仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

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2009年03月31日
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 今年度も今日が最後の1日になったのだが、実を言うと仕事の方は昨日で大体終わっており、今日は特別することはないのだ。しかも、事務所のパソコンのサーバも本社のオンラインシステムも今日中にメンテランスをする関係で、今日はメールをはじめ1日業務用のパソコンが使えない状態なのだ。仕方がないので今日は今年度最後の工事現場一斉パトロールにしているのだが、私も朝から現場回りをしなくてはならない。特に年度を跨いだ工事の工事看板を今日中に書き換えておかなおと、どこからクレームが役所の方に入るかわからないのだ。

 ところで今年度度言えば、ガソリンと鋼材の値動きが著しい1年であったが、やっと標準的な値段になってきたいると私は思っている。昨年度末からの鋼材価格の高騰は、我々建設業の経営に大きく影響してきていたのだが、短期間の相次ぐ鋼材価格の値上げは、公共工事については単品スライド条項の適用を求めるざるを得ない状況に迫られたのだ。一時期は金さえ払えば鋼材や製品を持っては着てくれたのだが、その値段が役所が積算してくれている金額のひどい時は、なんと3倍以上もしていたので、早急に解決しなければならない大きな課題だったのだ。

 この事態はゼネコンだけでなく、専門工事業者にもその影響を危惧していたのだが、資材の高騰が労務にしわ寄せされることが我々には一番の懸念材料だったのだ。私のセクションの現場でも、もう5年位前から仮設防護策のH型鋼が放置されている現場があり、今回スクラップ処理をすることになったのだが、廃品業者から見積もりを取ったところキロ10円とのことだった。一番値段がよい時ならその5倍位していたようなのだが、これくらいなら妥当だと思っていた。ところがその話を聞いた地元の鉄工所が、工場へ運んでくれたらもうっと高く買ってくれるという申し出があったのだ。そのことを役所の方へ相談すると、自由に処分しても言いと了解してくれたのだ。

 どうやら今年の初めから高炉メーカーの更なる値上げが進行しているみたいなのだが、市中品はメーカーから受注の大幅カットが進み、増さす腰品薄感が出始めているそうだ。市場予想を見てみると目先の売れ行きの悪さは今後も予想されるのだが、建設業がけでなく自分の企業の生き残りをかけた価格転嫁競争が始まりそうだ。本年度は鋼材の単品スライドがおこなわれたのだが、この単品スライドは賃金と物価の急激な変動を総合的に判断して、請負金額を変更するスライド条項とは違って、特定資材の急騰に対応するものなので、その製品が値上がりすると役所から多く請負金をもらえるが、その製品の値段が下がると工事費を返すことになるのだ。(今年はどちらも私のセクションで経験したのだ…)





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最終更新日  2009年03月31日 05時03分56秒
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