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ここ数年、「本当に面白かったなあ」という映画がありません。それほど観に行ってもないので語れるほどでもないのですが…月1で観に行っている映画ですが今月は行きませんでした。6月も、特に観たいのがありません。先月、映画好きの友人Gとミュージカル映画 “NINE”を観ました。映画って難しいなと思いました。ハッキリいって、自分には合いませんでした。それでも、監督も役者も映像も演技も、どれも素晴らしいと思いました。これは、賞を取っても不思議ではないと評価は高いのですが…「NINE」は、本格的過ぎて、個人的には向かなかったですね。ミュージカルでも「ダンサー・イン・ザ・ダーク」は大好きですけどね。あと、「マンマ・ミーア」なども、いいですね。洋楽好きなら、かなり有名なABBA(アバ)の曲で構成されているので、とっつきやすい感じがあります。音楽を大音量で劇場で聴くのは、本当にいいですね。マイケルの「This Is It」も、あの大音響が劇場の醍醐味です。う~ん・・・ 映画に限らずあらゆる作品というのは、どんなに素晴らしくても「合わない」と本当に、楽しめないんだなという実感を深く感じました。エイリアン(宇宙人)が地球に来ちゃいました~でも、エイリアンとは共存できないから隔離しますよ~そんな物語の、斬新なSF映画「第9地区」は個人的には、今年一番の映画でしたね。エイリアンと人間との間の、奇妙な感動が心に残りました。これは、スゴイです。久しぶりの大ヒットですね。アバターも、なかなかよかったですが第9地区の方が、強烈でしたね。ストーリーは両方とも好きです。アバターも3Dとして大成功だと思いますね。家電でも3Dテレビが出まわるほどですしこれは、アバターの影響はなかったとは、いえないでしょう。第9地区の主人公が、まるで、のび太君の大人版のようになかなかのダメ人間で…(笑)いや、性格は、のび太君のほうがいいですね。本当にしょーもなく、ため息出ます。いや、人間の本性は、このくらいダメなものというメッセージが込められてるのかも、しれませんね。それはともかく、こんなに個性的な映画主人公も珍しいです。藤子マンガでは、わりと定番な感じもありますがドジとかダメというのは、「大いなる個性」で面白いんですよね。冒頭は、まるでSF短編の「いけにえ」のようですね。宇宙船が、地球のある場所に、突然現れずっと浮きっぱなしというのは、同じですからね。私は、映画館で、パンフレットは滅多に買わないです。(というか買ったのは15年以上前です)なので、売り場でパンフレット以外のものを買うということは、まずありえません。が・・・NINEを観に行った時妙に気になってしまったものがありました。■ ドラえもんのメモ帳■ 「ダイカットメモ」というらしいです。ドラえもんの「人魚大海戦」が公開されたのでドラグッズも出ていたのでしょう。このメモは、2つくらいほしかったのですが残り1つで、ショーウィンドーの展示品を頂きました。ドラえもんグッズをはじめ、藤子アニメグッズは全然持っていないんですよね。私は、こうして藤子ブログをやっているので皆さんには、意外に思われるかもしれませんがマンガ好きと、コレクションは別なのかもしれませんね。この、ドラメモは、もったいなくて使えません。でも、使わないのももったいないのですが…
2010.05.21
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1日は、映画デーですね。多くの映画館が、この日は一律¥1000円を実施しています。用事が入らない限りはほとんど毎月観に行ってます。今日は、「アンヴィル」が観たくて池袋のシネマ・ロサという劇場へ行きました。好きな映画が近所の映画館でやってないこともあります。そんな時、劇場の多い都内は助かることがあります。過去1年で6ヵ所の劇場に回りました。シネマ・ロサは初めてでした。コンビニより小さい入り口で探すのに戸惑ってしまいました・・・私は、配達員になれないなと実感しました。『あ、ビール!うめぇを諦めきれない男たち』『アンヴィル!夢を諦めきれない男たち』のストーリーと感想。「アンヴィル」という、実在のヘビメタバンドのドキュメンタリー映画。80年代に、一時はヒットするもののまるで打ち上げ花火のように一瞬にして忘れ去られてしまう・・・10代にグループを結成し、現在50になってもまだ続けているという、ど根性を持つバンド。「夢をあきらめない」という言葉だけを聞けばカッコいいかもしれませんが「好きなことを一生懸命やっていても なぜダメなんだ。上手くいかないんだ」という虚しさ、悲しさ、愚かさが詰まってます。バンドだけでなく仕事も人生も当てはまることが多いのではないでしょうか。「アンヴィル(特にヴォーカル)のダサさ丸出し」の映画です。これは、けなしている訳ではありません。私の率直な感想です。それだけに映画としても嘘、偽りなく「つらい現実」が伝わってきます。こういうのは、「夢=キレイにカッコよくお涙頂戴に」というワンパターンにしか作れない邦画では駄作になりがちですが、海外映画はそんなことはなく本当に根っからダサくて、生々しい凄みがありました。アンヴィルは、自信満々の最高傑作といえるアルバムを持ち込むも、レコード会社に認められないというシーンが出てきますが観ている私でさえも、ショックなのですから本人たちの落ち込みは計り知れないでしょう・・・マンガ家も同じような心境なんだろうなあ。厳しいことをいいますが、ヴォーカルのリップスには知性と教養がありません。ゴメンナサイ・・・しかし、そんな男が振り絞るようにつぶやく最後の言葉は、観客の胸に届くかもしれません。アンヴィルを反面教師として、自分たち(観客)も学び考えようといえる映画でしたね。アンヴィルのファンにはなりませんでしたが映画は、なかなか人間くさくてよかったです
2009.12.01
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夜11時にケータイが鳴りいきなり映画に誘われた話は18日の日記に書きました。そのとき「突然の電話で、内容も知らないのに映画を観に行ってくれるのはネオしかいないよ」といわれました。まあ、それもそうだろうなと自分でも納得してしまいました。アメリカ暮らしが根付いているのかもしれませんね。私は、オレゴンに6年住んでました。アメリカ人の映画鑑賞はテレビを見るような感覚に近いですね。映画は日常に密着しています。私の印象では、映画を「見る見ない」というより見ることが「多いか少ないか」という感じでした。例えば、アメリカでは友達と夕飯を一緒に食べて「その後、何する?」となった時の選択肢に必ずといっていいほど「映画を観る」ことが入ります。日本で「映画観に行こうか」と、何の脈絡もなしにいい出すことは、まずないでしょう。よほどの映画好きが集まってない限り、ありえないでしょう。アメリカ人は「まずは映画館行こうか」「劇場についてから決めようか」と、いえるんですよね。こういう文化が日本とは違いますね。ハリウッド映画は世界に輸出されるほど完成度の高い娯楽作品、というのもあるのでしょうが私が留学していたオレゴンでは4ドル(当時400円)程度で鑑賞できるという低価格な料金だったのも、学生にはありがたかったですね。■ 大学時代に観た“Mission To Mars”のチケット ■ペプシがスポンサーになってますね今、手元に1枚だけ、大学時代のときのチケットが出てきました。いまさらですが、全部とっておけばよかった・・・「そういえば、こんな映画も観たなあ」とか「ああ、これはもう1回観たいなあ」など思い出になっていたでしょうね。中には、日本で公開されなかった名作もあったのでせめて、タイトルだけでもメモしておきたかったですね。2,3作品は覚えています。映画に限らず、傑作なのに人知れず消えていってしまうのはとてつもなく惜しく、あまりにももったいないですからね
2009.11.21
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公開初日の「ATOM」を当日観てきました。混んでるのを避けたい方なので、好きな映画でも、すぐに観に行くことはないのですが深夜1時の回ということもありオンラインでいい席が取れたことも重なって鑑賞決定となりました。■ 映画 ATOM ~原題 Astro Boy 2009~ ■アトムの顔つきは、少々抵抗がありましたが、鼻がでっぱった丸顔のお茶の水博士やひょろっとノッポの天馬博士など他のキャラクターのデフォルメはいい感じでした。未来社会、ロボットたちとの生活、ハイテク文明など小さな子供たちが疑問を持つであろう難しい部分をイントロでさらりとユーモアたっぷりに紹介。ここで子供も映画に引きずり込ませたでしょう。「うーん。上手いなあ~」それでは、ストーリーを。ロボットと人間が共存する、空中未来都市から物語は始まります。トビーという少年がロボに襲われる事故で亡くなってしまいます。(第1話の交通事故死に沿った形ですね。ちなみにマンガではトビオ)トビーの父親の天馬博士は、自らが科学者という立場を利用して息子をロボットとして生き返らせます。しかし、当然のことながら、人間だった頃の息子とは違います。その違いにショックを受けた天馬博士は、トビーを見捨てます。ロボットとはいえ記憶と感情を埋め込んだ息子を見放した親の身勝手さ、人間のエゴ。そして、捨てられたトビー(アトム)に対する悲しさとせつなさ。鉄腕アトムの本質を保っています。製作者はマンガの第1話をちゃんと読んだんだなあ。「おぉ、期待以上だ。手塚プロが妥協しなかったんだな。うん」それでは、感想を。アトムを壊そうと企む悪い男がロボットに踏み潰されそうとした瞬間間一髪、アトムが助けます。短い場面ですが、この一瞬にATOMが凝縮されてますね。そして、この感動のシーンをパッと終わらせ、押し付けがましい道徳もなくお涙頂戴にさせるのでもなく流れ星のようにキラリと光るものになってます。これが、手塚先生の鉄腕アトムのテーマであるやさしさと強さと人間愛でしょう。自分を壊そう(殺そう)とする者がいたなら人間ならば復讐するか、法による裁きを訴えるでしょう。でも、アトムはその悪者を助けました。自分の身体を張って。自分の命を張って。そして映画を観終わったあとに考えるのです。果たしてアトムはロボットなのかと。誰よりも優しく、たくましく、強い少年。そして誰よりも深い人間愛をもつ少年。アトムは人間よりも立派な人間になっています。機械の体だったら、人間愛があってもロボットなのでしょうか。ヒトとして生まれたら、心がない悪人でも人間なのでしょうか。こうした大いなる命題を投げかけた「手塚治虫」と「鉄腕アトム」に、私は驚嘆してしまうのです。50年以上もむかしの作品がこうして21世紀でも生きているとは、素晴らしいことです。私の隣のかたはエンドロールの途中で泣いてました。真っ暗ですが、ハンカチを目に当てているのが分かりました。これは映画の感動とは違うものだと気づきました。おそらく「鉄腕アトム」を白黒アニメの時代から知っている年配のかたでしょう。その世代のかたには、感極まるものがあるのでしょう。映画を見たかたは、理由が分かると思いますが、解説は伏せておきましょう。何の映画を見ようか迷ったら、ATOMをオススメします。私は、原作の鉄腕アトムを全巻読んでおり、アトム愛が強いですが、決して原作に劣らない作りになってます。これは、いっていいのかな・・・思わぬ人物が登場します・・・手塚先生愛されてるなあ・・・
2009.10.10
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よし、それじゃあ「もう一度観に行こう!」と8月31日の日記で書いた映画「サマーウォーズ」を今夜観に行ってきました。今日は映画デーでした。お昼に、ハードディスクに録画してあったクレヨンしんちゃんの「嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」を見ました。大人の恋愛ものと聞いていたので、私はあまり期待していなかったのですが、思ってた以上によかったです。今日の日記の長いので、感想は後日にでも・・・そして、夕方にはデンゼル・ワシントン主演の「サブウェイ123 激突」を観ました。毎月1日は映画1000円デーですからね。ほぼ毎月劇場へ行ってます。私が女だったら水曜は毎週観に行くんですけどね。映画界は男には優しくないなあ~(毎週水曜はレディースデーで女性の鑑賞は1000円)ストーリーは、サブウェイ(地下鉄)を占領し乗客の身代金を要求する複数犯のグループと彼らと交渉に挑むセンターの職員の様子を描くサスペンス・アクションです。目新しさや大迫力というのはありませんが、人質、現金要求、交渉という限られた設定の中で、小刻みに揺れる展開と、テンポのよい進み、最後の最後までテンションを落とさない作りは好きでした。映画はストーリーで楽しませる、という基本的な部分が伝わってきたので、よかったかなと思います。ラストはちょっと弱く、感想や評価では、あまりいい声は聞こえてこないかもしれませんが、「ちょっと映画でも観てみようかな」くらいの気持ちなら意外性のサブウェイは、まあまあいいかもしれません。さてさて、今度は夕飯の後サマーウォーズを観に行きました。見ず知らずの外国の子供が「ボクのアカウントどうぞ使ってください」といってくる場面。ここがよかった!1人1つしか持ってない大切なアカウントなのに。1度見て内容も全部覚えているのに2回目も同じところで感動するとは思わなかった。1ヶ月間を置いたのがよかったですね。自分でも意外と思えるほど楽しめました。その前に、夏休み公開映画がこれだけロングランなのがスゴイですけど。サマーウォーズでは、家族の絆が出てきます。そして親戚や周りの人々との交流、さらには世界中の人々とのつながり・・・人々の輪は素晴らしいものだと気づかせてくれます。ブログも似ているかなと思いますね。まさに知らない人同士の集まりですからね。サマーウォーズ観たときに絵はがきをもらいました。写りが薄いんですが、実際もすごく薄いんですよ・・・前回はもらえなかったのになあ・・・ロングランの御礼で途中から配布するようになったのかな。私は、映画好きですが、今日のように1日2回鑑賞(テレビ含めて3回)というのは、あまりありませんが突然「映画観たい病」にかかるのです。寝る前に起こると大変です。でも、たまに起こるんですよね。しかも、どんよりと暗いのを見てしまうんです(笑)でも、気分は妙にスッキリとして寝れてしまうんです
2009.10.02
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SmaSTATIONを見ました。普段はテレビ番組の日記は書かないのですが、一応、自分の好きな「映画がテーマ」だったので、触れてみました。以前、ブログを1年間やっていたときも、テレビ番組のことを書いた記憶がありません。もっと、ふざけたことばかり書いてましたね。まあ、2回目のブログですし、いろいろ幅を広げるのもいいかもしれません。それでは、番組で取り上げたラブ・ストーリー映画のTOP15を発表します。1位 タイタニック ○劇場2位 ゴースト / ニューヨークの幻 ○友人宅3位 プリティ・ウーマン ○友人宅4位 シザーハンズ ○TV5位 トップガン ○友人宅6位 愛と青春の旅立ち ○名前を知ってるだけ7位 ロミオ+ジュリエット (’96 リメイク版) ○劇場8位 Mr.&Mrs.スミス ○レンタルDVD9位 セックス・アンド・ザ・シティ ○あらすじだけ知ってる10位 マディソン郡の橋 ○レンタルDVD 11位 ユー・ガット・メール ○あらすじだけ知ってる12位 ラブ・アクチュアリー ○レンタルDVD13位 ジョー・ブラックをよろしく ○あらすじだけ知ってる14位 ボディガード ○TV15位 P.S.アイラヴユー ○タイトルだけ知ってる自分は映画好きなんだなあ、と実感するのは、一番見ないジャンルの「恋愛」なのに、15作品を一通り知っているところですね。そのうち、見たのは10作品です。1位「タイタニック」 死に直面する人間の描写が見事ですね。撮影用に巨額の制作費で船を作った意欲が素晴らしいなあ。監督のJ・キャメロンは、エイリアン2やターミネーター2などの大傑作もありますね。ホラーとは違った恐怖の演出が上手いです。2位「ゴースト」事故で死んでしまい、人間に見えないゴースト(幽霊)になってしまった男が愛する女性へ、どうやって自分の存在を知らせるかが見所ですね。かつて(今でも残ってはいますが)強い黒人差別があった時代に、脇役のウーピー・ゴールドバーグが本作品でアカデミー賞を受賞したのはまさに「実力」で奪ったものでしょう。彼女の演技は光ってます。怪しい占い師です(笑)3位 プリティ・ウーマン男には、やっぱりラブ・ストーリーは楽しめない、と改めて分かりますね。女同士だと盛り上がるんでしょうね。男が夢を追い続ける「フィールド・オブ・ドリームス」が(おそらく)女性には受けないのと同じかもしれませんね。女性には、勧めておきましょう。4位「シザー・ハンズ」いわゆる「泣ける映画」らしいですね。泣いたという感想をよく聞きます.ハサミ男のエドワードは、人間界になじめなかったというラストが悲しいのかもしれませんが、私は、ひと時でも人間界をのぞき、体験し、思い出を作ったのですから、「小さな幸せがあったのでは」と思えるのでプチ・ハッピーエンドだと考えているんですけどね。特別、ラブ・ストーリーに振り分けるものでもないので、男が見ても、まあまあ楽しめると思います。チョコレート工場より好きです。7位「ロミオ+ジュリエット」ラブ・ストーリーと分かっていて映画館へ足を運ぶのは滅多にありませんが、シェイクスピア作品を一度も観たことがなかったので、「とりあえず」という感じでした。眠たくなったのはハッキリと覚えてます。この後、オリジナル('68)も見ましたが、やはり男の私にはいまいちでした。母は学生時代、オリビア主演のオリジナル作品には、女友達とときめいたと語っています。美少年も登場し、オールヌードもあるので、女性必見でしょう(笑)8位「Mr.&Mrs.スミス 」ストーリーも演出も徹底してエンターテイメント路線を貫いています。映画通にはウケは強くないかもしれませんが、ふつーに「映画を楽しみたい」という人にはうってつけでしょう。監督はサービス精神が旺盛です。10位「マディソン郡の橋」なぜ借りてまで見たかは、イーストウッドファンだからです。あらすじから結末は予想できてましたが、それでも楽しめました。イーストウッドは心理描写が上手いなあ~「不倫の是非」にポイントを置いてないところが、いいですね。恋愛ものではないですが、イーストウッド作品では、「パーフェクト・ワールド」をオススメしておきます。12位 「ラブ・アクチュアリー」Mrビーンで有名な、英国コメディアンのローワン・アトキンソンが出ていたので、どんな風になるのかなと、軽い気持ちで見ました。まあ、ラブ・ストーリーは絶対見ない、と決めてるわけではないですからね女性は気に入るでしょうね。笑いたくなったら、「劇場版 ミスター・ビーン」をオススメします。14位 「ボディガード」とりあえず、テレビで放送されると大体見るんですよね。あとは、私の好きな俳優、ケビン・コスナーが出ていたので見ました。プリティ・ウーマン同様、やはり女性向けですね。主題歌は大ヒットしましたね。エンダァ~~~~♪それでは、皆さんもオススメがあれば、どうぞ!
2009.09.05
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サマーウォーズ観てきました。友人Gと行きました。私は、マンガも好きですし、アニメも好きです。ですが、アニメ映画には厳しい見方をしていました。別に、評論家気取りをするつもりはないのですが、実写映画(ハリウッド映画)ほど、「映画館で見る価値」を味わえたことがありませんでした。ディズニー(ピクサー)の映画は、すごいと思いました。子供向けがメインなので、最高とは思えないまでも、映像美とテーマは、とてもハイレベルだと感じました。でも、それ以上のものはありませんでした・・・サマーウォーズを観るきっかけになったのは、CMで何かピンとくるものがあったのと、友人Gの勧めで見た予告編でした。テレビCMでは、サマーウォーズの面白さが伝わりません。ぜひ、Youtubeで動画「サマーウォーズ」の予告編をじっくりをどうぞまずは、ストーリーを。おばあちゃんを取り囲む大家族、田舎の自然、真夏の季節感、にぎわう食卓、テレビから流れる甲子園を目指す球児たち・・・何事もなく、平和な日常から一転、現実世界とつながりのあるパソコンの中の仮想世界OZが、「姿なき何者」かによって支配される。この恐ろしさは、核さえも発射できるほどの脅威。一見冴えないが、数学オリンピックに出場するほどの頭脳の持ち主の少年が、この危機に立ち向かう。素晴らしいのは主人公でもヒロインでもなく、90歳を迎えたおばあちゃん。黒電話をかけるシーンは、感動です。かつて鎖国だった日本人が持っていた、現代の日本人が忘れつつある、人とのつながりは素晴らしい。主人公はヒーローですが、そのヒーローを支えたのは大家族であり、世界中の見知らぬ人々だった・・・私の中で描いていた「アニメ映画の限界」を打ち破りました。仮想世界OZは、「劇場で観る価値」あるものでした。例えるなら、お台場の実物大スケールのガンダムを見るのと、ガチャガチャの、手のひらサイズのガンダムを見るほどの違いです。私の心の中では、10年に1度の傑作です。この感動は、小学生の頃に見たドラえもん映画以来です。こういう映画があるのなら、日本のアニメ映画の未来は明るいですね。ここでいう「アニメ」とは、マンガ原作ではないアニメです。これを、アメリカに輸出すればいいのに・・・私の頭の中で、サマーウォーズ2は完成しつつあります。サマーウォーズの優秀な製作スタッフには、ぜひとも「サマーウォーズ2」を作っていただきたい。もう一度観に行こう!
2009.08.31
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