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January 23, 2009
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カテゴリ: 胡蝶蘭
ナオリンさん 昨年(2008年)戴いた 胡蝶蘭・ピカソにステムと新根が出た事を 10日前に報告致しました が,その後まったく根が伸びる気配がありません.



現在(2009/01/23)


10日前(2009/01/13)


気温が低すぎるor過湿になっている(乾燥気味にした方が根の発達が促進される)のかな?
しかしどっちにしても対処できないのですよねぇ~.
保温&加温を今年は実施できませんし( 先日のブログ記事参照 ),ステムの事を考えるとあまり乾燥気味に扱うわけにもいきません.
水分不足になるとステムの伸びに悪影響が出るらしいのです.

胡蝶蘭は雨季と乾季がある熱帯雨林気候帯に自生しており,乾季は成長を止め,葉に蓄えられたエネルギーで厳しい時期を乗り切ります.

従ってステムが伸びる適温で管理していても,水分不足だと株が乾季だと判断し,ステムの伸びが鈍るのです.

とりあえず低温管理ながらステムはゆっくりと伸びておりますので,現時点では根の成長よりもステムの成長に力点を置いた管理をしていきたいと思います.

現在(2009/01/23)


10日前(2009/01/13)


ただ根腐れだけはさせないように気をつけないと….
低温の過湿は最も根腐れしやすい条件ですからねぇ~.
他の株ですが, 昨年の植え替えでミズゴケを高密度で詰めすぎた ために,夏場であるにも拘らず, 見事に根腐れさせちゃいました .

素焼き鉢を用いた場合、ミズゴケを高密度み充填した方が内部の水分が均一になり,管理しやすいのは確かです.
しかしミズゴケは他の植え込み資材に比べて給水させた時に気層が少なくなる特徴があります(吸水して膨張する為).
従って高密度充填を行うと,鉢内部の気層が更に少なくなり,根腐れの可能性を高めてしまうのです.
実際,ミズゴケを固く詰めた場合は


   a. 潅水量多い(鉢底から水が出る) → 酸欠・根腐れ
   b. 潅水量少ない(鉢底から水が出ない) → 塩類集積・根傷み

 2.潅水頻度少ない(ミズゴケが完全に乾いてから潅水)
   a. 潅水量多い → 生育良好
   b. 潅水量少ない → 水欠乏・生育不良・塩類集積



逆にミズゴケを柔らかく詰めた場合は

 1.潅水頻度多い
   a. 潅水量多い → 生育良好・肥料溶脱
   b. 潅水量少ない → 生育良好

 2.潅水頻度少ない
   a. 潅水量多い → 水欠乏・生育不良・肥料溶脱
   b. 潅水量少ない → 水欠乏・生育不良・塩類集積

となるそうです.

以上の相関は 『ファレノプシス 栽培と生産』 に記載されております.


『ファレノプシス 栽培と生産』

従って次回の植え替え(2010年5月を予定)は根腐れ防止を第一に考えて,ミズゴケを柔らかく詰めたいと思います.
私は胡蝶蘭用に3.5号の鉢を使っているのですが,どの程度のミズゴケを用いれば気相を適切に保てるのか良くわかりません.
しかし上記の本によると『0.5L容器に9g程度のミズゴケ量が適量っぽい(吸水後の気層が50%程度になる:これはバークやココナッツチップを用いた時と同等)』&『3号鉢及び4号鉢の容量はそれぞれ0.3L及び0.6L(鉢上部を1cmウォータースペースとして空けた場合)』との事ですので,1鉢あたり8~10gのミズゴケを使ってみたいと思います.

尚,手元にSSサイズのバークチップ(松の樹皮製)があるので(『 そのきや 』のアウトレット品を購入:不定期に販売している. 割高だが粒の揃った製品 は常時(?)取り扱いあり)それを植え込み資材として用いれば手っ取り早いのですが(バークはめいいっぱい詰めても軽く詰めても気層率は余り変化しない=根腐れしにくい),買い込んでしまったミズゴケが大量にあるので使わざるを得ないのです.


マルチング材(バークタイプ)インドアグリーン向け1リットル入り ニュージランド産水苔 500g

あぁ,ミズゴケって他に何か使い道がありませんかねぇ~.
来春(2010年の5月)にエビネのバルブ(芋)吹かしに使う予定ですが,それ以外は思い浮かばなくって….


…………と余計な話を長々書いてしまいましたが(w),本当に書きたかった事は別にあります.
それはタイトルにあるようにアマビリスの事.
アマビリスの成長が止まったと 10日前に報告していました が,新葉が2枚も出てきたのです!

側面から


子株1号側から


孫株(手前)側から


って,この写真じゃさっぱり判りませんね.w
成長点を拡大すると….

子株1号


孫株


なんと子株1号(写真だと確認できないかなw)だけでなく, 昨年(2008年) の10月 には成長を止めていた孫株にまでも新葉が出てきたのです.
完全に成長を諦めていた (=バルブとしてのみしか機能しないだろうと考えていた)だけに嬉しい誤算です.
まぁ~『孫株』が復活したのではなく,『孫株』の頂芽部分から新たな株(『孫株2号?』)が出たのかもしれませんけど( 良く似た経験あり ).

まぁ~真相がどうであれ,目出度い事に変わりありません.
来年はアマビリスにもステムが出てきてくれるように,シッカリ育てていきたいと思いま~す.






胡蝶蘭のその後の様子はこちら





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Last updated  February 4, 2009 05:05:47 AM コメント(4) | コメントを書く


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