仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

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2010年04月10日
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 私も先週に仲間と行ってキムチセットを食べたのだが、牛丼大手3チェーンによる値下げ競争が過熱しているのだ。これは節約に走る消費者をつなぎ留めようとしているわけなのだが、期間限定ながらなんと250~270円の安さを打ち出し顧客を奪い合っているのだ。松山市の沿線には牛丼大手の「吉野家」と「すき屋」が道を挟んで店を出しているところもあり、ライバル意識はものすごいことになっているのだ。今週から「吉野家」では並盛が270円になっているのだが、新聞情報によると牛丼だけでなく外食産業での、低価格頼みの戦略は限界を見せ始めているそうで、牛丼業界の低価格戦争は、勝者なき最終消耗戦に入るリスクと背中合わせになっているそうなのだ。(我々消費者にはうれしい限りあのだが・・・)

 今回の値下げ競争の口火を切った「吉野家」なのだが、4月になって期間限定とはいえ110円もの大幅に価格を引き下げたのは、牛丼におけるライバル2社の値下げ攻勢に苦戦しているためだそうなのだ。ライバルの牛丼屋の「すき家」と「松屋」は、昨年12月に、並盛の通常価格をそれぞれ280円と320円に値下げしたそうなのだが、(私は牛丼といったら「吉野屋」一本で、他の牛丼は食べないこともあって、「吉野家」以外のチェーン店の値段など興味がないのだ・・・)しかし、吉野家は「高価な米国産牛を100%使っている」ため追随しなかったそうなのだ。その結果無残な結果となってしまい、3月の既存店客数が前年比の2割以上減と顧客離れが加速したそうなのだ。(ここでも商売は厳しいのだ・・・)

 その「吉野家」では今月に、他業態の不振もあって今年2月期の連結業績予想を下方修正したそうで、それによると89億円の最終赤字を見込むそうなのだ。そのうえ業績悪化の責任を明確にするため、社長らの役員報酬を減額したそうで、その反転攻勢のために今回の期間限定値下げをしたのだが、「吉野家」の値下げキャンペーン発表後すぐに、「すき家」と「松屋」が「吉野家」より安くする期間限定販売を発表してしまい、「吉野家」の最安期間は2日間だけになってしまったそうなのだ。牛丼チェーンはスーパーの格安弁当などの新たなライバルも出現しており、生き残り競争が激しくなっているそうで、「吉野家」を始め牛丼業界の値下げキャンペーン終了後の反動など、懸念材料には事欠かない状態になっているそうなのだ。

 今回の牛丼業界の値下げについて経済評論家は、「並盛りの期間限定サービスは、話題になることで客足が一時戻る効果もあるが限定的で、これ以上値段を下げても仕方なく、持ち味のスピードや味で勝負するしかないのではないか」と指摘しているそうなのだが、我々庶民にとっては安いにこしたことがないのだ。昨日の新聞にも載っていたが、米国が牛肉の輸入について圧力を強めており、狂牛病の問題はあるが安い牛肉が手に入るようになったら、「吉野家」も値下げ競争に勝てるかもしれないと思っているのだ。もっとも、米国産牛肉が毎頭検査も無しに輸入されるようになったら、私は米国産の牛肉を原材料にしているところには食べに行かないだろう。(製品の表示も良く見て商品を選ぶようにするだろう・・・)





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最終更新日  2010年04月10日 07時38分49秒
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