仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

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2009年04月01日
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 今日から新年度が始まるわけだが、私の事務所でも今日の朝一番にすることは、メンテランスの終わったサーバーに自分のPCをつなぐ63;ぐことからはじめなければならない。(昨日はほとんどPCが使えなくてほとんど仕事にならなかった…)そんなことで昨年度最後の1に日は過ぎ去ったのだが、前から政府が煽っていた「3月危機」は、いったいどうなったのだろう。1~3月は大幅な景気悪化にみまわれて、大銀行の破綻や超大型の企業倒産があるはずだったのに、そのようなことはとりあえずは起きていない。逆に日経平均株価も一時8500円を回復したのだ。(昨日は少し株価は値を下げたみたいだが…)

 政府の言っていた「3月危機」として懸念されてきたのは、私が知るところでは大きく分けて2つあるのだが、それは決算期末の資金繰りと保有株の価格下落で損失が発生することによる自己資本不足だ。前者は主に企業の問題で、中小企業ばかりか大企業までもが手元資金の確保に躍起になってきたのはまちがいななさそうだ。後のほうは主として銀行の問題なのだが「株価次第では、地方銀行が2~3行破綻しかねない」との噂が根強くささやかれてきたそうだ。ところが、新年度になっても大型倒産など起こっていないし、つぶれた地方銀行の話も聞いたことがない。

 しかも政府はないかはやってはいるのだろうが、実際に目に見えた景気対策などは、傍目から見ても後手後手で役に立ってないのが実情だろう。政府や日本銀行は危機対応に、とてもなりふり構わず取り組んできたとは言いがたい状況だろう。これからの景気の状況を示す株価も、約1カ月ぶりに8000円台を回復し、年度末に向けて株安と企業業績の悪化が連鎖する「期末危機」はひとまず遠のいた格好なのだ。(こんなことばかりやって危機だけ煽っていると、政府・日銀のことは「おおかみ少年」と呼ばれるようにになりますよ…)1ヶ月前まで政府・日銀は、3月末の株価下落が実体経済を悪化させ、さらに株安につながる「負の連鎖」への警戒感が強まっているとしていたのだが、ここのところ株価回復で危機の回避は完全に出来ていると言っていいだろう。

 我々の所属している相当落ち目の建設業でも、ここのところはあまり大きな倒産は起こっていないのだ。これは政府の財政出動による追加的な経済対策への期待感も大きいのだが、これから本格的に工事が発注される見通しも少ないのに、なぜか期待感ばかりが大きいのだ。個人消費を主とする家計の消費にも力強さを欠く中、財政出動による政府の追加経済対策で需要を喚起し、企業の収益が改善するとの期待感ばかりが広がっていくと、あとで大きなしっぺ返しが来そうでならない。こうなると「おおかみ少年」の政府・日銀は、さっそく「5月危機」説を大々的に発表して、また今度も我々を騙そうとそしているみたいだ。(きっと5月になったら「9月危機」説が浮上するのだろう…)






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最終更新日  2009年04月01日 05時00分58秒
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