仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

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2014年03月04日
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 この事故でJR東日本は事故現場で京浜東北線を終日運休して、横転した車両を大型クローラークレーンなどで撤去する作業が進められたそうなのだ。警察や国土交通省運輸安全委員会が事故原因を調べたのだが、この類のミスは予測できなかった深刻な事故よりある意味とても怖いのだ。JR川崎駅構内で起こった京浜東北線の脱線事故では、工事用車両のオペレーターが作業時間を誤認して線路に入ったとする報道に対して、オペレーターが所属する専門工事会社はウェブサイト上に反論を掲載したというのだ。それによると鉄道工事において工事用車両のオペレーターが、線路に入ってよいかどうかを単独で判断して入線することはあり得ないとしているのだ。


 この事故を報道した一部のマスコミは、鉄道工事での杭打ち工事などを専門としている会社の工事用車両のオペレーターが神奈川県警の聴取に「時間を間違えた」とか「入る線路を間違えた」などとしているのだ。これに対して鉄道工事での杭打ち工事などを専門としている会社は工事用車両が重機安全指揮者である警備会社の指示を受けて入線することになっており、事故当日もこの手続きを踏んだことは「複数人の証言」によって明らかだと反論し、事実と異なり誤解を招くと批判したというのだ。下請け作業員である工事用車両のオペレーターが重機安全指揮者であるガードマン等の指示を受けずに、単独で工事用車両を事故現場へ入線させることは不可能だというのだ。
本来なら最後の電車が通過した後に線路に置かれるべき工事用車両だし、またそれを置いた後は電車が入れないように赤いランプまでつくはずだったというのだ。工事用車両のオペレーターがガードマン等の指示を受けて線路に入ったことは複数人の証言で明らかだとし、そのうえで事故に対する遺憾の意を表明して社内の安全衛生教育を一層強化して事故の再発防止に努めるというのだ。今回の列車事故では「なんでそんな基本的なミスを」という恐怖は、それが回送電車だったことです死亡事故等にならずに済んだのだが、そういう事故が起きないように現場管理者および工事管理者のマニュアルは出来上がっているはずだし、今回の事故で国土交通省は安全対策をさらに強化するのだろう。


 私は事故を起こした同じ建設業の技術屋だが道路工事が専門で、鉄道工事には従事したことはないのだが、今回の事故を見てどれほど準備しても「なんでこんなことが」レベルのミスは、その想像を絶する幼稚さや初級さに基本さゆえに絶対になくならないし、防ぐのは難しいのではないかと思ってしまうのだ。今の建設業の体制では誰も「脳を働かせていない」というのが私の考えなので、日常を見渡すと「なんでこんなことが」というレベルのミスのオンパレードとなってしまっているのだ。この「見ているのに見えていない」とか「聞いているのに聞こえていない」といった群が机の上で作られた鉄壁マニュアルを、「換骨奪胎」というよりも「乱離骨灰」してしまうのだがないかと思ってしまうのだ。















--- On Tue, 2014/3/4, > wrote:













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最終更新日  2014年03月04日 10時56分33秒
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