のぽねこミステリ館

のぽねこミステリ館

PR

×

Profile

のぽねこ

のぽねこ

Calendar

2007.09.20
XML
切り裂きジャック・百年の孤独

~集英社文庫、1991年~

 1888年、英国を震撼させた切り裂きジャック事件。そして、1988年のベルリンで、切り裂きジャック事件とそっくりの事件が起こる―二つの事件が同時に解かれる、長編ミステリです。それでは、内容紹介と感想を。

 1988年9月24日。西ベルリンの、クロイツベルクと呼ばれる貧民街で、3人の娼婦が一夜に殺されるという事件が起こった。被害者は、みな英国系で、40代の女性だった。恐ろしいことに、被害者たちは頸動脈を一気に切られた上に、腹部を切断され、内蔵をひきずりだされていた。翌日の夜、大雨という悪条件にもかかわらず、さらに二人の娼婦が殺害された上に、婦人警官も被害にあった。
 現場付近に残された、「ユダヤ人は、みだりに非難を受ける筋合いはない」という奇妙な落書き。それは、100年前のロンドンで起きた、切り裂きジャック事件の際に残された落書きと、同じ文言だった。
 切り裂きジャックは、5人の娼婦を殺害したきり、犯罪を繰り返すことはなかった。ベルリンでの事件の犯人も、5人の娼婦を殺したきり、事件を起こすことはなかった。
 犯人逮捕に苦心する警察に、100年の時をこえて起こった酷似した事件を解決できると、名乗り出す自称研究者が現れる。

ーーー

 1988年ベルリンでの事件と、1888年ロンドンでの事件が交互に語られます。切り裂きジャック事件は有名ですが、私はあまり詳しくないので、1888年ロンドンについての章は勉強になりました。警視総監もかなりいっぱいいっぱいですね。

 では、ちょっと反転させて、少し書いておきます。<反転><ここまで>

 ところで、解説を書かれている深町眞理子さんが、島田さんの作品を "夢のあるミステリー"と名付けているとのことですが、なるほど、と頷いてしまいました。素敵なネーミングですね。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.12.12 09:27:47
コメント(5) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

Keyword Search

▼キーワード検索

Comments

のぽねこ @ Re:銀色夏生『流星の人』(05/16) スパイシーチューリップさんへ コメント…
スパイシーチューリップ @ Re:銀色夏生『流星の人』(05/16) 流行りましたね!キラキラ系、あまり知ら…
のぽねこ @ シモンさんへ コメントありがとうございます。 なにぶん…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: