仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

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2007年04月05日
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 今日は事務所の安全・健康会議で喫煙のことが話題になったが、たばこは古くからアメリカ先住民の間では使用されていたが、ヨーロッパ人による新大陸発見後、約100年間という当時としては例外的に急速な期間に全世界に広まり、そのため、世界で「tobacco」「tabaco」などとほぼ同じ名前がついているそうだ。

 世界中でも健康に考慮して禁煙運動が行われているが、先進国では最後まで喫煙に寛大だった仏国でも、来年の元旦から食堂等でも喫煙が禁止になるとのことだった。町のにぎわいやパリの風景に多大な貢献をしているカフェも、基本的には全面禁煙になると産業医の医師が言っていた。

 タバコの煙には、ニコチン以外にも活性酸素や数千種類の科学物質といった有害物質が含まれ、その長期的な影響が医学分野で広く研究されているが、各種疾病との因果関係が調査や動物実験によって指摘されており、「タバコは疾病リスクを高める」と認識されている有害物である。

 そのことは仏国でも分かっているのだが今まで喫煙に対して寛大であったのは、カフェなどは個人個人が思い思いの期間を過ごすところであり、一人静かにコーヒーやビール・ワインを楽しみながらたばこを吸ったり、たばこを片手に議論をするという文化があるからだと言っていた。

 タバコはナス科の一年草で亜熱帯性の植物であるが、約100の品種が栽培されている。今まで喫煙者側のたばこを吸うことは個人の権利であるとの意識が強く、長い間規制が根付かなかったが、タバコの生産量は世界的に減少しており、10年前に比べて約100万トンも減少しているとのことだった。

 喫煙行為はヨーロッパ人によって急速に世界中に広まったため、様々な地域多様な喫煙方法が発達している。また、煙草の銘柄は相当数になり、多様な喫煙方法や銘柄などの「喫煙文化」に関心を抱く人もおり、趣味性の高いとみなされる喫煙方法には少なからぬ思い入れを持つ愛好者も多いそうだ。

 それにしても、個人主義を崇拝してお上等からのお仕着せを嫌う仏国人が、本当にカフェやレストランで全面禁煙になるのかが楽しみであると、今日の話をしてくれた医師が言っていたが、頻繁なたばこ税増税などで、喫煙率低下のための施策が行われている成果はきっと仏国でも出るだろう。



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最終更新日  2007年04月05日 13時00分26秒
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