仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

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2010年01月29日
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 今日は首相の所信表明演説があったのだが民主党は、去年の衆議院選挙に際して「コンクリートから人へ」をキャッチフレーズにして、公共事業の削減と子ども手当てなどの家計への補助金の増加を言って大勝利したのだ。

 前の自民党政権下では、公共事業の増加と減税を比較すれば、公共事業の増加の方が景気に即効性があり、効果も大きいとする意見が強く、バブル崩壊後の不況の中では、ドンドン公共事業の拡大が行われてきたのだ。

 政権交代の中で、特に「コンクリートから人へ」のキャッチフレーズはわかりやすい言葉だったし、ダムや道路建設から子育てや福祉へ、政官財の癒着など鉄の三角形を壊す考えに賛同する人は多かったのも事実だったのだろう。

 私がよく見ている日経オンラインでは、この民主党の「コンクリートから人へ」という政策変更が、どのような効果を持つのか調べていたのだが、その結果ではあまり芳しい答えが出ていなかったのだ。(あくまで予想なのだが...) 

 それによると、同じタイミングで公共事業の削減と手当の増加・減税を行うと、短期的には景気の足を引っ張る恐れが高いということになるそうで、失業率についても景気の厳しい初期時点では、少し押し上げることになってしまいそうなのだ。

 当然のことながら公共投資の削減額より、減税規模や所得移転の増額が十分大きければ、マクロの効果はマイナスになるとは限らないのだが、それでも公共事業のほうが個人に補助金を渡すより、消費が拡大するとは私に思えないのだ。

 わが国の人口減少・高齢化が進む中、公共事業を削減する必要性は高まっているのかも知れなのだが、それでも必要な公共事業があるのは、万人の認めるところなのだが、そこに集中投資されているのかが問題なのだろう。

 公共事業を大きく削るよりは、増税により財政再建を目指したほうが、短期の景気変動に与える影響は少ないということなのだが、これは消費税等を増税して、必要のない公共事業をドンドンやれと言うことになってしまうのだ。



 私は自分自身が建設業に従事しているが、この4年間は民主党の言う「コンクリートから人へ」ということを、応援しようと思っているのだ。

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最終更新日  2010年01月29日 15時48分24秒
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