仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

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2010年01月04日
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今日で新年を迎えて3日目なのだが、TVのニュースなどでは、昨年のさまざまな年間総数が発表され始めているのだ。その中ではうれしい事に警察庁の取りまとめによると、全国の交通事故死者数は9年連続で減少し、4914人となったと発表したのだ。交通事故の死者数が4千人台になったのは57年ぶりだそうで、事故の発生件数と負傷者数も5年連続で減少しているのだ。その理由として警察庁によると、シートベルトの着用者率の向上や、悪質・危険性の高い違反に起因する事故の減少などが要因とみているのだが、私のような建設業に関連している人間や公共事業を行っている役所の役人は、道路の改良整備特に歩道の整備等の交通安全施設など、交通インフラの整備のおかげで交通事故死が減少していると思っているのだ。(新聞等のそのように論説してくれているのだが・・・)

このように年間の数字を見ているとさまざまなことが判ってくるのだが、交通事故死のうち半数が65歳以上の高齢者ということで、交通死亡事故の4割が交差点内で起きているそうなのだ。警察もこのことへの対処が大きな課題なっているそうで、交通渋滞を起こすのでドライバーには不評だが、歩行者と自動車の信号を完全に分ける「歩車分離」型交差点の導入を強化する方向だそうなのだ。公共事業でも歩道整備や交差点改良工事など、交通安全対策のための事業費は大幅な減少はないそうなので、建設業者もこれらの工事を狙う様にしなくてはならないだろう。実を言うと私のセクションで今年度に、国道の交差点改良工事と歩道工事を実施しており、来年度にこれらの工事があったなら担当したいと思っているのだ。(このことは所長等と確認済みなのだ・・・)

この交通事故による死亡者数が減少したニュースは、TVのニュースでも話題となっていたのだが、それとは反対に自殺を図って亡くなった人が昨年も3万人を超えたことは、どの新聞やTVにニュースでも言っていなかったのだ。警察庁のまとめによると、自殺者が年間3万人を超えるのは12年連続となっているそうで、一昨年のリーマン・ショック以降の急激な景気の落ち込みで、失業者が増えたことが影響しているそうなのだ。それでもこの自殺者に関しては、少し明るい兆候もあるそうで、昨年の1~8月は前年同月比で約3~7%増だったそうなのだが、政権交代が起こった9月からは昨年を下回るようになったそうで、10月は前年比の約10%減になり、11月にはやはり前年比の約2%減になっているというのだ。(少し未来に希望が持てるようになって来たのだろう・・・)

もっとも自殺者の問題では不況の影響で労働環境が厳しさを増す中、長時間労働による過労が原因の自殺が後を絶たないそうで、目立つのは20~30代の若い世代で、労災認定された自殺(未遂を含む)は増加傾向にあるそうなのだ。労働相談に応じる機会が多い弁護士は、若い労働者が置かれた状況が影響していると指摘しており、予算や人員が削減される一方、十分な研修も受けずに即戦力として扱われる若手が増え、負荷が増している。断れば職を追われかねないから、引き受けざるをえない悪循環に陥っているのが大きな原因となっているそうなのだ。私も建設業関係労働組合の地区役員をしているのだが、過労死等の勉強会に行くと「法律や社会の常識が、職場での非常識になるのが国内の現状だ」とか、「企業は従業員の労働時間を的確に把握し、労使間も適正な協定を締結するという当たり前のことを徹底するべきだ」と言われ続けているのだ。





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最終更新日  2010年01月04日 00時06分17秒
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