仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

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2007年12月18日
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 今日の日経オンラインを見ていると、「仕事をするときは作業完了のイメージに加え、作業の中間点も明確にイメージしておくと思わぬ失敗が回避しやすい。」とのことが載っていたが、たしかにプロジェクトや作業では開始時に目的を設定し、スケジュールも線表で明確にしておくものだ。私の所属している建設業では、各工事
において行程表を書いて、スケジュールをチェックしながら工事を実施しているのだ。


 こうすれば作業しやすいし、進捗も理解しやすくなり、それが当たり前だと思われているのだが、事務方の作業は実際にはそういかないことが少なくない。まとまった仕事をするときはきちんと計画を立て、毎日一歩一歩階段を上るように確実に作業を進めていけば、当然ながら予定どおりに作業が完了するはずである。それも
あながち間違いではないし、理屈ではそうかもしれないし、機械的な作業ならそれでよいだろう。


 それでも予定どおりにならないのは、実際には機械的な事項だけで物事が出来上がっている訳ではないし、人間の心は作業をまず全体として理解する傾向があり、作業しつつ常に達成像と自分の関わりについて、自然に意識を配分しているらしい。そこで中間点をはっきりさせた方が、工程上の中間点から現実のズレが発生した
ときに気がつきやすいというのだ。(これも当たり前のことだが・・・)


 建設業では昔からこの点が旨く調整されており、作業上にメリハリを付けてイベントを行ってきているのだ。たとえば建築工事で行われる、棟上げ式(建て前)などがそのよい例だろう。工程上はきちんと作業をこなしていても、小さなトラブルの発生が当初の想定より多く、しかも作業を進めるにつれトラブルが複雑化するこ
とがあっても、日程を決めた日にイベント(中間点)を行うことで、行程チッェックを行っているのだ。

 しかも、棟上げ等の作業を見せることで、施主に完成形をイメージさすことが出来るし、「途中まで作業を進めたけど、これでいいのだろうか」とか、「いちおう中間点までできたけど後半の余力が足りないのではないか」など、問題点の洗い出しにも工事におけるイベントは、そうとう役に立っていると思っている。


たいていの工事で自然に行っていると思っている。

 この記事にも書いてあったが、「重要なことは行程表の作業をこなすことではなく、中間点のイメージを使って、完成のイメージに実際の作業を、どうやって近づけるにはどうするかだ」というだろう。このことがいつでも出来るようになってくると、一人前の技術者(監督さん)になってくるのだろう。

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最終更新日  2007年12月18日 12時54分20秒
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