仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

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2010年07月08日
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 昨年は新型インフルエンザで右往左往したのだが、今年の病気といったら「口蹄疫」ということになるだろう。その宮崎県の口蹄疫問題も終結に向かっているようで、発生農場を中心とした家畜の移動・搬出制限を一部解除したそうだ。これは家畜の安全確認検査で異常が見られなかったためなのだが、今後も順調に進めば今月の27日にも県内全域の移動制限を解除する見通しだそうなのだ。このことで宮崎県内に残る家畜の移動制限区域は、問題が勃発した川南町などのワクチン接種エリアと、今月4日に再発生が確認された宮崎市を残すのみになったそうなのだ。宮崎県はこれからの異常がなければ、ワクチン接種エリアは今月の16日に、宮崎市は27日に制限を解除する方針で、これで口蹄疫問題も解決になる見通しなのだ。

 この問題では感染拡大を防ぐための殺処分を前提としたワクチン接種に同意しない畜産業者をめぐり、国と県の見解の相違が表面化してきたそうで、口蹄疫のワクチン接種を拒否したため、飼育する種牛6頭を殺処分するよう宮崎県から勧告されている同県高鍋町の農家の男性が、弁護士とともに県庁で記者会見し勧告撤回を求める訴訟の提起を検討していることを明らかにしたそうなのだが、私に言わせると「いまさら何を言っているのだ」と思っているのだ。その弁護士によると「農林水産省に対する不服審査請求も検討している」というのだが、この畜産業者は県内の民間では唯一種牛を飼育しているそうなのだが、宮崎県側は勧告で殺処分の期限を今月の6日に設定していたが、いまだに処分をしていないそうなのだ。

 このわがままで自分勝手な農家側は、宮崎県のこれからの対応を見極めた上で、提訴を最終的に判断するそうなのだが、そう言われたとたんに東国原英夫宮崎県知事は、この口蹄疫二巻制夷しているかもしれない種牛を延命の方向で検討することを表明したそうなのだ。一方、農林水産省は当然ながら殺処分が必要との立場を崩さず、「例外は許されない」と殺処分を主張しており、、山田正彦農水相も「宮崎県は国家的な封じ込めに対する危機意識が足りないのでは」と述べているのだ。私もこの意見に大賛成で、ここまで口蹄疫問題が大きくなったのは、その原因は宮崎県の対応のまずさでと思っているのだ。宮崎県自体も「種牛だけは宮崎の畜産の再生に必要」として、例外規定を作っていること自体おかしいと持っているのだ。

 東国原英夫宮崎県知事は、県内では民間で唯一種牛を飼育しワクチン接種に同意していない農場への対応をめぐり「種牛は畜産の宝で残したいが、ほかの農家との平等性の問題もある。国や県、その他の農家が納得できる解決策を模索している」と述べたそうだが、期限の日に宮崎県が強制的な殺処分に踏み切る可能性は否定しているのだ。このようなことをしている間に再度口蹄疫に感染している家畜が見つかったらどうするつもりなのだろう。その責任は個人が負ってくれるのだろうか。いったいこの口蹄疫問題でどれくらい我々の税金が使われているのかわかっているのだろうか。家畜の処分にかかった費用は仕方ないとしても、それ以外に我々が行っている消毒作業の費用なども、宮崎県が出してくれるというのだろうか。 





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最終更新日  2010年07月08日 02時18分32秒
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