仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

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2011年01月14日
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我々の死活問題にもなる業者選定の格付けなのだが、国土交通省は来年度から、企業の等級ごとに受注できる工事を区分けする発注標準を見直すことを発表しているのだ。例えば一般土木では、現行のC等級とD等級を統合することを検討しているそうで、昨年末に行なわれた「国土交通省直轄事業における公共事業の品質確保の促進
に関する懇談会」の企業評価検討部会で提示したそうなのだ。この会議の中で国交省によれば、一般土木とアスファルト舗装や鋼橋上部の三つの工種で、等級ごとに登録企業1社当たりの受注件数に差があることが分かったそうなのだが、そのようなことなど本来なら当たり前のことなのだ。


そこで、一般土木は、必要に応じてD等級をC等級に統合することを検討するそうで、同じようにアスファルト舗装と鋼橋上部でも等級を見直すとともに、従来は「維持修繕」に分類してきた補修工事を、やっと我々が言っているようにそれぞれの工種に含めることも検討を始めたそうなのだ。さらに、上位等級への段階的昇級制度
の導入も検討するそうなのだが、現在、上位等級に上がれるのに、受注機会が減ることを懸念して昇級を望まない企業が多いのだ。どうしても地域要件等が厳しくなることや、大型工事はどうしても工事数が少なくなることもあって、格付けが上がるにしたがって技術者の数は多いのに工事件数が少なくなるという逆転現象が起こっ
ているのだ。


そこで、第1段階として国土交通省は上位等級の工事の入札に参加できる「繰り上がり」を実施しているのだが、その間に上位等級で通用する体制を整えてから、第2段階として昇級するようにするそうなのだ。繰り上がりはこれまでC等級からB等級に対してだけだったが、全ての等級に拡大するそうなのだ。それと、建設会社が入
札手続中に合併などをした場合でも、合併後の会社が当該入札に引き続き参加できるように手続きの見直しをおこなったそうなのだ。これも国土交通省じたいが業者の合併を推奨していたのだから、当たり前といえば当たり前の見直しだろう。(今まで何をしていたのだ...)


このことは昨年の6月に開催された「中央公共工事契約制度運用連絡協議会」の総会で報告したそうなのだが、昨年度から各地方整備局に事務連絡として通知しており、4月から直轄工事で運用しているそうなのだ。私の事務所も6年前に合併しているのだが、私自身が在職していた前の事務所は、松山支局に統合されたのだが、そ
のときに私は松山に異動にならず、今の事務所に配属になったのだ。そのときはなんとかそれまでの実績を考慮してくれて、指名や入札参加条件も残って入札に参加は出来たのだが、そうならないケースも多くこのことが建設業者の合併が少なかった理由の一つだったのだ。









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最終更新日  2011年01月14日 12時18分12秒
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