のぽねこミステリ館

のぽねこミステリ館

PR

×

Profile

のぽねこ

のぽねこ

Calendar

2009.05.08
XML


~徳間ノベルス、2002年~

 浦賀和宏さんの、ノンシリーズの長編です。
 前回紹介した『ファントムの夜明け』同様、特殊能力をもつ人物が物語の鍵を握ることになります。
 それでは、内容紹介と感想を。

ーーー
 婚約者の里美が、事故で死んだ。人気漫画家の陣内は、恋人の唐突な死にショックを受けて、自作の中の人気キャラクタ、ハルシオンを唐突に殺してしまう。その号を読んだ読者からは膨大な数の批判、誹謗、中傷が送られてきたが、その中に、異彩を放つ手紙があった。そこには、まるで、里美の死を予告するような文章が書かれていた。
 陣内は手紙を送ってきた神崎という女性に興味をもち、彼女と接触を試みる。神崎は陣内の漫画のファンだという、いたって普通の女性だった。ただ、50歳近いということで、彼の漫画ファンの中でも最年長クラスとは思われたが…。神崎は、過去にいくつもの死を予知してきたという。
 半信半疑の陣内に対して、神崎はさらにいくつかの死を予知する。

ーーー

 これは面白かったです。恋人の死に、なかば自暴自棄になった漫画家が、自分の死を予告されてから、必死に自分の運命を変えようとする物語。いくつもの驚きも味わいました。
 内容紹介には書きませんでしたが、本作のメインの部分では、陣内さん中心の場面と、ハルシオンの死で陣内さんを恨むことになった三崎さん中心の場面の、二つの場面が交互に語られます。三崎さんがなんとなく、八木剛士さんを思わせるキャラクターで面白かったです。
 読了後、時間をおいてみて、ちょっと「おや?」と思うこともありましたが、そこはそれ。それに、あまり書いてしまうと興ざめになりますし、このくらいで。
 読了後、「これは面白い!」と思った感覚を大事にしたいです。

(2009/05/02読了)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009.05.08 06:31:23
コメント(2) | コメントを書く
[本の感想(あ行の作家)] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

Keyword Search

▼キーワード検索

Comments

のぽねこ @ Re:銀色夏生『流星の人』(05/16) スパイシーチューリップさんへ コメント…
スパイシーチューリップ @ Re:銀色夏生『流星の人』(05/16) 流行りましたね!キラキラ系、あまり知ら…
のぽねこ @ シモンさんへ コメントありがとうございます。 なにぶん…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: