑問が浮かぶ。■大昔の日本は中国と陸地がつながっていたドラえもんから渡された7万年前の世界地図を見てみると・・・中国と日本はつながっていた。また、日本も北海道から九州までつながっていた。■陸地のつながりは氷河期が理由「いま(7万年前)が氷河期だから」とドラえもんが解説します。本来は海面であるところも、氷が増えた影響で陸地が出てきたというわけです。それにしてもこの海面の断面図による説明も、教科書並みの解説ですね。F先生の、子供たちに分かりやすくする配慮がうかがえます。■スネ夫はひらめく氷河期で日本と中国が陸地でつながっているときに日本の先祖は中国からやってきたのではないかとスネ夫は考える。■ドラえもんが移住について解説陸地がつながっているから、という理由だけでなく何万年という、想像を超える長い長い・・・遥かに長い歳月をかけて人類は移住を続けてきました。かつて登山家が、山を登る理由を「そこに山があるから」と語りましたが人類が、未踏の土地を目指したのも「そこに新しい土地があるから」だったのかもしれません。未だ見ぬ世界(陸地)を目指すのは私たちの本能だったのかもしれません。■石オノを使う人類7万年前は、中期旧石器時代にあたります。石を打ち砕いて道具作りをする打製石器が発達していた時期でもあります。■中期旧石器時代の生活今、私たちが暮らしている同じ日本の大陸で大昔は、このような暮らしがあったんですね~■村づくりに励む新人7万年前の日本に渡ってきた新人(現生人類)は、日本に住み着きました。この新人の血が、現在の私たちにも流れていることになります。さて、本日の日記では、7万年前の日本はああだった、こうだったと断定するような形で書いてしまっていますがあくまでも、漫画「のび太の日本誕生」の中での描写を淡々と見つめただけで、日本の成り立ちの『仮説』にすぎません。宇宙の始まりのビッグバンも、あくまで仮説にすぎません。人類誕生の歴史も仮説でしか分かりません。日本に初めてやってきた人類も日本語の成り立ちも、日本の成り立ちも大昔のことは、結局、完全に分かる手段はありません。それでも断片的な事実、証拠、仮説から私たちが築き上げてきた定説を見聞きすることは楽しいものです。本日の日記で、日本の成り立ちに興味をもっていただけたら嬉しいです。大長編「のび太の日本誕生」の最後ではドラえもんたちがタイム・テレビでククルとの別れから20年後をのぞきます。そして、次のような解説がでてきます。ククルはたくましく成長し族長になっていた。ウンバホ(火の国の勇者)と呼ばれ村人たちに尊敬されていた。それ以前の日本にも人間はいたようだ。だが彼ら(旧人)は、やがて絶滅したらしく今の日本人と血のつながりはない。だからあの時・・・ククル一族(新人)が住みついた時こそ"日本誕生"の瞬間だったのだ!!このような締めくくりで物語は終わります。かつて日本大陸にやってきた人類(旧人)は子孫を残すことはできませんでした。今、私たちの身体に流れている血は7万年以上も前から日本の地に住み始めた、新人の血が受け継がれているのです。日本の地で、日本人として生きていることが私にとっては、年齢以上に、ずっとずっと長く遠い遠い昔から、生き続けている・・・そんな気がしてなりません
2021.03.02
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それほどラジオ番組に詳しいわけではありませんがむか~し「全国こども電話相談室」という非常に有名な番組がありました。1964年~2008年まで40年以上続いた長寿番組です。この度、TBSラジオで復活し「伊集院光とらじおと」の中でこども電話相談室は放送されました。3月1日(月)の放送を、たまたま聞きました。この日の電話相談は、どうして にほんという くにが できたんですか?という、7歳の女の子からの質問でした。確かに、いつどのように日本はできたのか不思議ですよね~大人でも、そう簡単に答えられる質問ではありませんね。番組で、どのように回答したのかはTBSラジオ公式サイトで見ることができます。上記の公式サイトで、7歳の女の子の手書きのハガキも見ることができます。歴史作家の方が回答にあたりましたが電話越しの7歳の女の子に「律令制度」という言葉を使うのは難しすぎるのでは?と心配になりました。司会者の伊集院光さんが、一生懸命に、やさしい言葉とやさしい説明に持っていこうと、苦労している感じがうかがえました。きっとF先生だったら、子どもたちにも分かりやすい話し方をされているだろうな~と心の中で思ってしまいました。私だったら、質問者の子供に大長編ドラえもんの「のび太の日本誕生」を読んでみましょう!と伝えたいですね。今年 2021年の2月15日の日記でも「のび太の日本誕生」を話題にしましたがどのようなストーリーなのか内容を紹介していませんでした。タイミングとしてはちょうどいいので、本日は簡単にあらすじを紹介したいと思います。そして、次回からは、少し違った視点で日本の成り立ちに触れてみたいと思います。< ドラえもん「のび太の日本誕生」 あらすじ >■不満がたまったのび太嫌なことばかりでイライラが爆発。のび太は家出を決意する。■キャンピングカプセルを空き地に建てる家出に役立つ道具を、ドラえもんから都合よく手に入れたのび太は空き地に住むことに決めた。■空き地に所有者が登場のんびりできる場所がなくなってしまった。裏山へ行くも、工事で居場所がない。■ジャイアン、スネ夫、しずかちゃんも家出みんな、それぞれ、様々な悩みを抱えていた。のび太のように家出をしたくなり、ドラえもんの道具を持っているのび太の元へ、みんなが向かおうとしていた。■自由気ままに過ごせる場所がないどの場所にも土地の持ち主がいて自由な土地がないと、ガッカリするのび太たち。そんな時、ふと、のび太は人間の住んでいなかった大昔に行けばいいというアイデアが浮かぶ。■タイムマシンで太古の日本へ出発のび太たちは7万年前の日本へ向かった。■「エアコンスーツ」古代の人間の雰囲気を味わうために皆で「エアコンスーツ」に着替える。■ククルという少年と出会う「ほんやくコンニャク」を出して7万年前の日本にいたククルという少年と会話をする。■不死身の精霊王ギガゾンビ!?なんと、ククルの家族と村人たちはクラヤミ族という悪者たちに、さらわれてしまったという。助け出したいが、不死身の精霊王ギガゾンビの存在を聞かされる。■ククルを放っておけないのび太たちは、ククルに、家族や村人たちを助けるために協力すると伝える。■嬉しく思う反面、苦悩するククルククルは、のび太たちの申し出に対し危険な目にあわせたくないと協力を拒む。■ククルを説得するのび太たちそんなククルに、ドラえもんの道具を使ってドラえもんも精霊王のようにスゴいんだと信じ込ませることにした。■ククルの住んでいた村へ向かう■村には襲われた跡があった涙を流すククル。■ギガゾンビを探す旅に出る■クラヤミ族の跡を追いかけるククルの家族と村人たちをさらったクラヤミ族の足取りをたどる。少しずつ敵に近づいてゆくのび太たち。■のび太たちの目の前にギガゾンビ現る!!■のび太たちを誘導するギガゾンビホログラムのギガゾンビはのび太たちに語りかける。果たして、ギガゾンビとは何者なのか?のび太たちはギガゾンビに勝てるのか?ククルの仲間たちは助け出せるのか?次回は「のび太の日本誕生」のコミックから日本の成り立ちを考察してみようと思います。いつどのように日本はできたのか?ドラえもんと一緒に7万年前の日本をのぞいてみましょう。続きます!
2021.03.01
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私は、よくラジオを聴いていますが2月15日放送文化放送の「レコメン」という夜の番組で、DJののりさん(お笑いトリオ「オテンキ」)が映画「のび太の日本誕生」を大絶賛していました。いや・・・大絶賛といっていいのかはご本人に確認しないと分からないのですが(笑)「日本誕生が、こんなに面白いとは」と心の底から映画を楽しまれた様子でした。「ドラえもん、のび太、ジャイアン、スネ夫、しずかちゃんみんな一人ひとりがよかった」とドラえもんファミリーにスポットを当てたコメントが印象的でした。映画「ドラえもん のび太の日本誕生」は1989年公開の映画です。30年以上も前の作品です。いきなり突拍子もなくドラ映画の話が出て、ドキドキしました。■2021年4月現在 1725円で発売中映画 ドラえもん のび太の日本誕生【映画 ドラえもん30周年記念】[DVD]のりさんは40代で私も同じ40代です。この辺りの年代ですと、見るのは「新・のび太の日本誕生」(2016年)ではなくオリジナルの「のび太の日本誕生」(1989年)になりますね。もっと、芸能界でドラ映画(特にむかしのやつ)を語ってくれる人が出てきてほしいです。私一人では、日本中に広まりません。さてアニメ映画でも名作揃いのドラえもんですが長い年月がたつと予告編動画が見つからないものですね・・・officialで上げてほしいものです。ひたすら検索しているとどうにか見つかりました!!見出しは中国語ですが動画は完全日本語ののび太の日本誕生の予告編です。■ドラえもん のび太の日本誕生 予告編えっ・・・原作・脚本 藤子不二雄Ⓕ!?まさかの貴重な動画です
2021.02.15
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ぼくのなまえはねおです。しょうらいのゆめはまんがかです。おっと・・・5歳になったといっても精神年齢が5歳になったのではなく頭をどこかにぶつけておかしくなったわけでもありません(笑)2009年の8/8にブログを始めてめでたく5年が経ちました。更新回数がめっきり減ってしまいあまり充実したブログではなく物足りなさばかり感じてしまっていますがそれでも、大好きな「藤子不二雄」先生の話を好き勝手に書いてこれたので、楽しい5年間でした。いつも訪問してくださる皆様にも支えられてきました。最近は、楽天ブログの方以外からコメントもいただくことも増えました。本当にありがたいことです。そして、私のブログ誕生日と同じ日の8/8に3DCGのドラえもん映画が公開されたのがスゴく嬉しいです。藤子・F・不二雄ブログ冥利に尽きますね。↑こちらの動画は、直接YouTubeのサイトでもご覧いただけます。でも、一言二言、ちょっといわせてください。CGのドラえもんはいい感じなのにのび太が少しデフォルメされているのはなぜでしょう・・・アニメやコミック、そのままのありのままの~♪のび太にしてほしかったです・・・ ちょっと残念。それから、しずかちゃん・・・ もっと残念。う~ん、どうしてこんなに変えちゃうんでしょうか・・・ドラえもん愛、藤子愛が足りないです。あと、なぜ『STAND BY ME ドラえもん』と英語のタイトルになるのでしょう・・・イメージが崩れます。ハリウッドの有名映画のタイトルに頼るのは悲しいです・・・ スタッフ側にそういう意図はないのかもしれませんが、私には、そう思えてしまいます。ドラえもんからこんな英語、連想しませんから。ドラ映画の枕詞である『のび太』を使って欲しかったです。これまで、『のび太の』『のび太と』と使われてきたので新たに『のび太は・・・』『のび太が・・・』というようなタイトルでもよかったんじゃないかな~ドラえもんが好きすぎて、愛しすぎて文句が出てしまいましたが映画見に行くので許してください・・・さて、この映画の監督は山崎貴さんと八木竜一さんなのですが山崎監督といえば、「ドラえもんの影響を強く受けた」と語っており私の日記でも、NHKの番組に出た山崎監督を紹介したことがありました。これも、何かの縁なのでしょうか。詳しくは『~F先生の苦悩~』(2013年12/2)の日記をどうぞ~ブログを始めた年は2009年ですがどんな年だったかといいますとなんと「藤子・F・不二雄大全集」が発売された年でした。ついこの間のことと思っていたら、5年も前なんですね~元々、大全集を大々的に取り上げて「藤子・F・不二雄大全集を完全レビューするブログ」を目指していたのですが、現段階では、半分にも届かず大全集2期の紹介で終わってますがもちろん、3期も4期も全部そろえていますので1期から4期まで、きっちり紹介したいです。というか、書きたくてウズウズしています。それには、やっぱり「俺と俺と俺」がいないとブログ更新は追いつかないかもしれません。詳しくは『SF短編「俺と俺と俺」by藤子・F・不二雄』の日記をどうぞ~一番欲しいのは、コピーロボットです。(このセリフ、何度もいってるなあ~)8/8の夕刊に、ドラえもんのショルダーバッグがついてくる「ドラDAYS」という雑誌の広告がありました。カラーで大きく出ていたので目立ちました。母も欲しいといっていました(笑)空塚(からっか)さんからいただきました情報ですが六本木では英語版ドラえもんも公開されているようです。詳しくは『アメリカ版『ドラえもん』日本初上映』の記事をどうぞ~(残念ながら公開は8/10までですが)私のブログで、一番藤子情報を提供してくださった空塚さん、いつも本当にありがとうございます。藤子情報功労賞を捧げたいと思います。いつでもどこでも、ドラえもんの話題は溢れてきますね~
2014.08.08
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大全集は、いつも分厚いですが総ページ数647Pの「大長編ドラえもん」2巻が先月発売されました。■ 映画3作品収録されてます藤子・F・不二雄大全集 大長編ドラえもん 2巻収録作品はこちらです。『のび太の海底鬼岩城』『のび太の魔界大冒険』『のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)』映画原作を1つ1つ発行するのではなく3作まとめてとは、さすがは大全集ですね。厚さは4cmを超えてます。本棚が、どんどん圧迫されてます(苦笑)本書の特徴は、3作品それぞれにF先生の言葉が、あとがきとして載っていることとカラーページが数ページ、当時掲載されたままの状態で復活していることです。そして、目玉は武田鉄矢さんのあとがきです。 < 『のび太の海底鬼岩城』 冒頭 >■ のび太の家にいつものメンバーが集まる■ 海か山かでもめている様子■ 夏休みのキャンプを計画していた■ ドラえもんも乗り気だが・・・■ どちらにするか決まらないここで、ドラえもんは「海で泳ぎながら、山に登ろう」と両方を実行する計画を提案する・・・海底には山があるから、それを登ろうとドラえもんはいいます。ずっとずっと深海には、海といえど山はあります。海と山へ同時に行くという、F先生の発想は柔軟というだけでなく海に関する豊富な知識から、生まれたものともいえますね。 < 『のび太の魔界大冒険』 冒頭 >■ 遠くにそびえるのは魔王の宮殿■ 生きて帰ってはこれない■ これは夢の中(笑)■ のび太は一人で宮殿へ向かう■ 張り切ってみたものの・・・■ やっぱり優しいドラえもん■ 「そくせき魔法帽」■ これでのび太も魔法使いにこの「そくせき魔法帽」は、ドラえもんは実際持っていません。のび太の夢の中だけで、出てくる道具です。■ 早速魔法を使ってみる■ 魔法の道具の定番ですね魔界大冒険の面白さは、見る人を選びません。(もちろん、これはドラ映画全てにいえることなのですが)楽しい映画が見たければ、これを見ましょう。子供の私の付き添いで、いつも途中で寝てしまう母も最後まで見入ってしまった作品です。 < 『のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)』 冒頭 >■ とある惑星で戦争が起こっていた■ 大統領に脱出がいい渡された■ しかし大統領は 逃げずに戦う決意を持っていた■ 大統領は 強制的にロケットに乗せられてしまった■ そしてロケットは大統領の意に反して飛び立った■ 夏休み のび太たちはスネ夫のうちで撮影を楽しんでいた映画公開前に、連載していた月刊誌「コロコロコミック」では驚きのラストは、なんと袋とじという形になりました!!これは、ドラ映画では初の出来事でした。まさか、戦車に乗っていたしずかちゃんが・・・こんなことになるとは・・・(おっとっと!)■ あとがきには武田鉄矢さんがドラ映画の主題歌を長いこと務められた武田さんです。数々の名曲を生み出しました。「あ~ まさに、あとがきにピッタリだ」と納得しました。武田さんが、小さな娘さんを連れてF先生に会ったときの秘話が語られています。娘さんが「ドラえもんはどこにいるの?」と質問するとF先生は「いまテレビ局に行っているから、ここにはいないんだよ」と答えます。「なんて優しい先生なんだろう」と武田さんは思ったと、書かれています。とっさの質問に、こんな回答ができるなんてさすがはF先生だなあと感動しました。これは、F先生が優しいというだけではないんですよね。いつでも「子供たちのため」を考えて言葉を選ぶんですよね。その証拠に、国民的マンガでありながら大っぴらに「私がドラえもんを描いてます」とはいった事がないのです。この理由は、簡単に推測できます。ドラえもんは、自分が仕事で書いているものと子供たちに、思わせたくなかったのでしょう。よく「ドラえもんは夢がある」といわれますが作者であるF先生が、誰よりも子供たちに対して夢を大切にされてきたからでしょう
2011.02.03
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ドラえもんの映画が今年で30周年を迎えたこととDVD-BOX発売のことは何度かお話しましたが今日は、写真で紹介をしようと思います。■ DVD BOX ドラえもん ザ・ムービー 1980-1988先月、届きました~ 収録作品は第1作「のび太の恐竜」から第9作「のび太のパラレル西遊記」までです。■ 裏にはドラえもんのしっぽがあります■ ミニパンフレット付き当時のパンフレットがコンパクトサイズで再現してあります。これは、嬉しいですね~一生のお宝になります。■ DVD BOX ドラえもん ザ・ムービー 1989-1997こちらは第10作「のび太の日本誕生」から第18作「のび太のねじ巻き都市冒険記」までが収録されてます。■ ミニパンフも全作ついてます購入予定で、まだ買ってない人のお楽しみのために写真では一部にしてあります。■ 裏には同じくしっぽがあります黄色のドラえもんは、2112年にドラえもんが生まれたばかりの最初の色ですね。詳しくは「ドラえもんが生まれた日」(9/3)をどうぞ~■ 大全集「大長編ドラえもん」第1巻なんと総ページ数600を超える厚さです。「のび太の恐竜」「のび太の宇宙開拓史」「のび太の大魔境」これら3作がまとめて入っています。F先生の昔のあとがきが3つ(3作品分)載っているのも嬉しいです。■ 1980年にコロコロコミックに載った第1回の扉絵大全集の巻末には、カラーページの特集があります。■ 「のび太の宇宙開拓史」カラーページ■ 「のび太の大魔境」カラーページ当時、コロコロコミックには数ページのカラー掲載がありました。その部分を、大全集で甦らせてくれました。■ のび太くんは私の人生の一部ですのび太くんの声優を担当された小原乃梨子(おはらのりこ)さんが巻末の解説を書かれております。映画の話はもちろんのこと、F先生と映画の話をされていたことなど、貴重なお話が聞けます。小原さんの解説はいつ来るのかなあ~と思っていたら「大長編ドラえもん」でした。映画タイトルの「のび太の」&「のび太と」はドラ映画の枕詞ですからね。うってつけですね。のび太なくしてドラ映画はありえません。のび太が雪の中で迷子になってくれたから今の日本と日本人があるのですよ!!(「のび太の日本誕生」より)DVD全18作品は、年末に見ようと思います。といっても、すでに映画DVDは単品ですべて持っていて何度も見ているのですが・・・(笑)特典のミニパンフが欲しくてBoxを買ってしまいました
2010.11.03
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短いドラ映画日記なのに2つに分けている理由は文字数です・・・■ 1つで700文字くらい?取られます・・・それでは『ネオの独断的ジャンル分け』の続きです。【 冒険&対立&戦い 】のび太と竜の騎士【ドラ映画30周年記念】地球人vs恐竜人 地底には恐竜が進化した恐竜人がいた!【のび太と夢幻三剣士【ドラ映画30周年記念】人間vs妖霊 現実世界vs架空世界 剣士のび太vs最強の大帝!のび太の創世日記【ドラ映画30周年記念】地上の人類vs地底の昆虫人 新しい地球では昆虫も進化を遂げていた!【 大人になったら真剣に考えて見てみましょう 】のび太の海底鬼岩城【映画ドラえもん30周年記念】深~い深~い海の底には高い文明を持つ国が存在した。テーマは戦争・・・のび太とアニマル惑星【映画 ドラえもん30周年記念】不思議なもやをぬけると動物たちの住む星があった。テーマは環境問題・・・のび太とブリキの迷宮【映画 ドラえもん30周年記念】ドラえもんがいきなり誘拐されます。 テーマは科学に頼りすぎの人類への警鐘・・・【 映画もスゴイけど大長編(マンガ)もスゴイ 】大長編ドラえもん のび太の恐竜のび太とピー助の交流。記念すべき映画原作の第1作!大長編ドラえもん のび太の宇宙開拓史映画とは違うラストは、ぜひ単行本で!大長編 のび太の日本誕生ラストの1ページがとにかく深いのです!私が以前、トップに挙げた【のび太と雲の王国】も【大人になったら・・・】の部類に入りますね。テーマは、自然との共存ですね。【 F先生の事実上の遺作となった作品 】のび太のねじ巻き都市冒険記【映画 ドラえもん30周年記念】ドラ映画は全作好き!という方にはこちらの【THE MOVIE BOX 1989-1997】がオススメです。『日本誕生』から『ねじ巻き』までを収録しています
2010.10.22
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ドラえもんの映画・第1~18作を私の独断で、ジャンル分けしてみました。「18作、全部は見れないなあ~」という方に選びやすいよう、お手伝いができたらと思いました。定価が(私の記憶ですが)¥3980円だったドラ映画ですが映画30周年を記念して、半額以下になりました!!ただ今、¥2000円を切ってます。これは、ファンには嬉しいニュースです。それでは、ネオの『独断的ジャンル分け』を紹介しま~す。10000字以上オーバーしてしまったので(笑)2つに分けてお送りしま~す。(楽天商品画像は文字数が無駄にいやってほど長いですからね) < 地球規模の大きなストーリー > 【送料無料で\1785円】のび太の魔界大冒険【映画ドラえもん30周年記念】「もしもボックス」で地球が魔法の世界に・・・そして戻らなくなった!!のび太と鉄人兵団【映画ドラえもん30周年記念】少女リルル率いる「ロボット兵団」が地球を攻めにやって来た!!【送料無料】のび太のパラレル西遊記【映画ドラえもん30周年記念】ゲームの中の妖怪たちが出てきてしまい、地球は支配されてしまう!! < いざ宇宙の世界へ飛び込もう >【送料無料で\1785円】のび太の宇宙開拓史【映画ドラえもん30周年記念】何と!のび太の部屋とつながったのは地球型惑星だった!!【送料無料で\1785円】のび太の宇宙小戦争【映画ドラえもん30周年記念】のび太たちは、平和を守るため独裁者のいるピリカ星へ乗り込む!!【27%OFF】のび太と銀河超特急【映画 ドラえもん30周年記念】宇宙の列車に乗って、見知らぬ星へ行ってみよう!! <地球をもっとのぞいてみよう>【送料無料で\1785円】のび太の大魔境【映画ドラえもん30周年記念】暗黒魔境といわれるアフリカの奥地には、謎があった・・・【27%OFF】のび太の日本誕生【映画 ドラえもん30周年記念】自由を求め、大昔の日本に旅立つと、謎のギガゾンビなる者が・・・【27%OFF】のび太のドラビアンナイト【映画 ドラえもん30周年記念】しずかちゃんを助けるため、いざアラビアへ出発!!ドラ映画ファンで、全作好き!という方には特製ブックレット付きのDVD BOXがオススメです!【25%OFF】DORAEMON ザ・ムービー BOX 1980-1988【ドラ映画30周年記念・限定生産】
2010.10.20
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いきなりですが続きを行きます!!私の紹介は、ホンのわずかです。結末も、大きなネタバレもありません。安心して、ご覧ください。 【のび太と雲の王国】 < ストーリー 後半>■ のび太たちが見たものは・・・■ 雲の上に住む天上人だった。■ 天上人も同じ人間だった。■ お客として歓迎される■ しかし・・・?■ 閉じ込められていた!!■ ドラえもんたちは抜け出す。■ 雷雲がやってくる。■ ドラえもんはカミナリを受けてしまった・・・■ 落ちてゆくドラえもん・・・そして、のび太たちもカミナリを受けてしまい。何の抵抗もできなかった・・・■ 連れ戻される3人。のび太とドラえもんは、見つからなかった。しかし、天上人の捜索は続いた。■ ドラえもんは故障してしまった・・・ちょっとおかしくなってしまったドラえもん。最初はユーモラスに見えますが・・・■ カミナリを受けたのが原因だった。ドラえもんの故障も、長く続くと痛ましく見えます・・・この故障は、ドラえもんの今後の危機を暗示しているのでした・・・■ 美しい天上界の人口は減りつつあった。天上界は、美しく空気もきれいな所なのに引っ越す人が多く、人口が減りつつあることを、聞かされる。■ 原因は、地上人の自然破壊。地上人に空気を汚されているため天上人は、美しい町を追いやられていた・・・■ 天上人はある計画があった。■ ノア計画が3人に知らされる!!■ ノア計画の恐るべき内容・・・家、ビル、学校、病院、工場、地上の全てを流し、地上人の命は奪わず『原始的な生活に戻ってもらう』という驚きの計画だった。■ 仕方がないことだった・・・これ以上、オゾン層が破壊されたり、空気が汚染されれば天上人も生きてはいけないのだった・・・■ ノア計画実行の最後の審判は明日・・・■ 最後の審判が始まる。■ 止まることのない破壊。■ 動物たちまでも巻き添えにしている。■ 核戦争が起これば全ての生物が死ぬことに・・・■ 天上人たちは地上人を非難する。何もいい返すこともできず、しずかちゃん、ジャイアン、スネ夫はとても居づらい雰囲気に包まれてしまった。■ ノア計画は実行すべきとの意見が出る。天上人にとっては、ノア計画は実行あるのみであった。後は、時間の問題だけ・・・■ しずかちゃんが意見を述べる。■ 地上人の努力も訴える・・・今「エコ」という言葉は、かなり浸透したと思います。まだまだ解決には程遠いですが、決して無駄なことではありません。■ 天上人のパルパルもフォローをする。パルパルは、心優しい地上人(しずかちゃん)に敵対心は薄れ、気遣いや、優しさを見せた。■ しかし、もう時間はなかった。こうして、最後の審判は翌日へと持ち越されました。地上人には、たった1日の猶予しかありません。ノア計画は実行されてしまうのか?地上人たちの運命は?単独行動をしているのび太とドラえもんは?最後の最後は、一転、二転、三転・・・誰も予想できない大どんでん返しが待ち受けています。ノア計画で、建物から何から何まで奪い取られるのは、ひどい破壊行為かもしれません。これは、地上人の反対できることかもしれません。しかし、私たちも同じ破壊行為を、犯しています。海や川や森林や動植物は、地上人たちのもので、奪うのは自由でしょうか?天上人にしてみたら、私たちも同じように破壊行為をしていることになります。私たちは、この点に気づかなければなりません。さて、ブログ読者の・・・ いえ、地上人の皆さん。F先生から、とてつもなく重たい裁判に招かれてしまいました・・・もし、しずかちゃんたちのように地上人代表として呼ばれたとしたら、どのような意見を述べることができるでしょうか。天上人は、これ以上地球(空気)が汚れると生きていけません。いわば死と隣り合わせの状態に置かれています。石油や石炭を一切使わず、電気は全て太陽エネルギーでまかなわれており、絶滅動物を保護している天国のような天上界に私たち地上人は、どのような反論ができるでしょうか?天上人は、地上人を何も圧迫していないのです。今、答えを出す必要はありません。もし、マンガで読んだり、映画で見ることがあればその時に、ドラえもんたちと一緒に、じっくりと考えてみてください。長いような日記ですが、コミックでは約190ページです。映画は90分です。私の紹介は微々たるものです。もっと面白い部分や、もっと笑える部分やさらなる驚きと、さらなる大感動が詰まっています。まだ映画を知らない方は、どうぞお楽しみに~それでは最後に、武田鉄矢さんの歌う映画主題歌『雲が行くのは・・・』の動画をどうぞ~
2010.10.02
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宣言して、実行したものの未だに迷ってしまい、後悔とまではいかないですがこれほど「いいのだろうか」と悩み続ける作業もありません。私のTop10は、Best10ではありません。街中の人に、ビートルズの曲Top10を聞くよりもビートルズを何十年もファンの方から選んでもらったTop10の方が、やはり興味があります。私の企画も、そうした期待や興味にお応えできれば多少の意味はあるのかなと思っています。「雲の王国」(天国)にいる藤子F先生もファンによるTop10は「面白いですね」と思ってくれるのではと、勝手に思っています。※ 順位はありません。順番は製作発表年順となってます。『DVD10本しか入らない袋にネオが詰め込んだドラ映画Top10』発表です!!【のび太の恐竜】【のび太の海底鬼岩城】【のび太の魔界大冒険】【のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)】【のび太と鉄人兵団】【のび太のパラレル西遊記】【のび太の日本誕生】【のび太とアニマル惑星(プラネット)】【のび太と雲の王国】【のび太のねじ巻き都市(シティ)冒険記】私が1つ前の日記で「問題作1位」に選んだ『雲の王国』は、どのような映画なのかあらすじを紹介したいと思います。私の紹介は、結末には触れません。内容も3割程度ですのでまだ見てない方も、心配せずにご覧いただけると思います。 【のび太と雲の王国】 < ストーリー>■ 学校の授業で、先生が雲の話をする。■ 質問をするのび太。■ 天国の雲はどのへんに?■ 笑われてしまうのび太。■ 天国はないことを知る。ドラえもんに、天国はないと説明を受けてショックを受けるのび太。■ ドラえもんの提案。ドラえもんに不可能はありません。天国を作ることだってできます。■ 雲を集めて固める。「雲かためガス」と「雲よせ機」で、手軽に始められます。「雲よせ機」は、掃除機がモデル? そんな風に見えてしまいます(笑)■ 雲ロボットがお手伝い。のび太とドラえもんの二人だけでは、作業が大変なので「ロボッター」という骨組みを使って「雲ロボット」に手伝わせます。■ のび太の雲は、南の太平洋まで移動。暖かい所へ行きたいと、雲は南へ移動します。雲から太平洋を見ると、なぜか流木があった・・・■ 島が流れたような形跡が・・・近くに島もないのに、不思議な現象が起こっていた。そして、なぜかカミナリ雲まで低く降りてきていた。■ みんなにも計画を打ち明ける。「ぼくたちだけの楽しい夢の国」これが子供たちの国、雲の王国です。■ しずかちゃんの要望。■ スネ夫の要望。■ ジャイアンの要望。カラオケコンサートホール・・・みんなにとっては恐怖です(笑)■ 夜、雲の王国に・・・!?■ 謎の円盤がやってくる。なにやら、雲の王国を偵察しているようだった。目的は一体・・・?■ 謎の者が降り立つ。円盤から、正体不明の人物が出てくる。彼らは宇宙人か、それとも・・・?■ 雲の王国がおかしい・・・突然、雲の王国が流され、消えていた。どうにか探し出し、のび太たちが降り立つと・・・■ のび太たちは、ついに謎の人物と対面!!絶滅したはずのマンモスが生きている・・・そして、マンモスに乗った、この人物の正体は!?私は、「雲の王国」は重たいテーマであると紹介しましたが、最初からずっとではありません。前半は、楽しいメルヘン世界と忍び寄る謎の人物や、不思議な現象にドキドキ感が味わえると思います。そして、後半、予想もできない恐るべき展開が待ち受けています・・・ドラえもんがなんと・・・人類に待ち受ける審判とは・・・気になる後半は、次回へ続きます。まるで、連載マンガみたいな日記ですね(笑)
2010.09.30
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目の前に自分の大好物が18皿並べられているとします。その中から10皿を選べといわれても無理なこともあります。そんな場合、どんな方法をすればよいでしょうか?全て好きなのですから理論や理屈で選ぶことは難しいですし、できません。何かいい方法はあるでしょうか?先週予告した『ネオが選ぶドラ映画Top10』の発表準備をしたいと思います。さて、選ぶ方法を悩んでいたところ1つだけ思いつきました。『今から10分以内に、持っていくDVDを10本選べ』と自問してみるのです。仕方なく10本を選ぶしかありません。目の前に、私の持っているドラえもん映画全18作を並べます(私の中では、ドラえもん映画は全18作です)ドラえもんの映画はどれも素晴らしいです。特に、藤子F先生が手掛けた『本当の原作』である第1作~18の作品は、順位付け不要なほど大傑作です。それでも、ランキング(Top10)を発表しようと思ったのは皆さんが興味あるかもしれない、という思いとドラ映画に注目していただくきっかけに少しでもなっていただければ…そんな思いがあったからです。私は以前、「黄金三部作」として「のび太の魔界大冒険」 「のび太のリトルスターウォーズ」 「のび太と鉄人兵団」こちらの3作品を挙げました。「ドラ映画は、みんないい作品です」というより「本当にスゴイ3部作ですよ」と紹介した方がやはり、効果(訴え)は強いかなと思いました。それでは、いきなりですが『ネオが選ぶドラ映画1位』を発表させていただきます。映画ドラえもん DVD 【のび太と雲の王国】面白さで選ぶことはできませんので『映画史上、最も強烈な問題作』としてこれ以上のものがなかったのが理由です。なぜなら、いわゆる『敵対する者』がいないのです。『一番の悪者は私たち人間』というテーマだからです。雲の上に住む「天上人」という対立する存在が現れますが彼らの主張に、何一つ反論はできないのです。天上人は、完全に地球に優しい暮らしをしています。一方、私たち人間は地球を破壊しているからです・・・まだ「雲の王国」を見たり読んだりしてない方はきっと驚くことでしょう。そうなんです。とんでもなく重いテーマなのです。問題作といえるでしょう。しかし、それだけでなく『ドラえもんの歩み(歴史)』が垣間見れる貴重な作品でもあります。Top10の残り9作品は次回発表します。ドラえもん映画の過去18作品を紹介しておきます。皆さんのNo.1(あるいはTop3やTop5)はどれでしょうか。見たことがない方は、気になるタイトルはあったでしょうか。それでは次回に続きます・・・【ドラえもん映画 過去18作 リスト】1.のび太の恐竜2.のび太の宇宙開拓史3.のび太の大魔境4.のび太の海底鬼岩城5.のび太の魔界大冒険6.のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)7.のび太と鉄人兵団8.のび太と竜の騎士9.のび太のパラレル西遊記10.のび太の日本誕生11.のび太とアニマル惑星(プラネット)12.のび太のドラビアンナイト13.のび太と雲の王国14.のび太とブリキの迷宮(ラビリンス)15.のび太と夢幻三剣士16.のび太の創世日記17.のび太と銀河超特急(エクスプレス)18.のび太のねじ巻き都市(シティ)冒険記
2010.09.28
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2112年9月3日はドラえもんの誕生日です。ドラえもんが生まれるまであと、102年ですね。ちょっと、見届けられそうにありません。残念。以前、バンダイが「リアルドラえもん」を作るというプロジェクトを開始したというニュースがありましたがやはり、高性能のドラえもんを作るには壁が大きかったようで、実現せずに終わってしまいました。きっと、102年後に完成するのでしょう。これだけの期間があれば、十分可能でしょう。ドラえもんは、1970年に連載が始まりました。今年でマンガ40周年を迎えました。そして映画では、1980年に記念すべき第1作「のび太の恐竜」が公開されました。今年で30周年を迎えました。2010年は、ドラえもんにとってとても大きな節目の年となりました。私が初めてドラえもんに触れたのはてんとう虫コミックスの28巻でした。小学2年生の時でした。28巻を一番最初に買ったのは当時('83年)の最新刊だったからでしょう。ドラえもん 第28巻ドラえもんは、面白くて、面白くて繰り返し読みました。28巻以降は、すべて初版で持っていると思います。小学校を卒業するまでには、1巻から全部揃いました。さて、今日は、ドラえもんの誕生日なので短編映画『2112年 ドラえもん誕生』を紹介したいと思います。■ 22世紀では人々のためにロボットが作られていた■ ロボットたちの性能が試される■ 一人だけドジなロボットがいた…■ 落っこちるドラえもん他のネコ型ロボットたちは、きちんとどこでもドアを出して、場所移動もできましたがドラえもんだけ、ドジで、優秀ではありませんでした。■ ドラえもんとガールフレンドそれでも、セワシくんという少年の家族の下で一緒に暮らすようになりました。可愛いネコのガールフレンドもいて幸せなドラえもんでしたが…■ ねずみに耳をかじられてしまう…■ お見舞いに来るセワシくん■ 笑われてしまうドラえもん耳のないツルツル頭をガールフレンドに笑われて落ち込むドラえもん。■ 悲しみにくれるドラえもん■ 青くなってしまったドラえもん悲しみにくれていたら黄色のメッキがはがれてしまった可哀想なドラえもん…■ セワシくんとのお別れセワシくんの先祖にどうしようもないご先祖(のび太)がいるということでドラえもんが会いに行って、面倒を見ることになります。■ のび太の運命を変えるためにやってきた!!ドラえもんは、タイムマシンに乗りダメなご先祖・のび太の面倒を見るために過去に向かうのでした…タイムマシンを抜けると、そこは机の引き出しでした。DVD【2112年ドラえもん誕生/他】ドラえもん、誕生日おめでとう!!
2010.09.03
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むかし、むかし、あるところにおじいさんとおばあさん… じゃなくてもっと、もっと、はるか遠い遠いむかし恐竜がいました…地上界の王者であった恐竜は、なぜ絶滅したのでしょう。外部の環境変化、種族老化説、大気組成の変化温室効果説、地球内部変異説・・・あらゆる説が、海外の学者によって唱えられています。その数は、100を超えるほどあります。ですが、数十年も続いた論議に、決着が付きました。『恐竜絶滅、原因は小惑星 国際チーム結論、論争に決着か』というニュースが、つい最近、発表されました。詳しくは、ニュースサイト【恐竜絶滅、原因は小惑星】をどうぞ。私が、驚いたというか、感動したのは対立が当然あるであろう「世界12ヶ国41人の研究者」が、1つの答えを出したということです。これは、物凄いことだと思います。普通は、論争だけで終わってしまうものですが恐竜絶滅説そのものよりも、国を超えて一致団結し結果を出したことが素晴らしく、拍手を送りたいですね。二ヵ国間でさえ、簡単に論議はまとまるものではないのに。いいニュースだなあ~さて、この恐竜絶滅の様子をドラえもんが、今から20年以上も前に解説しています!!■ 大長編ドラえもん 「のび太と竜の騎士」より■ 彗星が地球に衝突してしまう…■ 地球上のほとんどの生物が死滅…海底の岩、土砂、海水が巻き上げられ大気圏外まで到達…その量は、およそ数十億トンにものぼる。そして、地球の全表面を覆いつくしてしまう…こうして、太陽光が地上に届かなくなってしまいます。なので、昼も夜もなく、ずっとずっと真っ暗で寒い状態が続きます。平均気温は、40度も下がります。つまり、冬の平均気温が12度だとすれば、マイナス28度になります。これは、極寒の地といわれるシベリアの温度に値します。いうまでもなく、動物も私たち人間も太陽がなければ生きられません。地球の表面が、チリで覆いつくされてしまったら恐竜だけでなく、他の動物も全て、絶滅以外に道は残されていません。もちろん、彗星と小惑星は別物ですが地球に落下する行為から、その結果に至るまで、全て同じです。ドラえもん(F先生)の語りは、間違えともいえません。「竜の騎士」だけでなく、F先生のこうした博識がストーリーを支えているからこそ、単なる子供向け作品にならず深みのある立派な物語になるのでしょうね。(これは、映画に限らず、マンガでも同じです)地底国が存在し、恐竜人が暮らす世界が登場する「のび太と竜の騎士」。このニュースを知った後、鑑賞するのにピッタリの映画かもしれませんね~
2010.03.11
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神保町シアターのドラえもん映画祭で2/20に観た、映画の感想を行きたいと思います。 『のび太と銀河超特急(エクスプレス)』銀河超特急(エクスプレス)に乗った、のび太たち。カッコいいセリフがのび太の口から出る。ドラえもんが、22世紀で流行っているという宇宙空間を走る、未来列車・ミステリートレインのチケットを手に入れる。列車の向かう先は、テーマパークの星「ドリーマーズランド」だった。スネ夫とジャイアンが行った「忍者の星」では忍者になるべく、修行を受けたりしずかちゃんが行った「メルヘンの星」では王子様の登場する、白雪姫のお姫様役を体験できたりとみんな、楽しさ一杯に過ごしていた。しかし、いつの間にか、魔の手が忍び寄っていた…西部劇が舞台の星に、のび太が向かいます。6つの缶が並べられ、銃には弾が6発あります。射撃の名人・のび太は、6つの缶を6発命中させることよりももっと難しいことをやってのけた!!おぉ、のび太やるね~ スゴイ!!何度か、ドラ映画における、のび太の見せ場を紹介してきましたがもしかしたら、一番カッコいいのび太の姿が見られるのが、本作かもしれません。一番カッコいいと思えるセリフも冒頭で出てきます!!『のび太のねじ巻き都市(シティ)冒険記』理科室のガイコツ模型や、小便小僧の石像まで、生命のねじで動き出してしまう。トンネルを抜けると、そこは雪国であった…ということが、あるようですがのび太が、宇宙に散らばった小惑星を調べどこでもドアを開けると、そこは緑の美しい星であった…「そんなまさか!?」というような、まさかのような昔の地球によく似た美しい星があった。そこで、ドラえもんの「生命(いのち)のねじ」を使ってしずかちゃんの動物のぬいぐるみに、生命を与えそれを、ドラえもんがコピーでどんどん増やしていき可愛いぬいぐるみたちと共存する平和な星「ねじ巻き都市(シティ)」をのび太たちは、作ろうと張り切った。のび太の部屋においてあったどこでもドアから前科100犯の脱獄囚が、ねじ巻きシティに入り込んでしまう。ドラえもんが置きっぱなしにしてしまった道具で脱獄囚まで大勢がコピーで増えてしまいねじ巻きシティは、一転して大混乱に…人形、模型、おもちゃなどに、このねじを付けて巻くと生命が吹き込まれ、生き物になるという道具がこの映画で初登場します。■ 生命のねじ(いのちのねじ)しずかちゃんの持っているぬいぐるみが「生命(いのち)のねじ」によって動き出しメルヘンチックな世界が、生まれます。その中で、「ウッキー」という名のチンパンジーが登場しますが、どことなくパーマン2号のブービーを彷彿させます。物語の中盤、のび太は想像を絶する「とある者」に出会います。ドラ映画史上、最も大きな存在かもしれません。F先生は、この「ねじ巻き」を執筆中に自宅で亡くなられました。ペンを握ったままだったそうです。96年9月23日のことでした。そうした背景を知っているので、私には「ねじ巻き」は特別な映画に感じています。コロコロコミックという月刊少年誌に載せる大長編のマンガも亡くなられた翌年の春に公開された映画もF先生の意志を受け継いだスタッフが完成させました。F先生は自らの命と引き換えに人形やぬいぐるみに生命を与えるメルヘンチックな「生命のねじ」を残したように思えます。ドラえもんの道具でも、私の知る限り初めて「生命(いのち)」という言葉がつく道具だと思います。とても不思議な結びつきを感じます。そして、「ねじ巻き都市(シティ)」と深く関係する「とある者」にも、F先生の姿を重ねてしまいます。私は、木の葉に包まれるのび太のシーンが一番感動的でした。ずっと忘れられません。ここの描写、なんだかスゴイんですよね~少し長くなってしまったので続けて書く予定だった「のび太の南海大冒険」は明日に延びます。スミマセン
2010.02.24
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神保町シアターのドラえもん映画祭り29作品連続上映も第3週に入りいよいよ大詰めです。そして、明日はいよいよF先生最後の原作となった「ねじ巻き都市(シティ)冒険記」が観られます!!「F先生の遺作(ねじ巻き)は、特別な時に」と思いずっと、10年以上も見ないできたのですがまさか、劇場で観られるとは思いもよりませんでした。DVDでも、見ていません。今から楽しみです。原作の大長編ドラえもん(マンガ)は先週、買って読みました。大長編は、全部スタッフが描いていますね…分かっていたことですが、表紙も違うので胸が痛みます。コロコロの掲載は('96年)9月からスタートですがその9月に、F先生は亡くなられてしまいましたから…さて、14日の上映作品を振り返りたいと思います。第13作 『のび太と雲の王国』 1992年雲の上には天国がある、そう信じているのび太は学校で周りから笑われてしまう…ドラえもんにも、真っ向から否定される。しかし、のび太が、ドラえもんの道具で自分たちだけの国、雲の王国を作ると、同じく雲に住む天上人に出会う。雲の上の世界は実在した!!しかし、自然破壊で空気を汚し、環境を悪化させる人間は雲の上に住む天上人にとって、邪魔な存在であった。そこで、天上人たちは、恐るべき計画を進めていた。天上界から地上人(私たち人間)は散々、悪い生き物だと告げられます。最後、人類代表として法廷で語るしずかちゃんの言葉が、唯一の救いですが簡単に「そうだ」とうなづくことはできないでしょう。残念ながら、私たち人類は、破壊を繰り返していますから…ラストの、ドラえもんの決死の行動に場内からは、すすり泣きが、またしても聞こえました。私も感動しました。しかし、感動だけで終われないF先生のメッセージが残されています。子供のうちは、楽しんで見終わってよいのですが大人になったら、テーマを汲み取り真剣に、考えなくてはならないでしょう。問題作であると同時に、大傑作でもあります。おそらく、重たいテーマだというのは伝わったと思いますが、もちろん、笑いも忘れてはいません。今回は、なんと!! ジャイアンに逆らう強気のスネ夫が見られます。ジャイアンが歌おうとすると、やめるようにいい「君のオンチには迷惑しているんだ」と、とんでも発言が!!顔を真っ赤にして怒るジャイアン!!そこに、しずかちゃんが「だめよ、本当のことをいっちゃ!!」しずかちゃん、ウケすぎです(笑)第14作 『のび太とブリキの迷宮(ラビリンス)』 1993年ドラえもんの道具からではなく謎のまま現れた、ブリキのホテル。そのブリキンホテルでは、支配人もブリキの人形。お迎えの車もブリキ。ドラえもんらしいメルヘンが漂ってます。いつでも空いていて、部屋は広く、たくさんあり自由に使えて自然に囲まれて、白い砂浜に、青い海…本当に、いいところです。ブリキンホテルに泊まりたくなりますね~ブリキンホテルのある、チャモチャ星という名前はきっと「おもちゃ」から、取ったと思いますがユニークですね。おもてなしのピエロたちも楽しいです。しかーし!!そんなメルヘン世界も、何者かに襲撃をされのび太たちは、危険な目にあう…「そんなことは、いつもでしょう」といってはいけません。なんと!! 今回はドラえもんが、さらわれてしまいのび太たちは、ひみつ道具なしで、早くも大苦戦に…この「ドラえもんに頼らないのび太」という状況は「人類も、楽ばかりの生活は危険ですよ」というF先生なりの未来への警鐘にも思えます。離れ離れになる、ドラえもんとのび太…互いに、会いたがる気持ちが切ないです…第15作 『のび太と夢幻三剣士』 1994年映画では、のび太が活躍するシーンも出てきますが「夢幻三剣士」では、のび太が一番活躍する作品かもしれませんね。のび太は、白金の剣士に変身してしまいます。6本腕の怪物VSのび太率いる三剣士(しずか、スネ夫、ジャイアン)の戦いは、かなり迫力がありますね。とらわれたお姫様(しずかちゃん)を助けて英雄になりたい、それでもってお姫様と結婚したい、というのび太の願い事は叶うのか!?のび太としずかちゃんの、ドラマチックさもない、涙も出ない小学生らしい恋愛未満の物語、子供っぽくていいですね~第16作 『のび太の創世日記』 1995年これは、観れなかったのですが、好きな作品です。ドラえもん映画は、全部好きです。のび太が、夏休みの自由研究にドラえもんの道具を使って、神様となり宇宙を作り、地球を作り、世界の成り立ちを研究しようとした。しかし、実際の地球とは、進化が異なりのび太の作った地球には、昆虫世界が築かれ昆虫人が生まれ育っていた…この辺りになりますとちょうど、平成生まれの子供たちが観ている作品かもしれませんね~
2010.02.19
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ドラえもん映画祭(神保町シアター)で第2週 13日(土)に観た作品を振り返りたいと思います。4作品鑑賞しました。 ■第9作 のび太のパラレル西遊記 1988年好きな舞台を選んで、物語の登場人物になって遊べる「ヒーローマシン」というドラえもんの道具はファミコンからの発想だとうかがえますね。画像もBGMもファミコンぽいです(笑)時代を取り入れてます。いつもドジなのび太ですが、「ヒーローマシン」のコンピュータはのび太を孫悟空に選びます。ちょっとスゴイですね。今回は、のび太がヒーローです。あとは、推測つくかもしれませんがしずかちゃん=三蔵法師、ジャイアン=猪八戒、スネ夫=沙悟浄こうしたお約束?の設定になります。西遊記のゲーム世界から、牛魔王が実世界(地球)に現れてしまい世界が魔界になってしまうのが不気味です。その後、いつも優秀で真面目な出来杉君が鬼(妖怪)になっているのは、貴重?なシーンですね。世界中の人間が、鬼になってしまいます。ちょっと怖いかも。リンレイという謎の少年が、最後まで気になります。ラストのジャイアンのセリフも熱いなあ~ ■第10作 のび太の日本誕生 1989年手前から、のび太が生み出したドラゴン、ペガサス、グリフィン映画が始まると「映画10周年」という文字が出ます。(DVDやVHSでは、編集されて、出ないと思います)ドラ映画の節目であることを伝えてますね。今まで「原作/脚本 藤子不二雄」だったものが今回から「製作総指揮 藤子・F・不二雄」と変わりました。そういえば、前作のパラレル西遊記では「藤子不二雄F」と出ていました。当初は、「F」が最後についていたんですよね。DVDやビデオでは編集されていますが、今回の映画祭では当時のフィルムを使用しているので、こうした細かい部分まで楽しませていただきました。タイトルも「日本」とつき、ドラ映画の新境地がうかがえますね。のび太たちは、自分たちだけの居場所(土地)を求めるも日本は狭く、自由な土地はない。でも大昔なら、土地は自由なはず。自分たちのものにできる!!そこで、ドラえもんたちが向かうのは、7万年前の日本だった!!しかし、そこには謎の精霊王ギガゾンビがいた!!そして、ドラえもんは、ドラゾンビと名乗って対抗する!!動物を生み出すタマゴから、のび太が遊び心でドラゴン、ペガサス、グリフィンを生み出したのは天才的です。密かに、のび太の隠れた才能が光ります。たまには、のび太のこういうシーンもないとね~ ■第11作 のび太とアニマル惑星(プラネット) 1990年動物たちだけが暮らし自然豊かでキレイで争いもなく平和という夢のような惑星が宇宙にはあった…そこの動物たちは、人間のように二足歩行で歩き手には発達した指を持ち、文明も栄え進化していた!!のび太の家につながる、不思議なピンクの「もや」は動物たちの星につながっており、長いこと解明されず中盤まで、謎は深まります…迷子の子猫ちゃんに、犬のおまわりさん。手紙を読まずに食べてしまったヤギさん、などなど(笑)精神年齢が低ければ低いほど、楽しめる場面ですね。もちろん子供だけでなく大人も深く考えさせる作品です。平和の象徴の惑星・アニマル惑星(プラネット)に対比して自然破壊の惑星・地球は問題だらけではないのか。そんな、F先生のメッセージが潜んでいます。決して、メルヘンだけのお話ではありません。のび太が、1人で敵地に乗り込むシーンが出てきます。運良く敵を倒し、相手の服を来て紛れ込みます。ところが、目を覚ました敵が「スパイがいる」といい、騒ぎが起きる。全員を整列させて、ひとり1人マスクを取っていきます。そこには、のび太一人で、ドラえもんはいません。のび太の番が近づいてきます。ここが一番ドキドキしましたね~ ■第12作 のび太のドラビアンナイト 1991年ドラえもんの道具で、絵本に入り込んだのび太、スネ夫、ジャイアン、しずかちゃん…しかし、しずかちゃんだけが絵本から戻ってこないうちにのびママに、絵本は燃やされてしまう… 絵本の世界なのでどこでもドアでも、助けに行くことができないという大ピンチに!!アラビアンナイトの絵本に潜り込んだ、しずかちゃんの接点を見つけるべく、ドラえもんたちはアラビアへ向かう。しかし、ドラえもんのポケットが悪者に盗まれてしまうというピンチ、ピンチの連続に。それに怒ったジャイアンとスネ夫に、のび太が制する。「ぼくたちの目的は、しずかちゃんを助けることだろ!!」おぉ、のび太はいいことをいった!!砂漠で炎天下の中、のび太は熱中症で倒れる。そして文句をいわずにのび太を背負うジャイアン。その姿に涙を流すスネ夫。これが友情ですね。感動だなあ~~~やがて、ドラえもんたちは、絵本の英雄シンドバッドに会います。しかし、大人で歳を取っていたシンドバッドが、駄々っ子みたいな醜く情けない姿を見せます。それにガッカリしたのび太が「世界中の子供たちが、あなた(シンドバッド)に憧れているんですよ」と、いかに本のシンドバッドがカッコよかったか語ります。そして、自分を反省するシンドバッド…こういうシーン、いいですね。大人たちや父親も、身につまされる思いでしょう。のび太くん、なんだか、いいセリフ多いなあ~P.S.見た人全員が、笑って驚くシーンが、前半に一瞬あります。これから、DVDでご覧になる方は、お楽しみに!ここも、劇場は沸きましたね~
2010.02.18
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遠い遠い昔、ロボットたちが進化を遂げたメカトピアという文明があった…ロボットたちは、人間を奴隷にし地球を侵略しようと企んでいた。ドラえもん映画の第7作目「のび太と鉄人兵団」のあらすじです。のび太が拾った、謎の玉。謎の玉は、ロボットを呼び寄せた!!「のび太と鉄人兵団」には、たくさんの見所がありますが注目すべき点は、しずかちゃんと敵ロボットのリルルとの交流でしょう。怪我をしたリルルと対面するしずかちゃん。なんと、リルルは、ロボットだった!!正体がバレ、しずかちゃんを捕まえるリルル。リルルは、しずかちゃんの首を絞め始める。秘密(ロボット)がバレたためだった。地球侵略を企む敵のリルルを、介護するしずかちゃん不思議な玉はロボット部品を呼び寄せる。高まる謎。ロボットを探しにやってくる、ミステリアスな少女。のび太たち、いつものメンバーの信頼と団結。巨大ロボの出現や戦いで、盛り上がるワクワク感。スネ夫のロボットが引き起こす、笑いとユニークさ。ロボットたちが、地球に攻め込んでくる恐怖とドキドキ感。ドラえもんたちの機転を利かした、驚きの作戦。ロボットたちの歴史と、人類の歴史を重ねて浮かび上がる哲学的背景。敵の少女ロボット・リルルと、しずかちゃんの心の交流。誰も予想ができない、感動の結末。最後の最後はファンタジー。「ドラ映画、最高傑作」と呼ぶにふさわしい作品そして、黄金三部作の1つだと思っています。私は2月7日に観ましたが劇場はミニシアターで99席です。割と全体が見渡せます。パッと見、その日は7割以上が女性でした。敵のロボット(リルル)なんて「治す必要はない」「破壊しよう」という意見が出る中、しずかちゃん一人だけが、反対をしリルルを治そうとする。そして、しずかちゃんの優しさがリルルとの距離を、少しずつ縮めていく。そして、今まで「人間は奴隷にすべき」という考えしかなかったリルルに、心の変化が訪れる。私の目の前の女性が、ラストで嗚咽をあげながら泣いてました。そして、会場の半分以上の女性がすすり泣きしていました。これには、私も耐え切れずポケットの中のハンカチに手が伸びてしまいました…「F先生、見てますか。ドラ映画は大人気ですよ」「ドラえもんが好きなのは、男の子だけではありませんよ」「こんなに女の子たちが、感動していますよ」私は、心の中で、F先生に呼びかけてました。おそらく、しずかちゃんと同じ小学生の頃に、観た女性たちが今こうして、むかしの少女期を観ているのかな、と思っていました。女の子ロボットのリルルと女の子のしずかちゃん。二人の少女が、観客の女性の心に届いたのでしょうね。ロボットと少女の交流が美しいですね。友情も美しく、ラストのセリフも美しいです。リルルとしずかちゃんの、二人のやり取りは映画史に残る名セリフといえるでしょう。ドラ映画、脚本賞受賞ものですね。※ 一度見た方、あるいはラストを知りたい方は「のび太と鉄人兵団」 ラスト&ネタバレ(フリーページ)をどうぞ。2/13 2/14も神保町シアターへ行きました。ドラえもん映画祭の話も、後日続きますので、よろしくお願いします
2010.02.14
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前回同様、以下の紹介は「いかにスゴイか」ではなく映画館で観た時の、「ネオ的ポイント」をシンプルに述べてます。いいたいことの10分の1の量なので「物足りないぞ!」と思ったかたはオフ会で会いましょう(笑)【のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)】宇宙の遥か彼方から、反乱を逃れ地球にたどり着いた、ピリカ星の大統領パピ。パピはドラえもんたちに出会うが「君たち(ドラえもんたち)に迷惑がかかるから」とかくまってもらうことを、自ら拒否する。パピには敵がおり、一緒にいると巻き添えになってしまうからだと、説明をする。その場を、立ち去ろうとするパピにスッと手を伸ばすのび太。のび太:「それなら、なおさら行かせられないよ」と、キッパリいい切る。そして、ドラえもんたちはパピを守り、敵に立ち向かうことを決意する。この時の、のび太はカッコよかったですね。これは友情ですね。ヒーロー気取りではありません。困った人(宇宙人)を助けてあげよう、助けてあげたいという気持ちが、少年らしくていいですね。大人だったら、やはり巻き添えは嫌だと関わりは、持ちたくないと、思ってしまうはずです。大人にはない、無償の真心がある少年期ですね。■スモールライトで、パピと同じように小さくなるドラたち。しずかちゃんが持ってきた、おままごとセットをパピの部屋として与える。お邪魔するドラえもんたち。物語後半、戦いが迫ります…ドラ、のび、ジャイアンが離れている時に非常警報が鳴る。戦車のそばにいた、しずかちゃんがスネ夫を探す。すると、スネ夫は倉庫にうずくまるように隠れていた。スネ夫:「相手はすごい大群だよ。勝てるわけないよ」私が小学生の頃、初めて見たときは「スネ夫は、だらしがないなあ」と思っていました。ですが、映画祭の劇場で観た今回は、ガラリと変わりました。スネ夫は男とはいえ、小学生。来たくて来たわけじゃない宇宙の見知らぬ星。そこで戦争に巻き込まれては隠れて、おびえるのが、「普通の子供の心境」ではないかと思うようになりました。私が小学校の頃を思い出しても、戦場へ向かうことなど、絶対に無理でしょう。そうすると、このスネ夫の行動は、まさしく言葉にいい表せない、少年期の苦悩と悲しみなのでしょう。そうした、怖気づいているスネ夫を放っておいてしずかちゃんは、戦車に走り出します。「私だって怖いけど、独裁者のいいなりなんて、惨めじゃない」と、戦車での戦いなど、一度も経験もない女の子が勇気を振り絞ります。素晴らしいですね。「女の子は守られるもの」という風習があった昭和にしずかちゃんの行動は、当時の時代背景を考えますと非常に大きな一場面であったと思いますね。しずかちゃんにとっても、「女の子は守ってもらうもの」という殻を打ち破った、大きな少年期(少女期)になりました。しずかちゃんが、戦車に乗り込んだ後、スネ夫も勇気を振り絞って、戦車に乗り込みます。武田鉄矢さんが歌う少年期は、スタッフもお気に入りだったのでしょうか…歌なしのBGMが何回も流れます。他のドラ映画でも、たいてい一回だけです。そして、映画の途中で一回歌が流れます。主題歌の少年期は(2/1の日記)をどうぞ。■主題歌「少年期」が流れ、のび太の顔が映し出される。「遊びつかれて 眠ってたのか♪」このフレーズに合わせるかのようにのび太がちょうど、眠り込んでしまいます。いつもは、のび太に怒ってばかりのジャイアンも「のび太は疲れたんだな」と優しい言葉を残します。なんだか、私はしんみりしてしまいました。実は、この直前に、倒れたのび太をジャイアンが背負うシーンがあっただけにものすごく印象的ですね。映画のキャラに、主題歌を歌わせるというシーンは、リトルスターウォーズだけかもしれません。映画終了後、「少年期がよかった」という会話があちこちで聞こえてきて、嬉しくなりました。やはり、名曲だったんだなあ~私は、すぐに場内を出ず皆さんのつぶやきを、耳を澄ましてじっと聞いていたのでした…まるで、F先生や映画スタッフの心境ですね
2010.02.13
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ドラえもんの映画は、どれも面白くどれが上とか、どれが最高とか決めたくはないのですが特別な肩書きを与えるなら「のび太の魔界大冒険」「のび太の宇宙小戦争」「のび太と鉄人兵団」これらが、黄金期における黄金三部作かなと思えます。以下の紹介は、「いかにスゴイか」ではなくドラえもん映画祭の2/7に、映画館で観た時の「ネオ的ポイント」をシンプルに述べてます。大きなネタバレや結末はありません。【のび太の魔界大冒険】最初から最後まで隙のない展開でワクワク度大爆発の面白さですね。初めて見る方には、絶対にオススメです。魔界に詳しい満月博士の娘、美夜子に好意を寄せるのび太。その時、しずかちゃんが、むくれます。このシーンで、もしかして、しずかちゃんは焼きもちもってるのかな、と思わせますね。貴重なシーンかもしれません。魔界に乗り込むとき、ドラえもんたちは「石ころぼうし」で姿を消して、進んでいくけれどみな、バラバラにはぐれてしまう。そして、のび太は見つかりそうになってしまう…そんなのび太を、美夜子が洞窟へ誘い込む。のび太と美夜子は二人きりになる。美夜子は、大切な巻物をのび太に託して自分が、犠牲になって外に出て行くことを決意。敵は、もう周りを取り囲み、逃げ切れない状態だった…のび太:「いくらぼくだって、女の子を置いていけないよ」と、意地を見せるのび太。ところが美夜子:「あなた、魔物と戦えるの?」何もいい返せないのび太。美夜子:「あなたと友達になれてよかった」と、涙を浮かべる美夜子。たくましく剣を握り洞窟から抜け出す。もしかしたら、美夜子は「助からないかもしれない」と感じ取っていたのかもしれません。本当なら、カッコよく、頼もしく、男らしさを見せたいところですが、何もできないのび太。これほどまでに、現実的で、もの悲しい少年のシーンはF先生にしか描けない、見事なストーリーですね。ほろ苦い少年期です。ですが、王子様(男性)だけが女の子を助ける時代は終わったのでしょう。こうした「戦う女の子」や「強い女の子」が出てきても、いいのかなと思います。このような背景は、今後のドラ映画でも受け継がれていきます。もちろん、笑いもたっぷりあります。マンガでも、アニメでもおなじみのシーンは映画でも!!■ 見よ!大熱唱で、幸せそうなジャイアンを!!(笑)小さな私を映画館に連れてってくれた母が「一番面白かった」といったのが魔界大冒険でした。実は母は、いつも寝ていたのですが(笑)魔界大冒険だけは、ずっと起きていました
2010.02.12
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ドラえもんの映画祭によせてなんと当時、監督を務められた芝山努さんがインタビューに答えております。以下、サイトから抜粋です。>――第4作『のび太の海底鬼岩城』から>監督をつとめられるわけですね。>『のび太の海底鬼岩城』で監督をまかされたんだけど>これがハズれたんです。前の3作が>かなりのヒットを記録して、ここでガタッと落ちた。映画は観客動員数が全てではないと思ってます。本においても、100万部の本が、90万部の本より絶対に確実に面白い、という根拠はありません。テレビの視聴率にも同じことがいえるでしょう。あくまでも、目安に過ぎないと思ってます。映画も、ちょうど人が多い年や、そうでない年もあります。芝山監督は、さぞかしガッカリしたことでしょうが次作の「魔界大冒険」で、再び盛り返しそれからずっと、ドラ映画の監督を務めることになりました。今や、ドラ映画を手掛けた名監督として名を残しています。おめでとうございます。観客数が伸び悩んだ海底鬼岩城ですが「映画史上、絶体絶命のラスト」は圧巻ではないでしょうか。地球を滅ぼすほどの力を持つ、巨悪のポセイドン。ポセイドンに攻撃すれば、たちまち復讐が始まり人類も海底人も、生き物全てが助からない。攻略法が何1つ見つからない。最後、ポセイドンが待ち受ける鬼岩城へドラえもんたちが乗り込むが、ひみつ道具も徐々に劣勢になっていき、全員力尽きってしまう。のび太も、スネ夫も、ジャイアンも敵に捕まりしずかちゃんは、縛られて敵の捕虜になってしまう。大ダメージを受けたドラえもんは、最後しずかちゃんのもとにたどり着くも、倒れてしまう…そして、ハイライトが映画30周年のCMの最初の20秒で、ご覧いただけます。■しずかちゃんの涙が、ドラえもんのポケットに落ちた時に奇跡が…海をきれいに使っていますか。海を大切にしていますか。人類は、争いばかりしていませんか。こうした、自然(海)と戦争に対するF先生の深いメッセージも、含まれています。ポセイドンの「自動報復システム」というキーワードからも当時の米ソ冷戦が背景にあると、気づかされます。こうなると、もはや子供向け映画ではありません。そういう意味では、一番大人向けの作品かもしれません。本作のメインキャラクターの1人(1つ)に人工知能を持ったバギーが登場します。おしゃべりで、性格もチョイ悪のバギーです。ドラえもんたちは、「性能が悪い」「壊しちゃおう」といいますがしずかちゃんが必死に止めて、バギーをかばいます。機械だろうとなんであろうと、大切にしようというしずかちゃんの優しさが光ります。私は、マンガでも映画でもこうしたやさしさが、とてもいいなあとしんみりします。子供の見る作品は、やさしさがあってほしいですね。私は、藤子作品の中のやさしさに、心惹かれています
2010.02.11
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ドラえもんの映画上映2日目です。昨日は、厚着をしてたもののそれでも、まだ寒さがあったのでさらに防御を増やしました。手袋は、薄手と厚手の2枚重ね!上着は昨日の5枚から、今日は6枚に!!足と足元も冷えたので、靴下は二枚重ね。ズボンも2枚重ね!!!寒さは、全くありませんでした。私の位置は、6日は20番目くらい。7日は30番目くらいでした。■ 写真は6日初日の様子です。結構前に並べました~ドラえもん大全集5巻とDSで時間つぶしをしてました。そしてメールをしたり…大全集は、ジロジロ見られたような気がします。厚さ4cmで、600ページ近くありますから目立つのでしょうね(笑)映画原作のコミック(大長編)を持っていく手もありましたがそれでは、あまりにも狙いすぎでしょうね(笑)前の男性は、DSでドラクエ6に夢中で、後ろの女の子は地面に毛布を敷いて、足を抱えたまま寝ているようでした。6日に知り合った4人の方のうち、1人が来られました。女性の方です。(来ることは、前日に知っていました)その方が、さらにお友達を連れてきてました。チケット購入後に会って3人一緒に朝ごはんを食べました。そのお友達という女性は、妊婦さんです。お腹も膨らんでいます。そこまでして、来られたというのは、嬉しいですね。ドラ映画もスゴイですが、「観に行きたい」という気持ちにも嬉しくなります。私が、もし結婚することがあれば、こういう女性かもしれません。もしくは、「映画観に行ってきなよ」と送り出してくれる女性ですね。今日の行列を見れば、そういう女性も少なくはないようです。少し、希望が持てました(笑)■2月7日 上映作品11:00 「のび太の魔界大冒険」13:15 「のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)」15:30 「のび太と鉄人兵団」17:45 「のび太と竜の騎士」6日も寒い外で4時間並んで、映画を4本連続鑑賞をし翌日7日も、同じように4時間並んだので、グッタリ来ました…この日は、「魔界大冒険」「宇宙小戦争」「鉄人兵団」の3本鑑賞で4本目の「竜の騎士」も好きなのですが、観るのを断念しました。1人でも多くの方に譲れる、と考えればいいことをしたかな、とも思えます。こうして、ドラ映画30周年映画祭(神保町シアター)の第1週は「のび太の恐竜」から「のび太と鉄人兵団」まで7本を連続鑑賞して、締めくくりました。■ 6日 チケット購入後、朝食を終えて戻ってくると、4作全部完売!!5本目は追加上映。■ 7日 同じく、朝食を済ませて戻ると・・・ 5本目の追加上映を含めて完全完売!!写真は、映画が始まる前です。スゴイです!!ファンとして、私は人気の高さに嬉しくなります。実は、6日も7日も同じ時間に来ましたが、圧倒的に7日は混んでました。たった1日過ぎただけで、この違いです。理由は、分かるような気がします。ドラ映画黄金期の中の、黄金三部作が一挙公開されるからでしょう。黄金期のことは、後ほど書きたいと思っています。■ 劇場内に飾られていたドラえもん。ポケットが少し浮いてます。■ オマケ 6日の写真(再掲載)は、一応ドラポーズです(笑)念のために書いておきますが…写真に入った皆さんは、全くお互いを知らず寒い外で、並んでいる時に知り合っただけです。まさに、ドラえもんが引き寄せてくれた友達の輪です。また、来週会う予定です。朝方、並んでいる時に酔っ払い?かどうか分かりませんが男性3人組が歩いてきまして、そのうち1人が突然、大きな声で「ドラえもん~♪ ドラえもん~♪ホンワカパッパ ホンワカパッパ ドラえもん~♪みんな、ドラえもんを観よう~」と歌いながら通り過ぎていきました。最近は、物騒な事件が多いですが何の嫌味などもなく、笑えるような楽しい出来事に嬉しくなりました。アメリカ人は、こういうノリをやってくれますが日本人は、ほとんどないですからね。残念ながら、成人式のような、悪ノリだけは多いです。酔っ払いだったのか、素だったのか分かりませんがこういう愉快な人は歓迎ですね~きっと、ドラえもんでなかったらこういうことは、なかったのでしょう。国民的マンガ&アニメというものを体感した思いです。神保町シアター、ありがとう。ドラえもん、ありがとう!藤子・F・不二雄先生、ありがとう!!
2010.02.07
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さて、始まりました!!ドラ映画過去29作品の連続上映が都内の劇場「神保町シアター」で開催されました~バンザ~イ! やったー! 心の友ぉ~!!(←なんだ、これは!!)5日(金)は、夜9時に寝ました。タイマーもつけましたが、鳴る4時前に目が覚めました。5時に始発電車に乗って6時に神保町へ着きました。この日の朝は0~2度。かなり寒いです。朝5時は、まだ暗く、三日月がハッキリと見えました。約20人くらいがすでに並んでいました。1シアター1スクリーン限定公開で、座席数もたったの99席という場所なので、到着まで不安でした。まずは、「今日は観れる」と、安心しました。ニット帽で耳を、マスクで口を防御。手袋も装着。上着は5枚にレインコート。万が一の雨を防ぐのもありますがウィンドブレーカー代わりとしても暖かく、防寒装備はバッチリ…のはずでしたが、手と足がやや寒くなりました。後ろに並んでいた、女の子2人組みの女子大生から、ホッカイロをいただいて寒さをしのぎました。それから、前にいた、男女2人組みの方とも話し始めて5人でドラえもん映画の話などをして、4時間の待ち時間も楽しく過ごせました。■ チケット購入後、みんなで記念撮影。一番右端が私です。■ 記念撮影パート2 レインコートがドラえもん色ですね。この日の前に、当日券を買っておきました。当日券は、開演(11時)前に完売となりました。やっぱりなあ…■ ドラえもん30周年特別デザインの前売り券■ 前売り券購入時にもらえる非売品ポスター○ 2月6日 上映作品11:00 「のび太の恐竜」13:15 「のび太の宇宙開拓史」15:20 「のび太の大魔境」17:25 「のび太の海底鬼岩城」映画は、90分なので、間は約40分ありますが10分前に入場しますので、だいたい30分休憩になります。チケット購入者先着順に入れますので、自由席でも早い番号ですと、その分、自分の好きな位置を選べます。シアター自体は、小さいものの、キレイで、席はしっかりとしていてすわり心地もよく、隣座席との余裕もあって、満足でした。ちょっと暖房が強かったのが、気になりましたが…(翌日7日は、暑すぎず、いい調整でした)■ 11:00 「のび太の恐竜」のチケット■ 1:15 「のび太の宇宙開拓史」のチケット■ 3:20 「のび太の大魔境」のチケット■ 5:25 「のび太の海底鬼岩城」のチケット最後にオマケです。ドラえもんが登場しました。手足が動いて可愛らしいドラえもん。周りもビックリ。私もビックリ。そして、感動!!「ドラえも~~~ん」(のび太の口調) 30周年映画祭 東京にドラえもん現る@神保町シアター 2/6 2010
2010.02.06
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ドラえもんの記念すべき第1回目の映画『のび太の恐竜』が1980年に公開され、大反響となり毎年恒例の映画化となりました。そして、あれから30年がたちました。藤子・F・不二雄先生&ドラえもん映画30周年、おめでとうございます!!昨年、大晦日にテレビで「映画30周年を振り返る」という企画で今までの、ドラ映画の特集がありました。前回、ドラ映画の話(1/14)でも書きましたがその時、映画主題歌も取り上げてくれました。これは、私にとって、スゴク嬉しいことでした。■ のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)1985年公開私は、この歌が大好きでした・・・いや、今でも大好きです。ドラ映画の主題歌といえば、真っ先にこれが浮かびドラ映画でも、アニメ映画の中でも、ナンバー1の存在です。■ おしゃべりキャラ ロコロコ少年期 - 武田鉄矢夢の中では 青い空を自由に歩いて いたのだけれど夢から覚めたら 飛べなくなって夕焼け空が あんなに遠いああ 僕はどうして 大人になるんだろうああ 僕はいつごろ 大人になるんだろうドラえもん のび太の宇宙小戦争 「少年期」サビの部分がCMで流れた時、子供だった私の胸は高鳴り、歌を聞き入っていました。「どうして、大人になるんだろう」の歌詞に、自分自身を重ね合わせられるのは、きっと小学生の頃まででしょう。小学生の時に、この曲に出合えて、私はしあわせでした。メロディが好きになり歌詞にも深い共感を覚え、感情移入をし心から歌に目覚め、本当に歌が好きになったのが武田鉄矢さんの「少年期」でした。この曲が印象的なのは、歌詞に「少年期」と入ってないところですね。ドラえもん映画主題歌集 / 海援隊藤子マンガやコロコロコミックの漫画そして、ドラえもん映画に触れるときに少年期に戻れるタイムマシンに乗っているのかもしれません。皆さんは少年期(少女期)に戻れるものは、ありますか
2010.02.01
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テレビアニメのドラえもんは声優陣が変わってからすっかり見なくなってしまいました。ですが、昨年末は「大晦日だよ!ドラえもん」をうっかり?見てしまいました。というのも、「ドラ映画30周年を振り返る」という見出しでしたので、思わず引き込まれてしまいました。私は、ドラ映画大好きです。ハッキリいって、アニメ映画界でも屈指の名作です。ドラ映画語らずして、アニメ映画は語れません。私は、ハリウッド映画の超大作も観てますし映画(洋画)ブログも毎日書けるほど映画好きです。それでも、ドラ映画の面白さは引けを取らないと、私は断言します。藤子・F・不二雄先生が旅立たれてしまうまでの全18作は、どれも素晴らしいです。特に前半は黄金期ともいえるでしょう。それでは、私が見た「大晦日だよ!ドラえもん」の一部を取り上げたいと思います。記念すべき、ドラ映画の第一作!!「のび太の恐竜」のび太が、どことなく若いなあ~何しろ、歴史に残る国民的アニメの、一番最初の映画ですからね。映画館に長蛇の列ができたと語り継がれています。ドラ映画第4作 「のび太の海底鬼岩城」海底人のエルとバギーに乗り、旅立つドラえもんたち子供の頃は気づきませんでしたが、大人になって見ると世の中の、少し(かなり?)不思議なミステリー現象を巧みに取り入れています。F先生の博識がうかがえます。映画のクライマックス!!しずかちゃんの涙が、大きな展開を起こします・・・大山のぶ代さんの著書「ぼく、ドラえもんでした」でも「みんな、このシーンで泣いてました」と書かれていました。ドラ映画の感動の名シーンの1つでしょう。大人の皆さん、特に女性の方、年齢は気にせず(笑)レンタル屋へ早速「のび太の海底鬼岩城」を借りに行きましょう~原作(マンガ)もいいけれど、「アニメも映画も大好き」という方は、大山さんの「ぼく、ドラえもんでした」をオススメします。ドラえもん愛に溢れています。私は何度も読みました。ドラ映画 第5作目 「のび太の魔界大冒険」ドラえもんたちが魔界に乗り込むところです。ドラえもんたちは耳栓を当ててます。これは、魔女たちの声が聞こえないようにです。人魚たちが、怪しげな声を上げます・・・しかし、人魚たちの声は、ドラえもんたちの耳に届いてしまう・・・私は、子供の時このシーンでゾッとしたのを覚えています。ドラえもんの道具は絶対のはずなのに、それが破られてしまったというのは恐怖に近いものでした。人魚の声も不気味でした。「ドラえもんの道具が通用しない」というのは、衝撃がありました。美夜子(一番右のネコ)が止めるもドラえもんたちは、引きずり込まれてしまいます・・・ここはクライマックスではないのですが所々にこうした驚き、そして笑いが詰め込まれています。喜怒哀楽のバランスが、とても優れているんですよね~ドラ映画が見たくなったので、おそらく明日のブログは休むと思います(笑)「まだまだ紹介が足りないじゃないか!!」といわれそうですが、これからブログでも徐々に取り上げていきたいと思ってます。ドラ映画、人生で一度はぜひ見てみてくださ~い
2010.01.14
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