まずは「おみくじは、参拝の前とあと、どちらに引くべきなのか」なのだが、お寺に参拝する時には「出鐘は打つべきでない」として、梵鐘は参拝前に打つと教えられているのだが、おみくじは「まずは神様や仏様等にあいさつをして、参拝してから引きましょう」とある神社の神主さんがHPに書いてあった。その神主さんの話では「おみくじは単に吉凶判断を目的として引くのではなく、その内容を神様や仏様の声として捉えて、生活に生かしていくのが大切です」と、おみくじをよく読み解くことの重要性を書いてあったのだ。それによると「おみくじは、神さまや仏さまから、あなたへくださったお言葉やアドバイスです。悪いものは神社や仏閣に置いて帰った方が良い」とされているのだが、「家に持って帰って何度も読み返し、自分自身の行動に照らし合わせてみる」のがオススメだそうなのだ。(私の家族がひいたおみくじでは、今年は「吉」と「末吉」だったのだが、二人とも神社の木におみくじを結んで帰ってきたのだ...)
そのおみくじだが「『凶』をひいた場合には再度引いてもいいのか」というと、そのHPには「再度引く場合は、日を改めて参拝してからにしましょう」と書いてあったのだ。おみくじを読んだあとは境内の木の枝等に結ぶのだが、どうしても納得いかない場合には、後日改めて引くのがよいようなのだ。だいたいおみくじの運勢というのは一般に「大吉」や「吉」など6種類あるというが、それぞれの割合については「答えられません」とのことだが、おみくじの運勢の割合は明らかにしないものの「凶もしっかりと入れているそうなのだ。「凶」が出てもがっかりしないで、書かれている内容に注意して日々を過ごして」と言われており、私も昔ある神社でおみくじについて聞いたことがあるのだが、その神社のおみくじは「大吉・中吉・吉・凶」の4種類が用意されており、その神社もそれぞれの割合については「公表することはできない」と言われたのだ。
大体の神社ではおみくじの運勢の割合は明らかにしていないそうなのだが、「田舎の神社では『凶を引いた』という話はあまり聞いたことがありませんね」と意味深な言葉を残していたのだ。反対に吉凶の割合を公表しているところもあるのだが、東京都で全国的にも有名な「浅草寺」は「吉と凶の割合が大体7対3くらいになっている」と明かしているそうなのだ。おみくじについて色々調べてみると「『凶』がうれしいおみくじもある」そうで、横浜市にある師岡熊野神社では「凶」が出た場合、「何にでもご利益があるお守りを付けているのですよ」と紹介されていたのだ。この神社では「凶」を引いた参拝者になんと「縁起直し」のお守りが授与されるのだ。諸願成就のこのお守りは人気があり、わざわざ「凶」を引き当てるために訪れる人もいるそうなのだ。いずれにせよ「吉や凶に一喜一憂しないことが大事」という姿勢は共通しているようなのだ。お
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