仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

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2010年01月05日
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 今年は「国民読書年」だと言うのだが、このことは国民のあまり知らないところで決まったみたいで、「文字・活字によって、人類はその英知を後世に伝えてきた。この豊穣で深遠な知的遺産を受け継ぎ、更に発展させ、心豊かな社会の実現につなげていくことは、今の世に生きる我々が負うべき重大な責務である」として、まだ麻生政権であった昨年の6月に国会で、前員一致で決まったそうなのだ。少し前のTVでも特集を組んでいたのだが、現在人の活字離れはもの凄いみたいで、昨年に廃刊になった雑誌類は200を超えるというのだ。私は子供のころから本を読むのだ好きで、今でも市や県の図書館をよく利用して入るのだが、確か日本を書店で買うことはなくなった。昔は時刻表を買ったりして旅行のプランを考えていたのだが、今はPCを使ってネットを利用することが多いのだ。

 このことは私だけでないみたいで、ネット社会がドンドン広がっているのは止めようがないだろう。それでも国会で決まった「国民読書年に関する決議」の中でいっている「国民一人ひとりの自主的な読書活動が、日本の将来にとって極めて大切である」ということを否定はしないのだが、政府や国会が「読書はよいことだから国民みんなで活字を読みましょう」などというのは大きなお世話だと私は思っているのだ。まあ、読書習慣を持ち合わせていない家庭の子供にも、読書習慣を身につけさせましょうという、教育方針の一環ならば何とか理解できるのだが、国会と政府が全国民に対して「国民読書年」だと呼びかけるというのは、少々説教くさいと私は思っているのだ。(こんなつまらないことを国会で決議していたとは、さすが麻生自民党政権は国会審議が進まず、景気対策等が後手に回ったはずだ・・・)

 大体、このようなアホみたいなことでわれわれの貴重な税金を使っているのが、私は気にいらないのだが、民主党も政権交代をしたのなら、こんな国民が余り関心のない事項に税金を使ってキャンペーンをすることなど、さっそく中止したもらいたいものだ。このキャンペーンの一環として「読書を通して自立した社会人になってほしい」ということで、自治体から新成人に本を贈る事業「20歳の20冊」が「国民読書年」こ今年からスタートするというのだ。(こんなところにも国からの補助金として、我々の税金がたっぷりと使われ、官僚どもの美味しい餌になっているのだ・・・)このことは「出版文化産業振興財団」というこれまた天下り団体が企画したそうだが、本好きの著名人6人が選んだ20冊のブックリストを自治体が新成人に送付して、それぞれが希望する本1冊を成人式当日にプレゼントするそうなのだ。

 どうせこのような20冊のリストを20歳の若者に税金を使って配っても、それこそすぐにブックオフ送りになるのが関の山だろう。活字離れを止めるのならこのようなことに税金を使うのだったら、ある評論家が提案していたように小学校や中学校の図書館に、新聞をタダで配ったほうがよほどよいと私も思うのだ。私も小学校のときに図書館に置かれていた「小学校新聞」を楽しみに読んでいたのだが、そちらのほう活字離れ防止になると思うっているのだ。私に事務所の若い衆もそうなのだが、家で新聞を取らずにネットで新聞記事を読んだりしているのだが、「新聞を読むという国民を9割にしたい」などは、どんな魔法を使っても到底無理だろう。(そんなことに貴重な税金を使うんじゃねぇ・・・)





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最終更新日  2010年01月05日 05時07分40秒
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