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今、地震がありましたが、うちのあたりでは特に被害はありません。にほんブログ村
2016年05月16日
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今年の夏の思い出。 出会った人々。 いろいろなおもいを、ありがとう。また、来年の夏も。にほんブログ村にほんブログ村
2011年09月02日
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ひたちなか海浜鉄道の夏の恒例イベントみなとメディアミュージアムが終わり、今日は撤去作業が行われました。「おさむシアター」も「ギラリー601」に戻りエアコンも撤去中でした。キハ203のキューブは、今日はまだありましたが近日中に撤去だそうです。 那珂湊発のキハ205が通って行きました。駅からすぐの展示会場、ギャラリーMも、もとの姿になっていました。この建物、展示会場として使われる前は倉庫代わりになってたそうですが展示作品が、ちょっと怖い系かぁ・・・前回書いた、不思議な部屋。会期中は詳しく書かなかったのですが狭い階段を上がっていくと畳の部屋・・・窓をふさいであるので真っ暗な中土足のまま入っていきます。小さな狭い出口を抜けると、そこにも暗い部屋。振り返ると、古い箪笥が出入口になっています。プログラミングで微妙に揺らぐ暗めの灯り、中央が抜けたちゃぶ台、置いてある古いテレビは放送終了後のような画面と雑音の中軋むような、小さな悲鳴のような音が時折、混じってなんとも不気味な印象。コンペの審査員の先生は「畳の上を靴のまま歩く違和感が、 作品の雰囲気に非常に影響している」とおっしゃったそうな。震災の直後の不安感を再構築(再現ではない)というコンセプトだそうで確かに、ガラスや崩れた壁などが散乱して靴を履かないと歩けなかった部屋もあるし電気がつかない暗闇もそうですね。テレビはあっても、停電で見られないことを「再現」するとテレビ型の「ただの箱」になってしまうので「情報がテレビから入らない」表現はあのノイズ画面になるのでしょう。ただ入ると、お化け屋敷的な雰囲気なのですがそういう原点があったと知ると、また見方も変わります。その部屋を抜けると、今度は線香の匂い。ろうそくの火でつけた線香をかざすと煙が特殊な光で青く浮き上がる作品。作者は関根雅人さんです。(暗くてタイトルが撮れませんでした) これは、かざす人の動かし方だけでなく微妙に調整した空気の流れで煙がさまざまな方に流れていくのですが私は、かざし方で時折出る、線香の陰が面白くて長いこと遊んじゃいました。1階部分は、絵画や光と音の作品。 MMM初年度代表の田島悠史さんの作品。涼しげな音とちょっと不気味なベースの音をBGMにランダムに動く円と、それを結ぶ線は円の動きで繋がったり離れたり。人とのつながりをイメージしたという説明に、なるほどと思いましたがベースの音が、ちょっとお化け屋敷的雰囲気を会場に漂わせる感じで、別の意味で面白かったです。 昔の那珂湊の酒場の様子を描いたという古屋正成さんの油彩画。 かつて居た人々がさまよってくるようで個人的には、ちょっと怖い感じ。石島蓉子さんの絵日記は楽しかったですが そんなこんなで、全体的にはそこはかとなく不気味さの漂うギャラリーMでした。最初にお会いした女性スタッフは怖そうに話してくれたんです。「みんなに、“あそこはアレが出るからね”って言われてるんで 一人でいると怖いんです~~~」まあ、昼間だから大丈夫だよ、と励ましてきたんですが次に会った若者スタッフも「うん、まあ、出ます。ふと気が付くと、後ろに気配が…」うーん。確かに出そうだ。「ええ、気が付くと、弁当の空の容器に、黒い奴が…」2軒先に飲食店もありますからねぇ。お嬢さんスタッフ、会わずにすんだかな?にほんブログ村化け猫じゃないってば!
2011年09月01日
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ひたちなか海浜鉄道と那珂湊・阿字ヶ浦を舞台に8月31日で終了したみなとメディアミュージアム(MMM)仕事や家の用事でバタバタしつつ最終日まで楽しませていただきました。残念ながら、市民ギャラリーのアートスペースいるかは2回行って、2回ともクローズのためどんな作品が市民から提供されていたのかわかりません。でも、ほぼ1年ぶりに阿字ヶ浦の海を歩いてきました。 そして、湊公園で2作品をもう一度鑑賞して…那珂湊駅へ。いつものように花に水を撒き猛ダッシュでおさむシアターの作品を見に行き…最終日とあって、作家さんたちがキハ204の前で何人か集まっておしゃべりされていました。先日たまたまお会いして、昨年度参加作品の絵葉書を下さった今林由佳さん、第1回のMMMでまちのうたプロジェクトのワークショップで2回のまちあるきと音作りでお世話になった牟田高太郎さんとはご挨拶などして昔話?に花が咲いたのですがとにかくMMMの見納めに1度しか見られなかったアニメが見たくて他にお客さんがいなかったのを幸いスタッフにリクエストして告畑綾さんの「今村商店」と薩摩浩子さんの「雪山のライチョウ」を鑑賞してきました。5分程度の作品ばかりなのですが仕事に間に合うように出るには2作品見るのがやっと。他のものは、複数回見ているので、これで何とか、どれも2回以上見ることができました。おさむシアターの作品はどれも非常にレベルの高いもので何度も見たくなります。ストーリーだけ追うなら1度でいいかもしれませんがリアルでありながら作家さんごとに個性のにじむ動きや色彩が見るごとによくわかって、新しい発見があるのです。前にも書きましたが合間に登場する駅猫おさむの案内も機能的だけでなく、すごくカワイイ。あれのキャラクターグッズも欲しいと思っちゃうぐらい。何度か行ったおさむシアターで居合わせた方々は皆さん「DVDなんかは出ないんですか?」と訊いていましたが本当に、何度も見たくなる作品たちなんですよね。(毎日通っていた子供さんたちもいたそうな)最後に見た作品が「雪山のライチョウ」ほのぼの調の絵と裏腹に、場面は絶体絶命の危機。その中で現れるライチョウが何とけなげで暖かな存在か。1度見てストーリーは知っているのにラストシーンに涙が出そうなぐらい胸が詰まってその前に見た「今村商店」の、ちょっと切ない余韻にプラスしていいものを見られたなぁと感慨深くでも、実際は時間に追われて滑稽なほどドタバタと駐車場へダッシュしたのでした。一通りは一人で見て、自分なり思うことがあってもアートツアーで、気がつかなかった一面を知ったりできて現代アートは面白いものだと思います。来年もまた、那珂湊で。さらなる発展を期待します。(会期中、控えていた作品の感想メモは次回から)にほんブログ村にほんブログ村
2011年08月31日
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ひたちなか海浜鉄道で開催中のみなとメディアミュージアム(MMM)今日は阿字ヶ浦の展示と、那珂湊でまだ見ていない春日ホテルでの展示を見に行きました。阿字ヶ浦のアートスペースで31日まで開催中のはずの市民ギャラリーは行ってみたら閉まっていました。平日だから?開催日が今日を含め3日しかないのにクローズはきついなぁ…もう時間がない。もっとも、出展されているのが市民有志の作品で招へいアーティストのものではないので見逃して残念というほどでもない気もする…(ぉい)向い側にある海岸の休憩所ではこんな看板が。今日は乗車証明書、持ってなくて残念。人影もまばらなビーチ。時間があればまったり海を眺めていたかった・・・でも、仕事の前に見てない展示を全部見たかったので出発。もちろん阿字ヶ浦駅の展示もチェック。だるまさんがいっぱいいました。メイドさん、ピカチュウもどきなど個性豊か。こういうのはワークショップでみんなで作っても面白いでしょうね。いろんな作品を眺めているだけでも列車の待ち時間が楽しく過ごせそう。続きは、また今度。にほんブログ村
2011年08月29日
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ひたちなか海浜鉄道で開催中のみなとメディアミュージアム(MMM)昨日、見られなかった3710屋さんの展示を今日見てきました。 MMM作品以外にも、震災時の那珂湊~阿字ヶ浦界隈の様子まで写真展示も同じ場所にしてあります。 手作り小物が販売されているので今回はルバーブのジャムを購入。去年はエコテープのかごを買ったんですけどこれが素敵で、今も愛用しています。レジで、作品について訊いてみました。「あの、募金の作品はお金を入れると画面が出るんですか?」「そうだと思います。画面いっぱいに出ていたのを見たことがありますから」それで、私もおつりを入れてみました。待つこと暫し。画面にゆっくり花が咲きました。ひとつ・・・またひとつ・・・ 待っていれば、画面いっぱいになったと思いますが他の展示を見る時間がなくなってしまうので途中で失礼しました。それから、すぐ近くの松屋旅館さんの展示を見に。 ポスターはあるけど、作品はどこだろう?玄関に近づいてみると… 奥からパピヨンちゃんが出てきて「いらっしゃいませ」と言いたげに見ています。 誘われるように玄関の方に行くと、ありました。 なるほどなぁ。ここか。パピヨンちゃんは奥に走って行ってワン!と吠えて知らせている様子。お客さんには吠えない、まさに看板犬の鑑!そういえば、松屋旅館さんは小型犬ならOKの宿なんですよね。先代のクーが存命中に一度泊まりに行こうと思っていたのですが叶わぬまま・・・(今のはるくは大きすぎて無理)もう一軒、春日ホテルの展示を見ていないのですが時間の都合で明日以降に回ることにして駅の花の手入れに行きました。本日のおさむ君、専用デスクで爆睡でしたzzzz..... MMM参加作品展示場所でもある松屋旅館の情報は…住所:茨城県ひたちなか市湊本町2-8電話: 029-262-4173HP→こちら。犬連れじゃなくても、お行儀のいいワンちゃんに会ってなごめそう♪にほんブログ村
2011年08月28日
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ひたちなか海浜鉄道沿線で開催中のみなとメディアミュージアム(MMM)今日は、駅の花の世話に行く前に街中の展示を見ようと3710屋に行ってみました!・・・閉まってました。着いたのが17時5分ぐらいだったんですが既にシャッターが下りててアウト。そこまで行ったのだからと少し先の肉屋さんに夕飯のおかずを買いに。その時お店の方に伺ったら3710屋さんは17時閉店でした!ここの肉屋さんは、去年のMMMで展示会場の一つだったのですが今年はお店の人と交流する展示があまりないかなぁ…目的の展示が空振りだったので駅へ。バケツに水を汲んでいるといつものように駅猫のおさむ君が挨拶に来てくれました。小走りにやってきて、ちょっと体をこすりつけて。それから、ホームの監視に。 行きかう人間を見送ると後から発車する阿字ヶ浦行き列車の走行を見守ります。今日は勝田行きの便がないから次の発車まで一休み。今日はずらりと車両が外に出ていました。明日は団体貸切もあるから忙しそう。予定では、明日もキハ205が走るようですね。あ、栓抜きが使えるから、瓶入り飲料持っていくと栓抜体験できますよ♪14時からは、MMMアート鑑賞ツアーもあります!MMMの旗を持ったスタッフが作品解説しながら案内してくれます♪もちろん、自分の好きな時間に自分で行っても大丈夫。(3710屋さんの展示は17時前に見に行きましょうね)31日までのMMMも楽しんでください私の一押し、「おさむシアター」座って見られるから楽だしレベルの高い作品が見られます。短いものばかりなので、さらっと見られます。にほんブログ村名前にあるだけに、おさむのキャラもかわいいですよにほんブログ村
2011年08月27日
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ひたちなか海浜鉄道沿線で開催中のみなとメディアミュージアム(MMM)8月31日が最終日です。・・・ってことは、あと1週間を切ってしまった!うわっ、今年は父の新盆があってなかなか見に行けなかったこともあったものでまだ見てないのがいくつも…何とか全部見られるように頑張ります!さて今日書くのは、この建物・・・ギャラリーMに展示してある作品。 人目を引く、この外観も参加作品です。作品タイトルと作家さんのお名前。 ↓ 空き家を使ってるんですが、これがすごく不思議な建物。 入口にはMMMの旗があるので、すぐわかります。駅からも近いです。 作品とは関係ないんですが、こんなものがあったり↑展示場所に行くのに、こんな階段を通ったり↓ 会場として、この建物が使われることが作品の重要な部分になってるんだろうなと思う展示もあります。 ↓ 展示場所に関係なく楽しめる部類もありますよ。 ↑これは那珂湊を知る人には特に楽しめる作品だと思います。ぜひ、ゆっくりじっくり眺めて下さいね♪(おさむ君、チビさむちゃんの駅猫コンビも登場)涼しげな音の聞こえる小部屋には初代MMM代表の田島さんの作品。28日(日)14時からアート鑑賞ツアーがあります。那珂湊駅待合室集合ですので、お見逃しなく!作者直々に作品解説が聞けるかも。にほんブログ村
2011年08月25日
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ひたちなか海浜鉄道で勝田方面から那珂湊駅に着く直前に左側に変わったものが見えます。 (ひたちなか海浜鉄道阿字ヶ浦行き列車内から撮影)廃車両を改造した映画館、その名も「おさむシアター」もちろん、「おさむ」は駅猫のおさむ君のこと。 和歌山電鐵の「たま電車」よりすごい「おさむ列車」出現!今、開催中のみなとメディアミュージアムの展示の一つです。中ではアニメ作品が上映されています。 ↑参加作家さんのお名前。作品の合間には、駅名標を模した作品タイトルが出てきて次に出てくる作品の上映時間(数分程度)も表示されるので乗車時間が気になる時にも便利。 ほのぼの系が多い中、すごーーーーーくコワイものがあって私は夕方一人で見てたので、ホントに怖かったです一つ一つに細かい感想があるのだけどまだまだ展示期間があるので書くのはもう少し後にしましょう。全作品、見終わったところで、その日は思いがけず、参加作家さんのお一人とお話しすることができて昨年の参加作品の絵はがきなどいただけてとてもうれしかったです。廃車両は夏は暑くて熱中症になりそうだったんですが今年はエアコンが付きました!(画像に室外機が写ってるのが証拠です♪) ↓扇風機もあるので、涼しく見られます。手作り感のある客席も楽しい!自主製作アニメ専門シアターとして秋以降も定期的に何か上映すると那珂湊の新しい名所になるかもしれません。そんな期待も感じた、おさむシアターでした。にほんブログ村
2011年08月24日
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ひたちなか海浜鉄道沿線で開催中のみなとメディアミュージアム(MMM)野外展示作品は他にもあります。海が見える、湊公園。 ここで展示されている作品は2つ。小佐原孝幸さんの「3.11」と本庄絵梨子さんの「正念場」 小さめの作品で、作品名の表示がなければ景色に溶け込んで気がつかないかもしれない、でも、気が付くと「えええ?」っと近寄りたくなります。ぜひぜひ見に行って下さい。昨日は雨で、しずくがきれいでした。 そして、本庄作品は湊公園から駅に向かう途中の天満宮にも。 こちらは那珂湊駅のMMMマップにも作品の全貌が掲載されています。 これだけ見てると、「掴む」より「摘む」って感じかと思いますが…全体をみると・・・ タイトルにも、思わず「そうか~」と思ってしまいます。そこに、見る側の共感が生まれるのですよね。アイディアだけではなく、それを形にできるテクニックがあればこそ。来年も参加して下さったら楽しみな作家さんです。にほんブログ村
2011年08月23日
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先週末からの雨。今日も雨、寒いほどの気温。先週、猛烈な暑さの中、日傘をさして見に行ったひたちなか市の湊公園に展示中のみなとメディアミュージアム(MMM)の作品の雨の日の表情を見たくて出かけてきました。あの日も、誰もいない公園で、一人で芝生に座って大きなオブジェを眺めていました。 小佐原孝幸さんの「3.11」 野外に置かれる作品は美術館の中に展示されたものと違って天候や時間帯で、実に多くの表情を見せます。そして、そこにやってくるいきものたちも作品の雰囲気を変えていきます。ヤマバトがロープに止まりトンボが飛び交い、チョウが花に群れます。 乾いた地面にくっきりと写る影。日差しの強さ。 作品越しに見える青い空は力強く、ヒトの作ったモノのはかなさ、あやうさと対象的でした。 (2011年8月18日撮影)第一回の「駅名標」という小佐原作品群は地道なリサーチで感じ取った作者の思いを誰にでもわかる楽しさで表現したものでした。会期いっぱいで撤去されるはずの駅名標はあまりの評判のよさに市からの要請でずっと展示されることになり今や、ひたちなか海浜鉄道の「顔」になっています。昨年度は、阿字ヶ浦駅で展示されたアニメを列車の到着に合わせて上映・終了、そのつなぎなどプログラミングや設備の制作をされて駅という展示場所の特性を最大に生かした仕事をなさいました。作品そのものの存在意義に大きくかかわる内容ながらあまり表に出ない分野なので小佐原さんのアーティストとしての存在がなんだか目立たなくて残念だと思っていました。だけど、今年のこの作品。駅名標のような、誰にでもわかる楽しさを出すには自分以外の人間の見方や感じ方を推測していかに他人に理解しやすいものを作るかという面があると思います。でも他人がどんなふうに見ようが、何を感じようが左右されない自分の想いが全開したような作品に圧倒されるほどの作者の強さが感じられました。今日の湊公園。雨の向こうに、「3.11」。雨つぶが彩る、すきとおったおもい。 「あの瞬間」のもたらしたものへの複雑な感情。ことばで語りきれない想いだからことばでないものでしか表現できないのかもしれません。※みなとメディアミュージアム会期:8月31日まで場所:茨城県ひたちなか市 ひたちなか海浜鉄道周辺公式ウェブサイトは→→ こちら。にほんブログ村にほんブログ村
2011年08月22日
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9月4日の「みなとメディアミュージアム」鑑賞ツアー録車内&阿字ヶ浦編。それまで、那珂湊だけで終わっていたらしいMMM鑑賞ツアーですが最終回のこの日は、車内や阿字ヶ浦の作品も見られるスペシャルバージョンでした!那珂湊の街中も、街歩きでガイドをされているベテラン観光ボランティアさんが参加されていたので街並みのお話なども聴けたのですが、阿字ヶ浦特別編は、もちろん湊線で移動したので車内に展示してあった作品はもちろん案内役をしてくださった小佐原孝幸さんが昨年の参加作品としてデザインされて今も大人気の駅名標について自ら解説してくださったんです。例えば、那珂湊駅の場合、文字の色がシルバーなのは日本で初めて作られたステンレスの気動車ケハ601の色を使っているからで漢字の「珂」の文字にもケハ601がおさまっていてそして機関区があることから複数の線路、(湊線は単線なので、今年になって金上の交換設備が完成するまで那珂湊以外の駅で行き違いできなかった)レンタサイクルをあしらってあります。車内の作品も、窓のシルエット、天井の油絵など阿字ヶ浦までの15分足らずに目いっぱいのお話を伺えました。 (C)mama-goose阿字ヶ浦駅での展示は、レールを加工した錨のオブジェと「ひなたちゃんともじゃらんげ」のアニメ。このアニメがすごいんです! (C)mama-goose列車の発着に合わせたプログラムに沿って発車7分前に始まり、3分前におわるようになっていて上映時間から発車の案内までのすべてに湊線の折り返し時間などを考慮してあるのです。(プログラムと展示設備は小佐原さんの製作)アニメそのものも可愛くて楽しいのですがそのプログラムが「みなとメディアミュージアム」として鉄道会社とのコラボを前提に仕上げたもので利用者にとっても、鉄道会社にとっても非常に有益なものだと思います。錨のオブジェも、古いレールを加工するという鉄道、それも海辺を舞台にした展示としてとても素敵な発想で、雰囲気も良かったです。 (C)mama-gooseこの2つのオブジェ、レールの間隔をそのままに展示しているというこだわり。目立たない場所にありながら静かに風景に溶け込んでいました。そのあと、ダンボールアートを展示していた海岸通りの「いるか」で7月下旬から公開制作され、完成した海竜を見学してアンケート記入後、ツアー解散。ダンボールアートについては8月13日のワークショップ参加記で取りあげていますのでここでは画像のみ。(C)mama-gooseあのワークショップの後、ダンボールを見ると何か作りたくなってしまうんですよね~(^^;)いつもはエッグアート…卵の形を生かしてモノを作るので何もないところから造形していく面白さを知ってしまいました!ん~、でも11月のエッグアートの教室展に参加するのでそれまではエッグアート、頑張らないと。いろんな面で、いい刺激をいただけたアートイベント。1年1年、無理せずステップアップして行ってほしいと思います。にほんブログ村
2010年09月12日
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9月4日の「みなとメディアミュージアム」鑑賞ツアー録・その6.この夏、みなとメディアミュージアム本部となっていた空き店舗の、通りに面したスペースには田島悠史さん作品がありましたが、 (C)mama-gooseその向こう側、やや薄暗くなった奥の方に黒い扉がありました。初めてここを訪れた時は平日の夕暮れ、人通りも少ない暑い日の商店街。西日の当る前のスペースと対照的に暗く影になったところに黒い扉…それだけでもちょっと気味悪い感じなんですが冷房もない空き店舗とあって汗が噴き出る暑さ。作品があることを示すキャプションが見えたので一応は見ておこうと恐る恐る扉を開けてみました。 (C)mama-gooseそこにあったのは……海でした。画像として残すことはできませんでしたがオーガンジーを二重に壁面の手前にあしらうことで平面に映し出されるはずの映像はやわらかく空間を踊り狭い暗い部屋に海を描き出していました。潮騒の音。蒼くゆれる海面。現れては消えてゆく白い泡。それは全く思いもかけないふしぎな空間でした。あんなに暑くて、あんなにカビ臭くなかったら(何しろ、ずっと閉めきってあった空き店舗でしたから)いつまでも波の音を聴きながら海の幻想に魅入っていたかもしれません。作者の磯山さんにはチョークアートのワークショップでご一緒したおやかな御姿からは信じがたいようなエネルギッシュな一面を拝見していました。今回のMMMでは海の作品の神秘的な印象とそれとは対照的な茶目っけのある「今日のおやつはなんですか?」でご自身の魅力を十分に発揮された展示だったと思います。鑑賞ツアーは、このあと隣の部屋の作品を見て米屋さんでスタンプラリー&映像作品鑑賞をして家具屋さんのショーウィンドゥに飾られた絵画を見た後湊線に載って阿字ヶ浦に向かいました。「きょうのおやつなんですか」の画像はこちら。米屋さんの映像作品については→こちら。今回は、みんなで行ったのであんまりコワイ感じではありませんでしたが(笑)初めて見た日の感動はいつまでも心に残っていると思います。そして、夢見るのです。さびしくて、悲しくて、疲れ果ててしまった時町の隅の目立たない建物の奥の小部屋にあの海を見に行くことができるなら…もちろん、そこはエアコンが効いてかすかに潮の香りがするというのが理想なんですが。wにほんブログ村
2010年09月11日
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9月4日の「みなとメディアミュージアム」鑑賞ツアー録・その5.MMM鑑賞ツアーも終盤です。舞台は、大きい通りを挟んで明神町の反対側にある東本町へ。通りに面したお店には、写真や油彩画が飾られています。8月29日のワークショップで体験したチョークアートの先生の作品は、ワークショップの日に展示終了だったそうであの時見ておけて、本当によかった!と思いました。ワークショップで使ったウェットティッシュの容器にも先生の描いたライオンが。展示会場からワークショップ会場に移されたMMM参加作品。もう1点のライオンを描いた大作は、那珂湊駅に一時展示されました。 (C)mama-gooseそしてツアー一行はMMMの本部になっているお好み焼「金たろう」の隣の建物へ。(金たろうはスタンプラリーのポイントで、他作品も展示されていました) (C)mama-goose本部の1階部分、入口のところにあるのが田島悠史さんの作品で、ご本人から解説をしていただけました。(一部アップ済み→こちら)画面に並ぶ六角形は、昔のゲーム画面のイメージなのだそうです。(私は今まで一度もそういうゲームをやったことがないので分からなかったんですが)その画面いっぱいに並んだ小さな六角形は、駅からMMM会場となった那珂湊の街中の道を描き出しています。その画面を、上から覗き込む形で設置することでゲームの中の世界、画面の中の世界を見下ろすように設定されたゲームを楽しむ人間の客観的な位置を再現しているとのこと。私自身が、まったくゲームに無縁なものでもしかすると、この作品の面白さを十分理解できなかったかもしれないのですが着眼点や、そこからの発想、表現がとても興味深く思ったことをカタチにするという作業の一つのスタイルを知ることができたように思います。その奥にも、参加作品が2点。どちらも、別々の黒いドアの向こう側の部屋にあるそうで・・・それは次回に。にほんブログ村
2010年09月10日
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9月4日の「みなとメディアミュージアム」鑑賞ツアー録・その4.駅から出発した鑑賞ツアー一行はまずは、おさかな市場へ向かう大通りを通って3710屋さんへ。ここは、手作りグッズ各種の委託販売などをやってます。ひたちなか海浜鉄道のペーパークラフト、絵はがきなどもあります。ここに展示してあったのは「Shell-Phone」 (C)mama-goose展示開始直後に見た時は白い二枚の貝殻だったのですが内蔵された機械があまりに精密で不調が続いたため作り直したのだそうで虹のような色合いの巻貝型になっていました。電話の受話器のように持って耳に当てると内蔵されたGPSなどが連動して場所を移動したり向きをかえたりすることでいろんな音が聞こえるそうです。 (C)mama-goose作者のひとり、塚越さんは、去年のワークショップで何度もお会いしたので今年の参加を知って楽しみにしていたところです。2種類の作品を見られて、ラッキーだったですね。ツアーに参加していなかったら「もう見たから」と2つ目の作品を見ずに行ってしまったかもしれない…それから向かいにある須藤畳店でスタンプラリーのはんこをペタリ。街角まで歩いて、元中華料理店の角六に展示された絵画など数点を見て、お向かいのお菓子屋「みのる堂」で磯山徳沙さんの「今日のおやつはなんですか」の展示を見て (C)mama-gooseスタンプラリーのために肉屋さんと床屋さんと米屋さんに行き床屋さんや味噌屋さんの店先に展示してある絵画などを鑑賞しました。 (C)mama-goose八丁みそ店の入り口にある作品その1. 味噌屋さんに展示された作品、その2. (C)mama-goose合間に、鑑賞ツアーに参加していた観光ボランティアさんに那珂湊界隈の建物に多く見られる特徴の説明をして頂き時計屋さんのスタンプを押して、食品店内の写真展示を見てツアーは明神町から東本町に移動です。にほんブログ村
2010年09月09日
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9月4日の「みなとメディアミュージアム」鑑賞ツアー録・その3.那珂湊駅では、これまでに書いた阿字ヶ浦行きホームのほかに、勝田行きホームの柱にあった小さな組作品や改札口の上にあった、おがわあつこさんの「はとたび」「那珂湊の人々」そして、応援団ブースに展示されていた作品群がありました。そのうちの一つ、中垣拳さんの「スタンプラリー・湊音」の台紙を持ってアート鑑賞ツアーの、那珂湊街歩きが始まりました。実は、これまでにも時折書いていたスタンプラリー少しずつスタンプを集めてあったのでツアー参加前に全部のスタンプを押してあったのです。でも、機械の不調や時間外などで実際に音を聴けたのは、この日が初めてでした。スタンプ押してます@須藤畳店 (C)mama-goose例えば、この畳屋さんの音はイグサを織る機械のガシャガシャという音。斜め向かいの肉屋さんではコロッケをあげるジュワジュワ~という音。そんな風に、短時間ながらお店の中で聞こえる音を押したスタンプを認識した機械が再現します。 (C)mama-goose全部のスタンプを押して機械の下に置くと複数の店の音が聞こえてきます。紙を置く場所を調整することで聞こえる音を混ぜることもできるし用意してある木片で隠せば、音が消せたりして好きなように那珂湊の音で遊べる仕組みです。この作品、昨年のワークショップを思い起こさせました。昨年の様子は→第1回がこちら。第二回は→こちら。 製作レポもあります。昨年のワークショップでは音集めから始まって、音の加工・編集まで参加者が体験する長時間にわたるものでしたが中垣さんの作品は「スタンプラリー」という方法でほかの作品を鑑賞しながらスタンプを集め駅で音を出してみるという、より気軽に楽しむスタイルになっています。誰でも、もしもスタンプが全部そろってなくても音を聴く時間がなかったとしてもそれなりに楽しめるのがいいなと思います。行った先々のお店で「スタンプの押し方講習」をしてくれたり美味しそうな匂いに負けて、コロッケをあげてもらっちゃったりお味噌を買って行ったり女性が入ることのない「床屋さん」に足を踏み入れたり商店街の方々に親切にしていただけて「また今度行ってみよう」と思うきっかけができました。昨年のワークショップを開催した廣木智一さんは今年は作品展示のみ。 (C)mama-gooseどうも上演のタイミングが合わず実際に視聴できないままだったのが残念です。にほんブログ村
2010年09月08日
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9月4日の、みなとメディアミュージュアム(5日で終了)作品鑑賞ガイドツアーのお話し、駅のホーム編・その2 (C)mama-gooseこの作品は共同制作ですがそのお一人の紹介としてこんな話がありました。「この方は、食に対するこだわりからの創作が多い方です。 今回は、普通は捨ててしまう牡蠣の貝殻部分を使って この作品を作ったわけですが その前には、フライドチキンの骨を組み合わせて ネックレスなどを製作されていました。 同じく、本来食べずに捨ててしまう部分ですよね」それを聞いて、同じだ・・・と思ったのが私のやっているエッグアート。本来は捨ててしまう卵の殻にさまざまなカットや装飾を施してアート作品にするものです。私の場合、自分のガチョウの卵の殻を使っています。大切に育てているペットの産んでくれたものを中味を食料としてもらった後の殻も利用しているのです。ガチョウをペットにしている人自体が少ないので多分日本では私だけだろうと思います。フライドチキンの骨。牡蠣の貝殻。命をいただいた後に残ったもの。それをも使う・・・それも、肥料や飼料のような形に残らないものではなく目に見えて残しておけるものにすることで多くの命の犠牲の上に成り立つヒトの命について再確認をうながすような気がします。今日はエッグアートのクラスのある日でした。 (C)mama-goose11月の展示会に向けて、数点を製作中です。若いアーティストさんたちの作品からいただいたインスピレーションを何らかの形で表現につなげていきたいと思っています。にほんブログ村
2010年09月07日
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9月4日の「みなとメディアミュージアム鑑賞ツアー」最初に紹介があったのは、ひたちなか海浜鉄道那珂湊駅の阿字ヶ浦行きホームに広がる“地上絵”ホームの勝田よりの端の方から改札に向かう踏切の方まで延々とビニールテープで伸びていく曲線。那珂湊の花火大会の日ホームの花の水やりをしている時作者の東山詩織さんが黙々と作業していらっしゃいました。「水を撒いても大丈夫ですか?」声をかけると「ええ、大丈夫です」あの夜の会話をMMM最終日の昨日の夕方同じ場所で二人、思い出しました。もう完成したと思っているとホームの柱やベンチにも曲線はあたかも生きているかのように伸びていきました。 (C)mama-gooseこの作品、昼と夜とでずいぶん印象が変わります。私は、特に夜の表情が好きでした。 (C)mama-gooseビニールテープの特性で灯りに表面が反射する角度があってテープの色に関係なく暗いコンクリートの上でかすかに輝く光の帯が現れるのです。 (C)mama-gooseその幻想的な様子は躍動感を感じさせる昼間のカラフルな表情と対照的な密やかで心にしみる美しさでした。「ジャンベでなかよし!みなとせん!」のパフォーマンスでも何度かお目にかかった東山さんほんの少しだけどお話しできて楽しかったです。にほんブログ村
2010年09月06日
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ひたちなか海浜鉄道の那珂湊と阿字ヶ浦を舞台に夏を彩った、みなとメディアミュージアム(MMM)今年2回目の開催となったMMMは昨年より参加作家が増えそれに従って作品数も多くなり展示場所も、駅だけでなく街へと広がりました。そのため期間中の土曜午後にMMMスタッフによる鑑賞ツアーが開催されていました。ツアー最終回となった8月4日商店街のあちこちにある作品で見落としていたものがありそうな気がして那珂湊はあまり知らないという知人たちを誘ってツアーに参加しました。集合場所の那珂湊駅、ホームにある作品から街中に飾られたMMMのフラッグをツアーの目印にスタート。 (C)mama-goose去年、駅名標のリデザインを発表された小佐原孝幸さんが作品解説者として同行してくださったので、駅名標の解説もしていただけたしちょうど作品展示場所近くを歩いている時昨年のプロジェクトリーダーだった田島悠史さんが車で駅に向かうところですれ違ってあわてて戻ってきたご本人から作品のコンセプトをお聞きすることができました。「ゲームをしている時の人間の目線って 画面の上でゲームの中の世界を見下ろしている設定で、 そのように画面が構成されています。 それを表現するために、このような角度で設置して イメージとしては、こういう姿勢で(と、身振りで) ゲームに没頭してるところですね」作品解説している田島さん。 2009年度の小佐原さん作品である殿山の駅名標。 (C)mama-gooseさらに、那珂湊街めぐりのガイドも担当されているベテラン観光ボランティアさんがツアーに参加されていたのでアート作品展示場所の移動中にちょっと街並みのガイドもしていただけたというものすごく贅沢な内容のツアー。特徴的な梁を持つ民家の軒下。(C)mama-goose現代アートではない、伝統文化にもふれることができました。記憶が遠いものにならないうちに少しずつ書きとめておこうと思います。にほんブログ村
2010年09月05日
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