仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

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2009年01月14日
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 世界的にカーシェアリングが注目されており、どんどん利用者が増えていると言うのだ。都会のマンションなどではカーシェアリングが人気のようで、その傾向は米国で顕著ということだ。世界最大のカーシェアリングサービスでは、会員が急増しているという記事が新聞に載っていたのだが、そのサービスの会員が車を予約すると、近所の駐車場の空車が知らされてくる。渡された会員カードで車を解錠して乗って、またどこかの駐車場においてくる仕組みになっているのだ。マイカーからウイカーへと言うわけであるが、「I」から「WE」への変化なのだ。

 このI」から「WE」への変化というのは、ご存知のとおりオバマ氏が大統領選を見事勝利し、アメリカの新リーダーとしての役割を務めることとなったことによるものらしい。民主党の候補者選挙のときからオバマ新大統領とクリントン国務長官の演説スタイルには明らかに差があるという記事が話題になっていた。オバマ新大統領は主語に「WE(私たちは)」を多用する。そうすると聴衆はオバマ新大統領の演説に合わせて「Yes we can(私たちは できる)」と声を合わせるそうだ。(この「Yes we can(私たちは できる)」は流行語になるだろう…)

 ところが選挙中の演説で「I(私は)」多用したのクリントン国務長官の支持者は「Yes she can (彼女はできる)」と合わせていたというのだ。つまり大統領の候補者選び選挙では、「I(私は)」より、「WE(私たちは)」のほうが支持されているということだろう。もちろん短絡できない部分もあるだろうが、あえて絞り込んだ見方をすれば、時代は「I」から「WE」へと動いていると見ていいだろう。クリントン国務長官氏の大統領観は「大統領のリーダシップとは、リーダーのヴィジョンを示すことであり、同時に上から方向性を示し、確実に実行させるようコントロールすることである」と言っていたのだが、オバマ新大統領の大統領観は「リーダーシップとは、リーダーのヴィジョン、判断とインスピレーションに完全に集中することである。マネジメントは他者に委譲し、実行することに責任を持たせる」と言っている。

 オバマ新大統領のリーダーシップスタイルは、コーチ型マネジメントを代表しているとされているが、現代の組織におけるリーダーもオバマ新大統領のリーダーヴィジョンのように、「私」から「私たち」に視点をシフトさせ共に発展していくことが求められているみたいだ。そのためには、コーチ型の関係性を築く高い能力が重要となっていくと、週刊誌のビジネス欄に載っていた。こうそろしろカリスマ的なリーダー像を見せて後を追わせるのではなく、参加者全員が共に歩むことによって、一人ひとりの能力を引き出し、全員が主体者にして成功を共に祝うようなことを、今年は少し考えてみようか。





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最終更新日  2009年01月14日 18時26分34秒
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