のぽねこミステリ館

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2009.06.18
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~講談社、2002年~

 舞城王太郎さんの第一短編集です。
 まずはそれぞれの簡単な内容紹介を書いた上で、全体的な感想を書きたいと思います。

ーーー
「熊の場所」 同級生のまー君の鞄からのぞいた猫のしっぽ。僕はその日、学校が終わるとすぐに走って帰宅したが、父親が語ってくれた熊の場所についての話を思い出す。問題から逃げていては解決しない。僕はすぐにまー君のもとを訪れる。そしてそれから、まー君は、僕にとってとても大切な人になっていく。

「バット男」 バットを持って通行人たちを威嚇しながら、実は決して誰にもそのバットを振るうことのないバット男は、逆に高校生たちからいじめられる対象となっていた。ある日、バット男が死んだというニュースが広がっていく。彼とは関係がないと思っていた僕だが、友人の彼女が、バット男と寝たことがあり、しかも友人もその彼女もいろいろと僕に相談にくることから、妙な因縁を持つことになる。

「ピコーン!」 恋人が奇妙なかっこうで死んでいた。私は彼を支えながら大検の勉強をし、そして彼も仕事にも続けて行くようになり、正義の心も身につけ始めていた矢先のことだった。私は犯人を見つけ出すために考え、そして現場を訪れる。
ーーー


 今回印象的だったのは、「バット男」です。特に、神について語った部分が素敵でした。
「ピコーン!」は、いちばんミステリっぽいですが、狭義のミステリというジャンルにとらわれない作品ですね。途中、村上春樹さんの『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』に言及があります。まさに本作で紹介されている部分について、ある方からお話を聞いていたので、余計に『世界の終りと…』が気になってきました。ある方も、最初しばらくはなかなか読めないと言っていましたっけ…。
 表題作「熊の場所」は、全く内容を覚えていなかったこともありますが、まずその展開にわくわくしながら読みました。

(2009/06/14読了)





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Last updated  2009.06.18 06:45:52
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