のぽねこミステリ館

のぽねこミステリ館

PR

×

Profile

のぽねこ

のぽねこ

Calendar

2009.05.07
XML


~幻冬舎、2002年~

 浦賀さんの、ノンシリーズの長編です。
 それでは、簡単に内容紹介と感想を。

ーーー
 真美は、別れた恋人、石井健吾のもとを1年ぶりに訪れた。共通の友人から預かった本を健吾に渡すために。ところが彼は不在だった。隣人に聞いてみると、彼は旅行に出かけたらしいという。そして、つい数日前に、真美と同じように彼の行方を聞いてきた女性がいるとも教えてくれた。
 必死に健吾の行方を捜す中で、その女性の方からコンタクトがあった。健吾と付き合っているというその女性―黒木妙子は、黒木の前の恋人がストーカーのような行為を繰り返していることから、健吾がなんらかの事件に巻き込まれているのではないか、という。
   *
 真美には、幼い頃に亡くなった双子の妹がいた。階段から落ちるという事故の後、妹は妙な発作を起こすようになった。また、頭の中に多くの「友達」がいて、彼らとお話をするのだ、とも真美に話していた。

ーーー

 物語の序盤では、本書の方向性がなかなか見えてきません。失踪した石井健吾さんは、本当に事件に巻き込まれているのか。彼は無事なのか、というのが一つのテーマではあります。同時に、真美さんが健吾さんと別れたという理由も明かされませんし、亡くなった妹についての回想もしばしばあり、次第にそれらが明かされていくのだろうな、と予感しながら読み進めます。
 中盤で真美さんが生まれ育った街に戻るあたりから、一気に物語に勢いがつきます。真美さんが起こすいくつも積極的な行動に、どきどきしながら読みました。
 面白かったです。

(2009/05/02読了)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009.05.07 06:28:52
コメントを書く
[本の感想(あ行の作家)] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

Keyword Search

▼キーワード検索

Comments

のぽねこ @ Re:銀色夏生『流星の人』(05/16) スパイシーチューリップさんへ コメント…
スパイシーチューリップ @ Re:銀色夏生『流星の人』(05/16) 流行りましたね!キラキラ系、あまり知ら…
のぽねこ @ シモンさんへ コメントありがとうございます。 なにぶん…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: