仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

PR

プロフィール

HbA1c 6

HbA1c 6

フリーページ

2010年01月09日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
 年末年始に住居がない失業者に宿泊場所や食事を提供する「公設派遣村」で、一部の入所者が就労活動のため政府等から支給された現金を酒代やたばこ代に使い、施設内で禁止された飲酒などの問題行動を取っていたことが分かったそうなのだ。「公設派遣村」を運営している東京都はすでに泥酔状態となった男性1人を退所処分にしたほか、悪質な入所者には退所時に支給額と領収書の差額の返金を求める方針をかためたそうなのだ。弱者に冷たい石原慎太郎知事は「それ見たことか」と得意げに、「仕事をあっせんしてもつらい仕事は嫌だ、あげく生活保護をくれというのは、ちょっと甘えた話だ」と語ったそうなのだ。自分は役にも立たないオリンピック招聘に大金をかけたくせに、「どこかでけじめをつけないといけない」と述べ、今月18日とした「公設派遣村」の施設の利用期限を延長しない考えを示したそうなのだ。

 私も就労活動用の交通費と昼食代として支給した2万2千円を、入所者が近くの小売店で酒やたばこを購入していたことは許されないことだと思うのだが、長妻厚生労働相が言うとおり「政府からの支給された活動費が、酒やタバコの購入などそういうことが起こらないような支給の体制や考え方が必要だ。ほんの一部の不正で全体が迷惑を被るというのは断じてあってはならない」ことが必要だろう。私はタバコこそ吸わないがお酒は飲むので、「みんな殺気立っていたが、現金を渡されたことで静まった」と30代男性は振り返っているとおり、少しくらいの飲酒は多めに見てもよいと思っているのだ。それでも職場を解雇され、インターネットカフェを転々としていた男性が語るとおり、「就労活動をしているふりをして時間をつぶしている人もけっこういる。本当に困窮しているほかの入所者がずいぶん迷惑している」ということが起こっては、我々のせっかくの税金が泣こうというものだろう。

 昨年一躍有名となった冬の「年越し派遣村」の元村長で、内閣府参与として今回の貧困者対策を担当した湯浅誠氏は、今年度の「公設派遣村」について「今年は政府も本腰を入れて行政が主体となったため、より多くの人を救うことができたと思う。公的なシェルターを運営することで、これまで見えなかった生活困窮者の実態が分かり、より具体的な対策につながる」と述べたそうだが、公設派遣村に集まった失業者については、昨年に比べてより若い失業者が増えているそうで、雇用不安が若い層にも広がっているそうなのだ。人間昔から「食う・寝るところ、住むところ」と言われるように、今後の課題について湯浅誠氏は、「住宅のない人が多く、改めて住宅の施策が必要だと感じた。福祉は自治体の負担だが、国がサポートすることも検討してよいのではないか」と話したそうなのだが、まったくそのとおりだと私も思っているのだ。(大臣も視察だけでなくて金も出せばどうなのだ・・・)

 私も路上生活者の支援等している団体に入っているのだが(もっぱら寄付金を出すだけで実際の活動には参加出来ていないのだが・・・)今年の大きな変化としては「行政が知らん顔しないということが昨年との違い」だろう。それでも私の住んでいる松山市の場合は、「派遣村を否定するわけではないが」と言っていたのだが、余り乗り気ではないみたいな対応だった。今年は年末年始と寒波襲来で寒かったので、本当に「公設派遣村」の存在がありがたたかったみたいで、この期間にはある路上生活者の姿を見ることがなかったのが、少しでも効果のあったと感じることが出





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2010年01月09日 07時51分06秒
コメント(1) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

キーワードサーチ

▼キーワード検索

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

砥部焼祭り@ Re:減税派の方が少数だといわれているが・・・(04/17) 砥部焼祭りについては、 0896240183 をど…
スマホ@ Re:ディールの好きな大統領といっても・・・(03/31) スマホの知りたいことは、0896244450 か…
aki@ この様な書き込み大変失礼致します 日本も当事国となる台湾有事を前に国民の…
aki@ Re:速歩をはじめよう・・・(03/17) この様な書込大変失礼致します。日本も当…
aki@ Re:能登半島地震で行われていること・・・(01/16) この様な書込大変失礼致します。日本も当…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: